テイマー転生 ー俺がテイムした女児たちがなぜか世界を滅ぼそうとする件について

閑章Ⅰ

041 セイメイ／アレクサンドラ／クリスタルの第一部のリザルト

　ＴＩＰＳ：精神ステータス

　魔法防御や一部の状態異常耐性、ストレス耐性を上昇させ、また一部のスキルの使用時に参照されるステータス。

　精神ステータスを上昇させると、ストレス耐性が上昇するために、様々な事柄へ寛容になる。

　あるいは物事への許容量が増え、落ち着きがでるために大人っぽくなる、大人物っぽくなる、悟りを開いたっぽく見えるようになる。

　なおアレクサンドラやクリスタルは精神ステータスが高いものの、そのように振る舞うのは他人の前だけである。

　彼女たちはセイメイの前ではあまり精神ステータスを働かせるようなことはない。

　これはステータスのない素の反応でセイメイと接したいというものではなく……単純に精神ステータスをあまりにも効かせると感情の感度が鈍くなって――物事を許容するということは感情がフラットになって、喜怒哀楽の発露が少なくなる――人生が楽しめなくなるからである。

　またセイメイの前だとストレスが発生しにくいため、精神ステータスを効かせる必要がなくなる――彼のある種の鈍さにストレスを感じないわけではない――からでもある。

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　ステータス

　名前：セイメイ・ゴトウ

　年齢：９

　レベル：６０

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　◆ステータス（ポイント残：０　使用済み：４２３　初期：１０　獲得：４１３）

