第5話 デジタルとアナログ
管理人が来たところで、まず、管理人も一瞬その状況を見てビックリしていた。被害者がうつ伏せになって倒れていて、その背中には、鋭利なナイフが突き刺さっている。まるでドラマや映画のシーンよりもリアルな状況に、すっかり飲み込まれている様子の管理人であった。
警察の方も、管理人が落ち着くのを待って、質問した。まず一番の問題は、
「被害者の身元」
ではないだろうか?
「この人に見覚えはありますか?」
と聞かれて、管理人は、男の顔を覗き込んだが、さすがに断末魔の表情を、そんなにまじまじと見るほど気持ちの悪いものはなかった。
「いいえ、分かりませんね」
というと、刑事が、
「じゃあ、住人の方ではないということでしょうか?」
と聞かれたので、
「いいえ、ハッキリと分かりません。管理をしているといっても、毎日住人と顔を合わせているわけではないですし、ここの管理は基本的に、管理人が常駐しているわけでもありません。もし常駐しているとしても、マンション内の人を皆覚えているわけでもないし、家族がおられる方は、どこの人かということも分かりません。カギを部屋から開けてしまえば、配達の人、あるいは、お友達がこられたとしても、我々には区別がつきませんからね。特に最近は、このパンデミックのせいで、宅配は増えるし、逆に、住民が出かけていくということも減りましたので、それこそ、誰が誰か分からない状態だといってもいいでしょう」
と、管理人が言った。
「なるほど」
と刑事がいうと、
「そうですよ。最近では、個人情報の保護であったり、ストーカー防止の観点から、あまり管理人と言っても、それぞれの家庭に踏み込むなんてことできませんからね。分かるわけもないというのが、実情ですね」
と管理人は言った。
「そうですよね」
といって刑事が少し落胆していると、
「ただ、私は、その人を見たという記憶はありませんね。そういえば、あそこにいるのは新聞屋さんじゃないですか?」
といって、第一発見者を見ると、新聞屋が、もう一人の刑事の質問に答えていた。
こちらから見ると、正直、配達員は戸惑っているようだった。刑事の質問がマシンガンのようで、それに対応することができないということであろうか?
刑事の方は、
「取り調べのプロ」
であり、特に初動捜査というと、まだ何も分かっていないということから、聴く内容というのは、
「ほぼ同じだ」
といってもいいだろう。
そういう意味で、聴かれている方は、慣れていないだけに、戸惑うのも当然だ。
しかも、一生に一度出会うかどうか分からない死体を見たのだから、そのショックは計り知れないものがあるに違いない。
配達員はそれでも、下を向きながら、何かを思い出しているようだった。彼は彼なりに、警察の質問に、真剣に答えようとしているということであろう。
「どうすればいいというのか?」
と頭を掻いているのは、尋問している刑事の方だった。
どうやら、期待しているような答えを得ることができないようだった。
だが、こちらも、向こうを気にしている場合ではない。管理人が、あてにならないとすれば、後は、近所の聞き込みになるのか、それとも、マンション内の住人の聞き込みになるのか。
管理人だって、さすがに殺人事件の捜査であるから、住人に、
「余計なことは聞かないで」
とは言えないだろう。
「人が殺されているんだ」
といえば、たいていの人は神妙になるだろうが、だからと言って、期待できる答えが返ってくるという保証はまったくない。
管理人の話があてにならない。そして第一発見者も、実際には、エントランスの中に入ったわけではない。表から見て、殺されているのが分かったことと、静寂の中での緊張感が、密室となっている場所で、呼吸困難な状態となり、大人でありながらも、恐ろしさに身体が震えたということであろう。
