019 嫉妬


 TIPS:物理状態異常

 燃焼、凍結などの物質的なものに加え、毒、麻痺、睡眠や暗闇などの肉体に関係する状態異常。

 体ステータスを上げることで耐性を得たり、状態異常で発生するダメージを減少させたり、自然治癒を高めることができる。

 また、混乱や気絶などの状態異常は肉体と精神の両方の属性を持つため、明確にどの状態異常が物理状態異常なのか、精神状態異常なのかといった判断は難しい。

 また、その状態異常に対する対抗ステータスもその状態異常の発生源から決定される。


                ◇◆◇◆◇


 山中、休憩所や作業場に使っている、いつもの開けた場所にて俺はレベル20になった次元精霊へのポイント振りを行っていた。

(ってもな。どうするべきか)

 魔法攻撃主体の精霊だから体、器は低くていい。力と運と魅はいらない。

 命はモンスターだとポイントを振れない項目――俺が振らないのではなく、振れない。存在しない項目――だから……んー、最優先は知と魔かな。

 知力が上がればこちらの指示を聞きやすくなるのに加えて、知力は次元魔法の依存ステータスだから攻撃の威力が上がるだろう。

 魔力が上げればMPの最大値が上昇するので、攻撃魔法の弾数上昇につながるし、精霊はMPが枯渇すると死ぬので死から遠ざけることができる。

(ただ、HPに直結する体ステータスを全く振らないわけにもいかないんだよな)

 MP枯渇で精霊は死ぬが、HPがなくなっても死ぬのである。

 精霊種はHPにマイナスの補正があるとはいえ、体に10ぐらいは振っておくべきだろうか?

(あー、こういうモンスターのために『チェンジライフ』とか『MPバリア』『MP転換』のスキルがあるのか)

 チェンジライフもMPバリアもMP転換もそれぞれ細かい作用は違うがMPをHPに転換するスキルだ。

 体上げるより魔を上げた方が結果的に強くなったり、弱いHPのままだと即死するような人間やモンスターに人気のスキルである。

 野生の精霊種の多くが第三スキル枠で取得できるようになると真っ先に取得するスキルだった。

 第三スキル枠を弱点を潰すために使うのか、それとも長所を強化するために使うのかの判断は難しいところでもある。

(他にも『物理吸収』なんてスキルをとるパターンもあるしな)

 精霊は最終的に精霊のスキルがⅤになると物理無効を覚えるが、物理吸収を持っていれば弱いHPを補って最終進化までたどり着くのも難しい話ではなくなる。

 物理吸収があれば、物理で殺せなくなるから魔法スキルを持たない物理型モンスターの領域で過ごす精霊種は進化もしやすいだろうと思う――のだが。

(ぶっちゃけスキル枠の無駄だよな)

 この世界、魔法スキル持ちがゴロゴロしてるから5つしかないスキル枠を物理吸収で埋めるのは無駄でしかないと個人的には思う。

 所詮は野生モンスターの浅知恵といったところだな。

(で、うちの精霊の第三スキル枠はMPバリアか、MPライフのどっちかかな)

 これが人間なら特性枠が5つもあるので面白い特性の多いMPバリアの方が便利なんだろうが、特性枠が2つしかないモンスターなら、効果が単純かつ強力なMPライフの方がいいだろう。

 とはいえ第三スキルを獲得して延命に成功したとしてもだ。

 攻撃魔法でMPライフを消費する以上、属性耐性か高い精ステータスがないと魔法一発で即死する危険性が高いだろう。

 まぁ俺の特性効果で命数が1は確保してあるので死亡はあまり気にしなくても良いだろうとは思うけど、死ねば死ぬだけ好感度が下がりそうなので注意はした方がいい。

 そんなことを考えつつも次元精霊のステータスを振っていく。


 ――――――――――◇◆◇――――――――――

 ◆ステータス(ポイント残:3 使用済み:160 初期:30 獲得7/1レベル:133)