　力：１０　体：２０　器：１２　速：２０　命：１（＋１）　神：５（＋５）　＝７７

　知：４２（＋１０）　魔：４０（＋６９）　精：４０　感：２０　運：２０　魅：６０　＝３４６

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　◆魔法刻印【テイム】　深度【Ⅲ】

　　▽第一セットスキル：『隷属（テイム）』　テイム可能数【５】

　　　参照ステータス：【魔力】【魅力】　消費コスト：【魔力】

　　　・『隷属魔法』――対象を魔力で隷属させる。

　　　　　　テイム１：太陽の聖女アレクサンドラ『好感度【誓約】』『状態：親愛Ⅴ』

　　　　　　テイム２：血影の幼姫クリスタル・ブラッドプール『好感度【１００】』『状態：親愛Ⅳ』

　　　　　　テイム３：次元精霊シリウス『好感度【１００】』『状態：親愛Ⅳ』

　　　　　　テイム４：からくり車輪トロイ『好感度【１００】』『状態：親愛Ⅳ』

　　　　　　テイム５：スズメバチ２１号『好感度【１】』『状態：親愛Ⅰ』

　　▽第二セットスキル：『図書館（ライブラリー）』

　　　・『知力強化【Ⅲ】』――知力ステータスを中上昇させる。

　　　・『知識リンク』――『図書館』の知識を自身の他スキルとリンクする。

　　　参照ステータス：【知力】　消費コスト：【なし】

　　▽第三セットスキル：『次元魔法』

　　　・『魔力強化【Ⅲ】』――魔力ステータスを中上昇させる。

　　　・『次元感知』――次元の流れや歪みを感知可能。

　　　・『次元操作』――次元を操作可能。

　　　参照ステータス：【知力】【魔力】【感覚】　消費コスト：【魔力】

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　◆スキル構造：

　　▽『隷属（テイム）』

　　――スキル特性１『好感度設定』

　　・隷属対象に好感度数値を付与する。【好感度上限１００】

　　・一日に一度、対象の好感度を上昇させる。

　　――スキル特性２『感覚共有』

　　・隷属対象の五感を共有する。

　　・隷属対象が別種族の場合、人間向けに五感を調整する。

　　・好感度が低すぎる場合は（マイナス値など）対象から共有を拒否されることがある。

　　――スキル特性３『生命強化』

　　・隷属対象の最大ＨＰを＋１００％する。

　　・隷属対象の命ステータスに＋１する。

　　▽『図書館（ライブラリー）』

　　――スキル特性１『魔物知識』

　　・魔物（モンスター）に関する詳しい知識を得る。

　　――スキル特性２『魔法刻印知識』

　　・魔法刻印に関する詳しい知識を得る。

　　――スキル特性３『空白の本』

　　・魔法刻印内に絶対記録領域を作成し、記憶や経験の喪失を防ぐ。

　　・記憶から本を生成し、いつでも読み返すことができる。

　　▽『次元魔法』

　　――スキル特性１『時空錨（アンカー）』

　　・空間の座標を認識・固定・登録を可能とする。

　　・『次元魔法』を魔法刻印の機能や他スキルとリンクする。

　　――スキル特性２『共有インベントリ』

　　・隷属対象がアクセス可能な３０枠の枠数を持つ共有インベントリを次元魔法にて魔法刻印内部に生成する。

　　――スキル特性３『転移（ワープ）』

　　・座標から座標への転移を可能にする。

　　・転移の対象は問わない／精神抵抗判定で敗北すると転移は失敗する／魔力を大幅に消費することで判定を有利にできる。

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　◆称号（最大セット数５）

　『精霊の親愛』：精霊種から好かれるようになる。魔法耐性Ⅰを獲得。

　『空き缶拾いマスター』：レアドロップ率３％上昇

　『太陽の聖女の寵愛』：ステータス【神】に＋５　ステータスポイントに（現在レベル－１）×２のボーナスを得る。

　『血影の幼姫の寵愛』：ステータス【命】に＋１　ステータス【魔】に（現在レベル－１）のボーナスを得る。

　『サバイバー』：環境耐性Ⅰ　ストレス耐性Ⅰ

　――控え称号

　『孤児』：効果なし

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　◆備考

　・この情報を閲覧するには権限が必要です。貴方は権限を保持していません。

　『転生者Ⅰ』　Ⅰの特典は一つのみです。

　・特典『前世記憶の継承』

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　魔法刻印位置：右肩

　形状：ハート型の心臓を縛り付ける棘付きの首輪

　　　　心臓には蝙蝠の羽が生えている

　初期：棘付き首輪のみ

　追加装飾：ハート型心臓　――アレクサンドラ

　追加装飾：心臓から生える蝙蝠の羽　――クリスタル

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　・補足項目

　愛の証明では何も成長していない。

　魔法刻印のことは便利な道具程度に思っている。

　身体を動かして超人風に振る舞うのは好きだが、自分が戦ったりとかは全く考えていない。

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　ステータス

　テイム名：サーシャ

　　　名前：アレクサンドラ・ケテル・ヴァーチャー

　年齢：９

　レベル：６０

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　◆ステータス（ポイント残：０　使用済み：３０５　初期：１０　獲得：２９５）