ただ、重要な資料として防犯カメラが貸与されたことは有難いことであり、さっそく署に戻ってその解析を急ぐことと、現地での、聞き込みを行うための捜査員が数名残ることになるのだった。
ただ、一つ分かっていることとして、
「新聞配達の人が遺体を発見したのだから、それも壁を隔てたところから、垣間見るようにして発見できたのだから、マンションの住人がオートロックを使って、エントランスからエレベータに向かったとすれば、遺体が嫌でも見つかるはずである」
ということが分かる。
しかし、第一発見者は新聞配達員であり、それまでに誰も通報してくる人はいなかった。
もし、誰かが遺体を発見していて、それでも警察に通報しなかったのだということであれば、考えられることとすれば、
「本来の第一発見者とすれば、そこにあった死体が誰であるかを少なくとも知っていたのではないか?」
ということが考えられる。
しかも、その結びつきは、尋常なものでなく、
「警察が捜査すれば、簡単に被害者との接点が分かることで、偶然とはいえ、第一発見者ということになれば、容疑者の一人として、かなりの追及になるのではないか?」
と考えられるであろう。
だが、
「警察の捜査で、すぐに分かってしまうのだから、却って、発見しておきながら、それを無視したという方が、怪しまれるだろう」
ということを失念していたとも考えられる。
「死体を発見して、戸惑ってしまったというのもあるのだろうが、その時、防犯カメラというものの存在にピンとこなかったのだとすれば、ある程度の年齢のいった人か、逆に若すぎるくらいの、あまり機転の利かない年齢の人間なのかも知れない」
ということも言えるだろう。
刑事はそのあたりを考えていると、
「もし、そういうことがあったとすれば、本来の第一発見者は、今何を考えているだろう?」
という思いであった。
もちろん、何も考えていない可能性もある、あの場で警察を呼ばなかったことで、少なくとも、今は蚊帳の外である。ただ、自分に関係のある人が殺されていたのであれば、
「いずれは警察が自分をマークすることになるだろう」
と考えるのは必至であり、後はその人が、どれほどしらを切れるような性格なのかどうかということである。
どちらにしても、そういう状況が存在したのだとすれば、できるかどうか分からないが、第一発見者になり損ねた男は、必死になって、しらを切ろうとするに違いない。
ただ、今のところ、まだ早朝のことなので、たたき起こすような真似ができるはずもない。
そのうちに通勤のために、エントランスに降りてくる人もいるだろうから、まずは、それからのことである。
時計を見ると、まだ、5時すぎくらいであった。
第一発見者が、このあたりの配達時間は、大体、いつも、3時半くらいだという。発見して警察に通報し、警察がやってきて、現場検証、簡単な聞き込み、そして管理人が駆けつけてきてから、防犯カメラの映像を拝借するまでの間が、約2時間弱だったということになるのだろう。
「まあ、妥当な時間か」
ということを、そこに残った刑事は感じた。
どちらにしても、捜査とすれば、7時をすぎないとできないことは分かっているので、とりあえず、待つしかなかった。
この場所で、もし、じっと冷静に見ていた人がいるとすると、死体発見からここまでの時間が慌ただしく過ぎたことで、ここからまた静寂の2時間を過ごすと思うと、また、呼吸困難になりそうな時間を過ごさないといけないということになるのだろう。
そんなことを考えていると、刑事は少しこの時間を持て余しそうで、少し気持ち悪かった。
遺体はすでに、警察車両が運び出し、園と安推は、仕切り線の、紐が掛けられ、遺体があった付近は立ち入り禁止ということになった。
出口は一か所しかなく、しかもオートロックになっているので。遺体があった一部しか立ち入り禁止にできないことから、初動捜査による鑑識の捜査は、重要だった。