 力:0 体:10 器:10 速:20 命:-(+1) 神:0 =40

 知:20 魔:40(+20) 精:20 感:20 運:0 魅:0 =120

 ――――――――――◇◆◇――――――――――


「こんなもんか」

 俺の指先に小動物のように体をこすりつけてくる次元精霊のポイント振りを終わらせた。

 野球ボールサイズの光球のような見た目をしているそいつを見ていればクーが隣に立っているのがわかる。

「セイメイ」

「んー、クーか」

 いつのまに移動したのか、俺は気づけなかった。

 魅了極振りというわけではないが、根本的に全ステータスがクーに対して劣っているため、彼女が本気で動くと俺には捕捉できないのだ。

「そいつ、どういうステータス割り振りにしたの?」

 クーの問いかけに地面に数値を書いて見せてやる。

「知と魔と感は次元魔法の依存ステータスだから上げた。精は魔法対策で、体は最低限のHP確保。器用は10程度はあった方が魔法の使い方に幅が出そうだからだな。速は単純に遅すぎるとあらゆる敵に先手を許すことになるから」

 『MPライフ』より『精神強化』とか『魔法防御』なんてスキルを取るべきかと考えたが、『貫通攻撃』なんてスキルもある以上、MPを上げて対処するしかないんだろうなとは思う。

 そんなことを考えて入れば、みしり、と俺が背を預けている木から音がした。

 見上げればクーの手のひらが木の幹に圧力をかけているようだった。素手で樹皮が破壊され、内部の組織がみちみちと破壊されている。

「レベル、本当に私より先に上げたんだ。うぅ……セイメイ……私の方が……私の方が」

 クー? と俺は問いかけなかった。

 私の方が役に立つ? 違う。

 私の方が強い? 違う。

「私の方が……なのよ?」

 その響きに籠もるものは、次元精霊への圧倒的な殺意と嫉妬。

 少女の姿をした吸血鬼おにの心に、俺はにへらと笑みを返した。


 ――失念・・していた。


 嫉妬。そうか。嫉妬をするのか。レベル上げ程度のことでさえも、俺が自分のレベルを上げるのを厭うていたからわからなかったが、そういう序列もあるのか。

「いや、すまん。クーが強すぎて、役にたちすぎて、レベル上げる必要があるとは思わなかった」

 本心・・である。

 極論、最上位魔法刻印の初期特性である『身体強化【Ⅴ】』を持つクーはそれだけで現時点の俺や次元精霊よりもずっと強いのだ。

 だから俺の言葉にきょとんとした顔を返しながらもクーは「そうなの? でも私のレベル、そいつより低いのよ?」と返してくる。

「でもクーの方が役に立ってるよ」

「う……ぁ……ね、ねぇセイメイ、ご褒美ちょうだいよ。私、ずっと頑張ってるのよ?」

 いつもより口調は幼く、それでも必死な声色で「私を認めて」と懇願するクー。

 子供らしい要求に俺は「わかった。わかったよ」と返した。


 ――実際のところ、クーのレベルを上げたいとは全く思わない。


 クーの制御が外れたときに俺が殺される危険性が高くなるからだ。

 護衛枠兼狩人として次元精霊を育てているが、魔法型の最高刻印持ちであるクーに対しては次元精霊も瞬殺されるしかない。

 壁にもならないのだ。

「セイメイ、私、そいつより上のレベルがいい」

 色のない瞳で次元精霊を指さしながら言うクーに「わかってるよ」と返す。

(しっかしなぁ、レベルでマウンティングが起こるのか)

 テイマーの多頭飼いってクソめんどくさいな。

 レベルに興味がなくて素直に甘えてくれたサーシャが懐かしくなってくる。

 黒髪紅瞳の美少女を見上げつつ、俺は思考を巡らせた。


 ――クーの扱いは難しい。


 人間よりも上位の種族である貴種吸血鬼であるからプライドが高いのは当たり前なんだが、同スキルを持っているモンスターをテイムすれば嫉妬で命数を枯渇させて完全に殺すし、レベルが自分より上のモンスターがいればそれよりレベルを上げろと言ってくる。