　力：０（＋２０）*１．２　　体：２０（＋２０）*１．２　　器：０（＋２０）*１．２　＝２０

　速：４０（＋２０）*１．２　命：０（＋２）*１．２　　神：６０（＋２０）*１．２　＝１８０

　知：０（＋２０）*１．２　　魔：３０（＋２０）*１．２　　精：２０（＋２０）*１．２　＝６０

　感：２０（＋２０）*１．２　　運：５（＋２０）*１．２　　魅：２０（＋２０）*１．２　＝４５

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　◆魔法刻印【聖女】　深度【Ⅲ】

　　▽第一セットスキル：『太陽の聖女』

　　　・『身体強化【Ⅴ】』――全ステータスを特大上昇させる。

　　　・『全属性耐性【Ⅲ】』――全ての属性攻撃にⅢの耐性を持つ。

　　　・『全状態異常耐性【Ⅲ】』――全ての状態異常にⅢの耐性を持つ。

　　　・『虚偽感知』――嘘を匂いとして判別可能。どのような嘘かも過去を遡って判別可能。

　　　・『聖なる瞳』――視線をあわせることで発動する魔眼や邪眼などのスキル効果を無効化する。

　　　・『御簾覗く無礼者には誅罰を』――自身を鑑定したものに『神聖ステータス×２０』の絶対値ダメージを与える。

　　　参照ステータス：【魔力】【神聖】　消費コスト：【魔力】

　　▽第二セットスキル：『砂塵結界』

　　　・『砂の結界』――自身を中心として中規模の結界を展開する。

　　　　結界内のすべての敵味方に移動力にⅠの阻害と、神ステータス×０．５の炎属性ダメージを３秒に１回与える。

　　　・『太陽の守り』――『日輪』状態である場合、砂塵結界の影響を受けない。

　　　参照ステータス：【神聖】　消費コスト：【魔力】

　　▽第三セットスキル：『十字架』

　　　・『四聖十字』――『神ステータス×２』の光輝属性ダメージを与える十字架を【４】本生成する。

　　　・『浮遊ビット』――生成された十字架は『浮遊』『自動攻撃』『自動防御』の特性を持つ。

　　　参照ステータス：【神聖】　消費コスト：【魔力】

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　◆スキル構造：

　　▽『太陽の聖女』

　　――スキル特性１『日輪の加護』

　　・魔力を消費してパーティー全体にステータス強化『日輪』を付与する。

　　　ステータス強化『日輪』――【邪神特攻Ⅲ】【邪神耐性Ⅲ】【ＨＰ継続回復Ⅲ】

　　――スキル特性２『殺魔武死（さつまぶし）』

　　・『日輪』に『魔に属する者へのダメージを２倍する』効果を追加する。

　　・『日輪』に『魔に属する者からのダメージを半減する』効果を追加する。

　　――スキル特性３『錦の御旗』

　　・ステータス強化『日輪』の効果に【クリティカル無効】【即死無効】【ＭＰ継続回復Ⅲ】を追加する。

　　　▽『砂塵結界』

　　――スキル特性１『聖なる砂』

　　・炎属性ダメージを聖炎属性ダメージに変換し、『神ステータス×１．０』の光輝属性ダメージを追加する。

　　――スキル特性２『飢（かつ）え殺し』

　　・結界内にいる対象のＨＰとＭＰの回復を無効化する。

　　――スキル特性３『お天道様』

　　・結界内にいる対象の『隠密』『隠蔽』『潜行』『隠れる』などの隠密系スキルの効果を無効化する。

　　・結界内にいる対象の『遮蔽』『分身』『回避』『幽身』などの回避系スキルの効果を無効化する。

　　・結界内にいる対象が『魔族』『幽霊』『不死者』などの魔に連なる属性を持っている場合、『砂塵結界』のダメージが２倍になる。

　　　▽『十字架』

　　――スキル特性１『神聖力特大増幅』

　　・スキル使用時にスキル使用者の神聖ステータスを×【１．５】する。

　　――スキル特性２『ひだるがみ』

　　・『十字架』に『破壊不能』『空腹度上昇』『正気度削減』を付与する。

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　◆称号

　『孤児』：効果なし

　『空き缶拾いマスター』：レアドロップ率３％上昇

　『太陽の聖女』：太陽の属性を持つ聖女。種族【モンスター】【邪神】への与ダメージを上昇。

　『自主的な隷属』：自らの意思でテイムされている。

　『誓約』：エンゲージリングを渡された証明。

　――控え称号

　『嗚呼、救世主よ。人類の救い手よ』：人類絶滅級のレイドボスとの戦闘に勝利した証。

　　　　　　　ボス属性を持つ敵への与ダメージを中上昇し、被ダメージを中減少する。

　　　　　　　人の世を救う者よ。勝利を誇れ。

　『人の世を正す者』：人類絶滅級の力を持つ魔族を打倒した証。

　　　　　　　　　　　神聖ステータスが中上昇する。魔族への与ダメージが小上昇し、被ダメージが小減少する。

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　◆備考（マスクデータ）

　・この情報を閲覧するには権限が必要です。貴方は権限を保持していません。

　好感度付与とは別に設定された内部好感度です。

　セイメイ　３５００

　セイメイを除く全人類　－５５００

　・『虚偽感知』の効果でセイメイを除く全人類から汚臭を感じています。

　・可能ならばセイメイ以外の人類を滅ぼして汚臭の元を絶ちたいと思っています。

　・人類と敵対可能です。

　・教会の潜在的な敵です。

　・救い手の称号を嫌悪しています。

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　魔法刻印位置：背中

　形状：背中すべてを覆うほどの巨大な十字架　十字架の真下には潰された蝙蝠　十字架は指輪のついた銀の鎖に縛られている

　初期：巨大な十字架

　追加装飾：十字架を縛る銀の鎖、鎖の先端には指輪が結び付けられている　――セイメイへの心情

　追加装飾：十字架に押しつぶされる醜悪な蝙蝠　――クリスタルへの心情

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　・補足項目

　レベルを深度限界の６０まで上昇。本人としては魅力はあまり上げたくなかったが、クリスタルに負けてると困るので上昇させた。

　人類をいつでも絶滅させられるほどの大悪であるクリスタル・ブラッドプールとのデスバトルを経て、すべてのスキルで新特性を取得した。

　自らの意思でいつでもレイドボス化できる洗脳クリスタルを倒し、セイメイとの契約を解除させなかったことで救世主の称号を得ているが本人が救世主の称号を嫌悪しているために如何に有能な称号であってもセットする意思はない。