エントランスの立ち入り禁止にできない部分を、再度調査はできないということだからである。
しかし、そういう捜査は、今までになかったわけではない。過去にも何度かあり、そのノウハウが残っていることから、今回も鑑識はてきぱきと行われた。
時間帯が早朝だったというのも、幸いなことで、もし、これが他の特に朝夕の出入りが頻繁な時であれば、大変なことだったのかも知れない。
もっとも、昼間であれば、野次馬が多かったともいえることであり、逆に、捜査は淡々と行えたので、こちらもスムーズだったのかも知れない。
問題は、朝の通勤時間帯で、住民の目が捜査員に集中することで、あまりいい気分はしなかったのではないだろうか。
警察の捜査というのが、どれほどのものなのかというのは、住民には分からない。今回は、鑑識による初動捜査は、早朝の誰のいない時間帯だったので、野次馬すらおらず、静寂の中、時を刻む時計の音だけが響いているような気がした。
とはいえ、最近ではめっきり見ることのなくなった。アナログ時計。
「長針と短針があって、さらに秒針がある時計など、見かけなくなった」
と言える。
特に、ケイタイが普及してからこっち、腕時計もしている人はそんなにいないではないか。
なぜなら、
「ケイタイやスマホで時間は確認できる」
というものだ。
デジタル表示されているのが標準の時計だが、いつ頃から、デジタル時計で時間を容易に判断できるようになったというのだろう。
アナログのように、長針と短針の角度と、さらには、長さのバランスを見ただけで、大体の時間が分かったものだ。
しかし、デジタル時計は、言い方は悪いが、
「単に、数字の羅列ではないか?」
ということである。
並んでいる数字が、時刻を表しているということであれば、その数字というのは、慣れなければ分かるものではない。
「では、逆に、アナログ時計をあまり見たことがない」
という、ケイタイからスマホに流れる人たち、ちょうど今の二十代くらいであろうか?
携帯電話というものが、
「一人一台」
というくらいまでに普及したのは、二十一世紀になってすぐくらいのことであろう。
それを考えると、時期的には、ちょうど今から二十年前ということになる。今の29歳の人が20年前というと、小学生だった頃ということになるだろう。
それを思うと、
「それ以降の人は、時計を身につける習慣がなくなっていった世代ではないか?」
と言えるだろう。
昔であれば、家族が中学に進学した時のお祝いの代表的なものとして最初に思い浮かぶものとしては、
「腕時計」
「万年筆」
ということになるであろうか?
しかし、万年筆というものも、今の時代に使うことはない。ボールペンやシャーペンは使うこともあるだろうが、ほとんどは、パソコンや、スマホのメモ機能くらいであろうか。それを考えると、
「時代の移り変わりというものは、激しいものなのかも知れないな」
と言えるであろう。
ただ、腕時計をしなくなったのは、ある意味寂しいような気がする。夏などは、
「左腕に腕時計のところだけ、日焼けの痕がない」
というような光景が見られないのは、少し寂しい気がする。
きっと最初の頃は、腕が寂しいのか、それとも軽さからか、
「あっ、どこかに腕時計を忘れてきたのでは?」
と、腕時計をしなくなった意識に慣れていないことで、ドキッとしてしまったことは、誰にでもあることであろう。
そんなことを考えていると、配達員は、急にそれまで聞こえなかった音を感じた。
最初その音が何であるか分からなかったが、明らかに懐かしい音であった。
しかも、決まったような感覚で聞こえるその音は、
「静寂の中にこそ、ふさわしい」
と感じさせるような音だったのだ。
「カチッカチッ」
正確に時を刻んでいるその音は、まさに、アナログ時計の、しかも、秒針が奏でる音ではないか?
