第7話治らない
長谷川は、トイレに走った。
便座に座り、大量出産した。
15分座ると竹内の座るとテーブルに戻った。
「ハァハァ、た、竹内。やっぱり治ってないや。……アタタタ、とば口だ!とば口〜」
と言って、長谷川はまたトイレに走った。
竹内は、心配そうにしていた。
「ハァハァ、もう、全部だしきった。チャーハン食って帰ろう」
「はい」
2人はしめのチャーハンを食べた。
帰りに道、2人は並んで歩いた。
「ねぇ〜、竹内。こんな下痢男でいいの?」
「はい」
長谷川は竹内に左手を出した。びっくりした、竹内はその左手を右手で握った。
2人は手を繋いで一緒にあるいた。
過敏性腸症候群はすぐには治らない。
その後、2人は1年半付き合い、結婚した。
長谷川は過敏性腸症候群を治療しながら、今も働いている。竹内は寿退職で、日頃、旦那の為に腸に優しい料理を作るようになった。
過敏性腸症候群の皆さん、私と一緒に、病気と闘いましょう。
終
トイレに行きたい! 羽弦トリス @September-0919
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