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　ステータス

　テイム名：クー

　　　名前：クリスタル・ブラッドプール

　年齢：９

　レベル：６０

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　◆ステータス（ポイント残：０　使用済み：３０５　初期１０　獲得２９５）

　力：０（＋２０）　体：３０（＋２０）　器：０（＋２０）　＝４０

　速：４０（＋２０）　命：０（＋２）　　神：０（＋２０）　＝６０

　知：２０（＋２０）　魔：６０（＋３０）　精：２５（＋３５）＝１７０

　感：１５（＋２０）　運：０（＋２０）　魅：２０（＋２０）　＝３５

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　◆魔法刻印【真祖吸血鬼】　深度【Ⅲ】

　　▽第一セットスキル：『真祖吸血鬼』

　　　・『身体強化【Ⅴ】』――全ステータスを特大上昇させる。

　　　・『吸血鬼の祖【Ⅴ】』――神聖特攻Ⅴと生命特攻Ⅴを持ち、日光や十字架などの一般的な吸血種の弱点を持たない。

　　　・『眷属生成【Ⅲ】』――取得スキルに合わせた眷属を生成可能。（上限１０）（個体ごと設定ステータス合計１００）

　　　・『邪眼【Ⅲ】』――視線を合わせた相手に複数の状態異常を与えることが可能（眩惑・発狂・魅了）。

　　　・『吸血鬼の変身』――霧、蝙蝠、狼などに変身可能。

　　　・『夜の血族【Ⅲ】』――太陽が隠れている間、ステータスが５０％上昇する。

　　　参照ステータス：【知力】【魔力】　消費コスト：【魔力】

　　▽第二セットスキル：『影魔法』

　　　・『魔力強化【Ⅲ】』――魔力ステータスを中上昇させる。

　　　・『影感知』――影を感知可能。

　　　・『影操作』――影の形状を操作可能。　　

　　　参照ステータス：【知力】【魔力】　消費コスト：【魔力】

　　▽第三セットスキル：『偏在』

　　　・『分割思考【Ⅰ】』――意識を【３】まで分割ができる。

　　　・『並列思考』――同時に複数のことを思考しても脳に負荷がかからない。

　　　・『精神強化【Ⅳ】』――精神ステータスを大上昇させる。

　　　参照ステータス：【知力】【精神】　消費コスト：【体力】【魔力】

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　◆スキル構造：

　　▽『真祖吸血鬼』

　　――スキル特性１『吸血魔法』

　　・耐久を無視して『魔ステータス×１』の魔法属性のダメージを与える。

　　※例：牙による吸血時に相手の装甲である体力ステータスを無効化する。魔法属性ダメージには相手の精神ステータス対抗が行われる。

　　――スキル特性２『生命転換』

　　・吸血で与えたダメージを自身のＨＰに変換する。

　　――スキル特性３『スキルリンク』

　　・他のスキルにこのスキルの効果を付与する。

　　――スキル特性４『魔力転換』

　　・吸血で与えたダメージを自身のＭＰに変換する。

　　――スキル特性５『命の価値、価値ある命』

　　・吸血の威力計算に（『現在の命ステータスの数値』×１０％）を追加する。

　　・吸血で命ステータスを吸収する。（ただし最大値をオーバーするわけではない。器を溢れた命は零れ落ちる）

　　▽『影魔法』

　　――スキル特性１『影の矢』

　　・『魔ステータス×２』の威力を持つ闇属性の魔法の矢を『１本』生成し、射出する。

　　――スキル特性２『影潜り』

　　・影に潜ることができる。

　　――スキル特性３『影の物質化』

　　・影を物質化させることができる。

　　・『影の矢』の属性を【魔法】から【物理】に変更できる。

　　――スキル特性４『領域生成』

　　・影が消滅しない領域を作成できる。

　　――スキル特性５『残影』

　　・貴女は影である。誰も真実の貴女を捉えられない。

　　・領域生成時『鑑定不能』『絶対回避』『正体不明』を持つ。

　　※『正体不明』：この特性の持ち主を直視した相手はレベル対抗判定が発生する。相手への勝利時、この特性の持ち主の形状や種族などを相手は認識できなくなる。

　　▽『偏在』

　　――スキル特性１『貴方は私で私は貴方』