最近の、スマホや街で見かける時計でも、分を表すところまでは見えていたとしても、秒を表すところがあまり、ハッキリとは見えていない。
この件に関していえば、これはあくまでの勝手な思い込みなのかも知れないが、
「デジタル化のための弊害なのではないか?」
と感じるのであった。
というのは、これは、時計自体の問題ではなく、別のデジタル化というのが、問題だったのではないかと思える。
というのが、映像に関するものであり、今では、
「地上デジタル」
いわゆる
「地デジ」
であったり、
「衛星デジタル」
と呼ばれるものに、すべてが変わったが、今でも、アナログで放送されているものもないわけではない。ただ、デジタルにすべては移行するまでは、当然のことながら、デジタル放送を見ている人、さらに、アナルぐ放送を見ている人と、バラバラだった。
「自宅では、アナルぐだけど、会社のテレビはデジタルになっている」
というところは、逆のパターンだってあるだろう。
会社のテレビは、ずっとアナログで、デジタル放送になった時点で、もうテレビが映らなくなった。
「しょうがない」
ということなのか、
「これを機会に、もう会社でテレビを映す必要はないだろう」
ということになったのだ。
もう、スマホも一般に普及しだしていたので、
「テレビで見る必要もない」
ということだったのだろう。
この時の、デジタル画像と従来のアナログ画像とで、大きな、致命的な違いがあったのだった。
というのも、デジタル画像と、アナログ画像が同じ番組で、若干の時差があったのだ。
数秒のタイムラグであったが、その違いが、影響するのが、
「時報」
だったのだ。
つまりは、時報をアナログで合わせた場合と、デジタルで合わせた場合では、数秒違うのだ。
そうなると、たとえば、
「最初にデジタルで合わせておいて、今度は、ずれていないかをアナログで合わせようとした時、数秒の違いが生じることになる」
というのだ。
せっかくの時報が、
「本当はどっちなのだ?」
ということになる。
いずれは、デジタルが主流になり、アナログは、それまでの、
「猶予期間」
ということなので、当然アナログは、
「間違った時報」
ということになるのだが、結果、すべてがデジタルに移行するまでが、混乱を余儀なくされるということになる。
それを考えると、
「どうすればいいのか?」
ということになるのだが、考えられることとすれば、
「では、もう秒針の感覚をやめてしまえばいい」
という意見が出てきたとしても、無理もないことだ。
「確かに数年で混乱は収まるが、考えてみれば、そんな秒刻みなのが必要なのか? ともいえるんですよね。スマホにもガラケーにも、標準で時計やアラームと同じように、ストップウォッチという機能もついているわけですよ。時報で時刻を合わせるのだって、時報がきた時点で合わせればいいだけなので、問題は慣れではないかと思います」
という人が出てきて不思議はない。
あの時の混乱であれば、どちらに合わせて時計をつくっても、混乱を逃れることはできない。
「だったら、いっそなくしてしまった方が」
というのは、当たり前のことであった。
だから、最近の時計には、秒針がない。
ただ、アナログ時計では、秒針がある時計が多い。昔のテレビなどでは、0時の時報など、アナログ時計の画像が出てきて、残り3秒くらいの時点から、
「ピッピッ」
と言い出し、すべての針が重なった瞬間が、
「ピーン」
という音がなって、ナレーションで、
「午前0時をお知らせいたします」
というのが、当たり前の光景であった。
今の子供は、
「アナログ時計を見たことがない」
というだけではなく、
「時計というものが、秒刻みだ」
ということすら知らない世代なのではないかと思うと、いくら、
「時代の流れだ」
ということであっても、寂しさを拭いえないといってもいいだろう。
そんなことを考えていると、時を刻む。しかも、アナログ時計の音など、普段は聞いたことがないはずなのに、さらに、
「懐かしい」
と感じながら、まったく違和感がなかったおだ。
なぜなら、秒針の音がしてくるのを、しばらく気づかなかったということであろう。最初からその音がしていたということでなければ、辻褄が合わないからである。
先ほど、あれだけ静寂で、
「ちょっとした音でも、まわりに、ガンガン響きそうな気がする」
と感じていたことが、恐怖でしかなかったはずなのに、それを思い出すと、最初に感じた静寂の恐怖が、よみがえってくるかのように感じるのだった。
ただ、耳を澄ませば聞こえてくるのに、刑事も鑑識の人も気づく様子はない。
そんな状態を、
「刑事さんに話した方がいいのだろうか?」
とも少し考えたが、やめておいた。
ただでさえ、第一発見者ということで、どんな目で見られているのか分かったものではない状態の中で、わざわざ疑惑を与えるようなことを言えば、捜査のミスリードになってしまうし、やつらのことだから、
「この第一発見者、怪しいぞ」
と思わせるような、墓穴を掘ることは、しない方がいいに違いない。
この音だって、
「気づかない方が悪いんだ」
ということになる。
ただ、それにしても十人近い警察関係者がいるのに、誰も気づかないというのか、管理人さんにしたって、気付いている様子もない。ということになると、
「俺しか聞こえないということになるのか?」
と考えさせられてしまい、
「もう余計なことはしない方がいい」
と思えたのだった。
ただ刑事も、被害者の腕を見た時、ずっとその場所を見ていたので、何か手首のあたりに違和感でもあったのだろう。
それを、配達員の男に、気付かせたのは、何か他にも、秒針の音以外にもあったのではないだろうか?
