第6話「問え人類」

生き死に繰り返す

我らが人間

この混迷に人は不死を要求したが

神は至って死こそ万全の策と決め込んでいる


つまりは神の策に我らが人類は支配されている

では人は何を従えているか

そうして人を神と見てる生物を探した


だが


どうやら生態系の頂上に我らが人類は居ると

大々的に答弁されている

そうなれば、神とは生態系ではないとなる

では神の存在とは何か

一概に答えは一致しなかった


人は信じるという知恵がある

その知恵に類似したのが神であり

神とは、唯一、童話に出来ず

現実に潜む存在だと大々的に信じてられたものだ


ならば死を行使するのは

死を信じた人間の考えで在り

生きて居ないと信じた、断定だ

現実に潜む、そうした言葉や現象

それに疑問なく生きる人びと

神には半信半疑になっても

より日常にあるものにもその目が無ければ

我らが人類は、いつまでも、常識に支配されるだろう


だから今一度問う、

人だ神だ、ではない

常識をどこまで信じ込むつもりだ


それだけが世界の全てではない

全てを今一度、問いただせ。

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