 褒めの回数も多く要求され(その分俺も仕事をさせているが)、報酬として血液も要求される。

 正直な所、好かれすぎてて身の危険を感じるし、テイム解放後の追跡を躱すためにもクーのレベルを上げたくない。

 クーのレベルが低ければ育てている次元精霊が護衛代わりになるかと思ったけれど、ちょっとでも他のテイム対象のレベルを上げた瞬間にこれでは、他のテイム対象をクーより強くするのは難しいだろう。

(そもそも複数匹育てても眷属生成持ちのクーには勝てる気がしないのがな)

 クーから発生する諸問題から解放されるためにも、また人倫や道徳の面からもテイムを解除したいところだった。

 とはいえメリットはあるのだ。

 クー自身は有能だ。特にダンジョン苔集めの手間やスキルや特性獲得用の各素材の確保もやってくれる点が助かっている。

 ただ、デメリットも大きいので、そんなに不安なら早く解放しろよという話でもあるんだが……サーシャの問題の他にもクーから確実に・・・逃げるために次元魔法の取得に次元鎌鼬の撃破が必要で、その前段階である次元精霊の育成でクーのレベル上げ問題が発生とかいうクソめんどくさい状況には閉口するしかない。

(それに、クーよりレベルを上げるのが問題になると、次元精霊のこれ以上の進化は難しいぞ)

 クーの魔法刻印の深度はⅡだ。レベル限界は40。こうなるとレベル40を要求される次元精霊の進化条件を満たし、次の精霊種に進化させてもそれ以上レベルを上げるのが難しくなる。

 レベル60のクーとか、どうやっても逃げ切れる気がしない。

 ただ、次元精霊の次の進化に必要なアイテムが奇しくも次元鎌鼬のドロップアイテムである魔石だったから、素材が手に入るまで次元精霊のレベル上げは中止してもいいんだが。

 期待して俺を見てくるクーの前にインベントリから皿を取り出し、その皿の上に魔石粒を山にしながら俺は息を吐く。

「そうだな。レベルは21でいいか?」

「40まで上げて。私が次元鎌鼬とかいうの殺してくるから」

 いや、やだよ。それを俺は口に出すことはしない。正直者が全てのことをなんでも正直に話すとは限らないからだ。

 しかし、クーのレベルを40まで上げる、か。

 もちろん、それが俺にとって一番楽で一番近道なのは知っている。クーは俺の最大戦力だからな。

 だが、これからを考えると絶対に嫌な提案である。従いたくない。

「……そもそもセイメイがそんなカスみたいなモンスターに頼る必要がわからないわ。私だけじゃダメなの? この私が貴方にここまでしてるのよ? 私がこんなに頑張って、貴方に尽くしてあげているのに、どうしてそんなの・・・・が必要なの?」

 クーより先に精霊のレベルを上げたことでクーの感情が爆発していた。

 クーのレベルを先にあげていたらこの反応はなかったんだろうか?

 ただ、次元精霊のレベルを上げた本命の理由は、クーがいなくてもなんとかなるようにするためだ。

 だがそれを正直に言ったときの反応が怖いため、本命の理由は話せない。

「どうしてって、テイムのランク上げたいからに決まってるだろ。俺の刻印が雑魚くてもいいのかよ」

 木に背中を預けたまま、サブの目的を正直に話す俺に、クーが俺を見下ろしながら「ふぅん」とつまらなそうな呟きを返す。次元精霊はクーが怖くて俺の服の中に潜り込んでふるふると震えている。次元魔法を鍛えれば次元に潜れるようになる特性がとれるからがんばろうな?