そんな時計の音を、他の人たちは誰も気づいていない。
「いや、気付いているが、誰も口に出さないだけだろうか?」
とも感じた。
「本当のところを確認したいにも関わらず、確認できないような気がする」
と感じるのは、そういう気の遣い方をしている人がいるのだとすると、
「その思いを自分から壊す気にはなれない」
と感じるからなのではないだろうか?
そんなことを考えると、聴くに聴けなくなってしまうのだった。
だが、考えていくうちに、次第に、時計の秒針の音が大きくなってくるようだった。ただ、そのくせ、音が大きくなるとそれまで気づかなかったことに気づくような気がして、
「音の間隔が、微妙に狂っているように感じる」
と思うのであった。
当然、等間隔なのが当たり前であり、そもそも、
「等間隔だ」
と思ったからこそ、
「時計の秒針だ」
と思えたのだ。
それなのに、そもそもの間隔に狂いが生じてきたというのであれば、感覚自体が狂ってきているといっても過言ではないといえるだろう。
そう思うと、この間隔の違いを、単に、
「音が気になってくるようになったから」
ということで片付けてもいいのかを感じるのだった。
しかし、どこかで妥協であったり、納得するだけの発想が生まれてこなければ、解決したことにならない。
この場合の解決というのは、
「自己納得」
であり、ある意味、この自己納得というものが一番難しいのではないかとも思うのだった。
他人が納得してくれたとしても、自分が納得できないということは意外と多いような気がする。
他人は、言い方は悪いが、
「他人事」
なのである。
つまり、納得できようができまいが、どっちでもいいのだ。しかし、納得した様子を見せると相手も安心してくれて、話が先に進んでいく。もし、相手が納得してくれていなければ。先に進んだとしても、それは、ただの惰性で進んだだけだと言われるもしょうがないことなのかも知れない。
そういう意味で、
「自分が納得しなければ、最終的な納得ではない」
と、いえるのではないだろうか?
ということは、今回の時計の音でも、
「今はその理屈に納得できないから、こだわっている」
ということになるのだろう。
ただ、ひょっとすると、このことが事件に重大な秘密となるかも知れないっと思うのだが、自分はあくまでも、ただの第一発見者でしかないわけで、ここで、それを追求する必要はない。
下手に追求しすぎて、変に疑われるのも、理不尽なのは間違いはない。
それを思うと、
「俺は、一体、どうすればいいのだ?」
と、思った。
ただ、このムラムラ感は、どうしてもいかんともしがたく、放っておくのも嫌な気がするのだった。
そんなことを考えていると、
「どうしたんだい? 何か気になることでもあるのか?」
と、刑事から聞かれた。
どうやら、何度か呼ばれたのに、上の空で聞こえていなかったということが気になったようで、
「ここまで思われているのであれば、時計の音のことを言っておいた方がいいのではないだろうか?」
と感じたのだった。
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