間話七 僕らの◯日間戦争
さて夏休みも最終週となり、今日は子供組全員引き連れて映画を見にきました
タイトルは「僕等の7日間戦争」です
映画の内容は、管理教育に抑圧された中学生が、学校教師や大人に戦いを挑む、一言で言えばそんな作品です
正直未来の価値観で見れば、粗が目立つし荒唐無稽だし原作の内容も全然描けてないって感じで散々な感じですが、あの当時この映画を観て身が震える様な感動したのは事実だったので、ぜひ皆んなで見て貰いたかった訳です
「大輔がアニメじゃなくて邦画って珍しいね?」
「私はTVでCM見てちょっと気になってたかな」
健太と早苗は結構興味ありって感じですね
「あ〜あ、家でゲームやってたかったよ」
「もう、小次郎兄せっかく映画皆で見にきたのに」
「僕は原作読んでたから楽しみにしてたんだ!」
ブラザーズの3人組も1人を除いて楽しそう、小次郎は後で説教してやる
ビーーッ! さあ映画が始まるぞ!
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
学校の余りにも過剰な校則のシーンで
「駄目、こんな校則耐えられないわ」
と早苗が憤慨したり
教師に反発し11人の生徒の立て籠り戦いを決意するシーンではあれだけ興味無さそうだった小次郎が
「そうこなくっちゃ!」
と目をキラキラしてのめり込んでたり
教師と戦うシーンでは全員が中学生組を応援して、最後の花火のシーンでは皆で感動して泣いたりと
全員が満足した様で良かった、俺も久々に見たがやっぱり感動したよ
「いや〜面白かったね〜、僕もあそこに混じりたかったくらいだ」
「私もあんな校則厳しかったら反発したと思うわ」
「兄貴、連れてきてくれて有難う、めっちゃ感動したわ」
小次郎はまだ若干目がウルウルしてるよ
「うーん、でも原作に比べると説得力に欠けると言うか〜」
「え〜、誠司兄さんも小次郎兄と同じ所でリアクションしてたわよ?」
「?! 永遠、し〜〜!」
ははは、なんだかんだ皆楽しんでくれた様だ、連れて来て良かったな〜
「さあ皆帰るとするか」
「あら同時上映があるわよ、見ていかないの?」
そうかこの頃同時上映とかあったな、何か知らないが見ていくかな?
その後、同時上映だった『華のアスカ組!』にどハマりした女子2人が思いっきり感化され、やさぐれた状態から戻すのに大変時間がかかりました。トホホ
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