　　・本体の意識を維持したまま、生成した眷属、分身、増殖体などに意識を宿すことができる。

　　・スキル発動時【知】【体】【精】ステータスがそれぞれ２０以下の場合、スキルは発動せずに【気絶】する。

　　――スキル特性２『私は私でしかない』

　　・分割によって分かたれた意識すべてが本体となる。

　　・存在する意識すべてが滅ぼされない限り命ステータスの消費は行われない。

　　・偏在によって意識を移した対象のステータスを本体と同じものとする。

　　――スキル特性３『私は増える。だが私たちは、私であり、私は私でしかない』

　　・意識の分割数を【精神ステータス／２】追加する。

　　・『呪術』『魂への攻撃』『認識攻撃』などによる偏在すべてを対象とするスキルを無効化する。ただし、その際にダメージや効果が発生したならば、攻撃された偏在個体だけがそれを受ける。

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　◆称号

　『繋がれし者』：惰眠貪る凶獣を縛る安寧の鎖。貴女は自らテイムされている。貴女は自らテイムされている。貴女は自らテイムされている。され続けている。テイムされている貴女はレイドボスにはなれない。

　『ジャイアントキリング』：自身より圧倒的に格上の存在を打倒した証。自身よりレベルが高い相手へのダメージが２５％増加する。

　『疾風迅雷』：難易度の高い戦闘で一秒以内で勝利を収めた証。相手に与える最初のダメージを５０％増加する。

　『同族狩りⅡ』：同族を多く殺した証。自分と同じ種族へのダメージが５０％上昇する。

　『大量殺人Ⅱ』：人間を多く殺した証。罪の証明。種族人間へのダメージが５０％上昇する。

　――控え称号

　『貴種吸血鬼』：真祖吸血鬼の魔法刻印を獲得。

　『霊長捕食者』：貴女はいつでも世界のメインプレイヤーたる人類を滅ぼして良い。

　　　　　　　　　レイドボス時、全ステータスが５００％上昇、最大ＨＰＭＰ１０００％上昇。ボス属性を取得。

　　　　　　　　　あらゆる攻撃に種族人間に対する『即死』効果を付与する。

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　◆備考（マスクデータ）

　・この情報を閲覧するには権限が必要です。貴方は権限を保持していません。

　・肉体を構成する血液がセイメイのものだけに変わっています。

　・吸血回数、吸血量、吸血した血液の質、体内の血液量から内部好感度の増加が行われています。（好感度６５００）

　・セイメイのためならば肉親を含めた全人類を殺害できる程度の執着を抱いています。

　・同族を殺し、大量殺人を犯したことで真祖の価値（・・）を理解しました。

　・貴女は世界のメインプレイヤーたる人類よりも上位の頂点捕食者であることを自覚しています。

　・テイムの縛りが解ければ――貴女は本性を現し、人の世界を滅ぼす災厄（レイドボス）としていつでも顕現することが可能です。

　・おめでとうございます。この世界は、ただ貴女のために消費される血袋です。

　・獣は鎖に縛られた。

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　魔法刻印位置：背中

　形状――巨大な血の海に黒色の薔薇が咲いている。薔薇の茨には棘付きの首輪が絡みついており、首輪から流れる血が血の海に注がれている。

　初期：血の海に咲く巨大な薔薇

　追加装飾：薔薇の花弁が黒色　――影魔法の取得　自身への劣等感

　追加装飾：茨が棘付き首輪に絡みつく　首輪からは血が滴っており、血の海に注がれている　――セイメイのテイム

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　・補足項目

　レベルを深度限界の６０まで上昇。ステータスはアレクサンドラとのデスバトルを経て、必要だと思ったものを上昇させた。

　聖女であるアレクサンドラ・ケテル・ヴァーチャーとのデスバトルを経て、すべてのスキルで新特性を取得している。

　本気でテイムに抵抗すればテイムを解除できるし、そうすればいつでもレイドボス化できるものの、今のところ人類を滅ぼすことには全く興味を持っていない。だからテイムを受け入れている。

　『繋がれし者』の称号は嬉々としてセットした。