2023/12/14 れいちゃんとハンターハンター
伊織「弟に借りたハンターハンターってマンガ読んでるけど、すっごく面白いんだよ! 知ってる?」
スズ「? 狩人のマンガなの?」
麗子「伊織さんはだれ推しですかっ!?」
伊織「わっ、おっきい声! びっくりした…」
麗子「すみません、興奮してしまって…。私、ハンタ好きで…」
伊織「好きなキャラだっけ? キルアくんが好きかな。ゴンくんとの友情がすっごくいいよね!」
麗子「わかります!! いいですよね、ゴンキル!」
伊織「麗ちゃんはゴンくんとキルアくんが好きなの?」
麗子「というかゴンキルですね! キルゴンは解釈ちがいなので無理です」
伊織(ゴンくんとキルアくんの組み合わせが好きってことかな?)
伊織「そっか〜! キルアくんはクールでカッコいいけど、ゴンくんはまっすぐでキラキラしててその2人のコンビがいいよね」
麗子「はい。ゴンはとってもかわいいんですけど、キルアを攻めるときの容赦ないSっ気も魅力的で…!」
伊織(? そんなシーンあったっけ?)
るい「はあ…。おまえら子供だねえ。クラピカがいちばんいいに決まってんだろ」
伊織「えっ、先輩も読んでるの? ちょっと意外カモ…。マンガとか読むんだ?」
るい「ネカフェとかでな。ジャンプのマンガはそこそこ読んでるよ」
伊織「そうなんだ…!」
麗子「るいさん、幽白では蔵馬が好きそうですね…」
るい「おまえ、鋭いな…」
麗子(美形が好きなんですね…)
スズ「…」
伊織「あっごめん、スズちゃん! 置いてけぼりにしちゃって……。つまんなかったよね」
スズ「いいのよ。そんなに面白いなら、私も今度読んでみるわね」
麗子「あっ! それなら私、全巻お貸ししますよ!」
スズ「ありがとう」
後日--
スズ「ハンターハンター読んだわ」
伊織「読んだんだ! スズちゃんは誰推しー?」
スズ「……レオリオね。仲間想いで、情に熱くてとてもいい人だと思う」
るい「ええーっ! おっさんじゃん!! スズっておじ専!? 趣味わるいよ〜!」
スズ「……」
るい「いたっ! スズ、無言でつねらないで……!」
おしまい
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