第13章 風間大輔大勝利、希望の未来へレディー・(ピー)
第七十五話 新たな生活に向けて
「天気も良いし、初登校は最高のスタートだな〜」
「あ〜、兄貴達とはここでお別れか〜、俺も早く高校行きたいよ」
「まあ小次郎もあと2年の辛抱さ、それより来年永遠の面倒お願いするよ」
「そうそう小次郎兄来年は永遠が中学生なんだからね!」
ブラザーズと共に新学期の登校中いかがお過ごしでしょうか、大輔です
今日は高校生活初日、お日柄も良く最高の1日と行きたいとこですね、小次郎達と別れ学校への通り道少し先には健太と早苗の姿が
「「おはよう〜!」」
「「おはよう!」」
「いや〜岡崎夫妻は今日もお仲がよろしい様で?」
「まだ夫妻じゃないわよ!」
早苗に突っ込まれるが、まだ! じゃないのね
隣で内容に気づいた誠司も隠れて爆笑してる
「あ〜、それよりまた同じクラスになれると良いね〜」
「そうだな〜、それが一番いいな」
のんびりと考えながら新学期に向け思いを馳せます
「ほらあそこ、クラス分け書かれてる」
死ぬほど退屈だった校長の挨拶も終わり、クラス分けの確認へ
「お、全員Aクラスじゃんか」
「あ本当だ」 「「よかった!」」
全員が今年も同じクラスで皆が喜んでいる
「よし、全員同じクラスのお祝いだ、今から授業サボって寿司に行こう」
「「新学期そうそう授業サボるな!」」
岡崎夫妻にW突っ込みを受ける
「え〜、僕は寿司でも良かったのに〜」
「誠司君が悪の道に? 大輔のせいだからね!」
ワイワイガヤガヤしつつも本日の授業を受けるのであった
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「本日のベスト4は!」
ジャカジャカジャカジャカーードン
「アンダードッグ 逆境 です」
わ〜、マジで由佳さん達、ザ・ベストワンに出たよ、すげ〜わ
「やった〜」「すご〜い」「うぉーー!」
ブラザーズも大喜びです、アンダードッグはグランドキングになった後作ったPVが認められて見事メジャーデビューを果たし人気も鰻登り、本日とうとうTVデビューとなりました
皆堂々と……いや昴さんはガチガチだな、大丈夫かよ?
心配を他所にいつもの掛け声で落ち着きを取り戻したのかその後完璧なライブを披露したアンダードッグの面々、これは人気が出そうだな〜、とりあえずおめでとうアンダードッグ
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「マイクロンソフト社とネクスト社は以上の内容を持ちまして業務提携させて頂きます」
カメラのフラッシュが焚かれる中、本日は日本国内のメディアに向けたプレリリースを行いました
なんと、ビルも来日して美和子さんと握手をおこないながらの発表となっております、これは凄いインパクトですよ
翌日以降ネクストの株価はグングンと上昇し、MS社の株価も発表された内容を好感され上昇、まさにwinーwinって感じです
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「このままいけば東証一部上場も夢じゃないですよ!」
本日はネクストにお邪魔しております、副代表の美香子さんが美和子さん以上に盛り上がってます、周りの初期メンバー達も大喜びですね
「あら、東証一部上場は通過点よ、今後はバブルの波に呑まれない様に注意しながら会社の拡大を目指すわ」
皆で夢を語りながら盛り上がっております、正直今後ネクストが破綻する様な状況にはならないでしょう、この時代に来た意味があったかな〜、俺が遠い目をしながら考えてると
「大輔君、惚けてる場合じゃないわよ、今後も大輔君には力を貸して貰うんだから、ちゃんとついて来なさい」
俺がふと終わった気分で気が抜けたのを見た美和子さんはそれに気付いたのか発破をかけて来ました
「勿論だよ、目指すは日本有数の大企業だ、老後のスローライフの為にもここで稼がないと、世の中銭ぞ、銭が無いのは首がないのと同じじゃ!」
俺の決め台詞に皆が笑い出します、そうそう未来のスローライフの為にも頑張らなくちゃね!
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これまで閲覧して来た皆様本当にありがとうございました
本作はこれにて第一部完とさせて頂きます
初投稿で拙い部分も多々あったと思いますが、皆さんの応援のお陰でなんとかここまで漕ぎ着けられました
今後少しお時間を頂かせていただきますが、第二部を含め新作等も書いていこうかなと思っておりますのでよろしければまた拙作をご覧頂けたら幸いです
ここまで有り難うございました
……あ〜終わったと言いましたが、第二部のダイジェストや間話等を少し投稿しますのでよろしければ
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