第5話「命を習う」

時曰く、死を宿す

人曰く、生を宿す

この双方に命は成り立ち

死の一手まで、人は人であり続けている。


願わくば世界、

不死となりたいが

人の手には限界がある

その限界は、一概には超えれず

また、考えたところで、興にも満たない


しかして、生の本堂を忘れ

命を乱雑と扱う者も多々あり

死ぬんだと、命を浪費する者も多々ある


この命の役目が

人間の成長を促せないと分かれば

我々人類は滅ぶだろう


それが命の掟

命の存在価値


例え神さえも

傲慢であれば

絶滅する

我らは時空という世界の血筋を辿る

挑戦者であり


その本意が欠ければ

命を操作され、いち早く仕組まれた事故にあうだろう


恨まれず、憎まず、愛される

それが生存競争を生きる術であり

道徳を欠いた人間性など、愚にもつかない粗悪品だ


習い、親しみ、繋げる

そのルーツに習い、常に学び、解釈をし、受け止める

その汗水こそ、命の成長


ならば良いか

道理を出ず、時に未来を魅せ、

規定を超えた愛を示せ

それぞ、我らが人類の存続に繋がるだろう。


健闘を祈る。

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