 俺がそんなことを考えている間にもクーは心を嫉妬に震わせているようで、俺を見ながら「私だけじゃダメなんだ」と返してくる。

「ああ、ダメだろ。何言ってるんだ?」

 クーだけではダメだろ。俺の隷属刻印を最大に活かせるわけでもないし。

 いや、わかるよ。クーは強いし、眷属も生成できる。

 だが今のクーのレベルを最大にしても荒野の最大難敵たる寄生モンスターであるアビステラーを殺せるようなものでもない。

 火力が全然足りないからだ。

 また、次元鎌鼬だって単体ならともかくあいつらは群れなので、レベルを上げたクーでも自爆特攻バンザイアタックをしないと次元属性魔石の入手は難しい。一匹を殺せても複数体だったら生き残りにボコられて死ぬからだ。

 クーのレベルを上げないのは理由があるし、命数があるから復活できるとは言っても、俺はクーを自爆特攻させてまで素材を回収したいわけではないのだ。

 友達だからな。友情は大事にしたい。

「いろいろと手数を増やして、やれることを増やしてるんだよ。モンスター育てるのもそれのうちだ」

 暗中模索してるうちになにかうまい感じに状況が良くなるだろうという楽観を込めて言う。

 なにしろ俺はまだ9歳の子供で、この世界のことは少ししか知らないのだから。

 まだまだ自分の状況が詰んでいるなんて考えには至らない。ヤケになってクーのレベルを上げたりはしない。

「ま、一番役に立ってくれてるクーをないがしろにして悪かったよ。今後はこういうことがないようにするから機嫌直してくれよ。な?」

 俺を見下ろしてくるクーの手を引いて、抱きしめてやれば、やわらかな感触とともにクーの「しょうがないわね」という言葉が返ってきた。


 ――――――――――◇◆◇――――――――――

 ステータス

 テイム名:クー

   名前:クリスタル・ブラッドプール

 年齢:9

 レベル:21

 ――――――――――◇◆◇――――――――――

 ◆ステータス(ポイント残:0 使用済み:110 初期10 獲得100)

 力:0(+20) 体:0(+20) 器:0(+20) =0

 速:20(+20) 命:0(+2)  神:0(+20) =20

 知:20(+20) 魔:40(+30) 精:0(+20)=80

 感:0(+20) 運:0(+20) 魅:10(+20) =10

 ――――――――――◇◆◇――――――――――

 ◆魔法刻印【真祖吸血鬼】 深度【Ⅱ】

  ▽第一セットスキル:『真祖吸血鬼』

   ・『身体強化【Ⅴ】』――全ステータスを特大上昇させる。

   ・『吸血鬼の祖【Ⅴ】』――神聖特攻Ⅴと生命特攻Ⅴを持ち、日光や十字架などの一般的な吸血種の弱点を持たない。

   ・『眷属生成【Ⅲ】』――取得スキルに合わせた眷属を生成可能。(上限10)(個体ごと設定ステータス合計100)

   ・『邪眼【Ⅲ】』――視線を合わせた相手に複数の状態異常を与えることが可能(眩惑・発狂・魅了)。

   ・『吸血鬼の変身』――霧、蝙蝠、狼などに変身可能。

   参照ステータス:【知力】【魔力】 消費コスト:【魔力】


  ▽第二セットスキル:『影魔法』

   ・『魔力強化【Ⅲ】』――魔力ステータスを中上昇させる。

   ・『影感知』――影を感知可能。

   ・『影操作』――影の形状を操作可能。  

   参照ステータス:【知力】【魔力】 消費コスト:【魔力】

 ――――――――――◇◆◇――――――――――

 ◆スキル構造:

  ▽『真祖吸血鬼』

  ――スキル特性1『吸血魔法』

  ・耐久を無視して魔法属性のダメージを与える。

  ――スキル特性2『生命転換』

  ・吸血で与えたダメージを自身のHPに変換する。


  ▽『影魔法』

  ――スキル特性1『影の矢』

  ・『魔ステータス×2』の威力を持つ闇属性の魔法の矢を『1本』生成し、射出する。

  ――スキル特性2『影潜り』

  ・影に潜ることができる。

  ――スキル特性3『影の物質化』

  ・影を物質化させることができる。

  ・『影の矢』の属性を【魔法】から【物理】に変更できる。

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 ◆称号

 『貴種吸血鬼』:真祖吸血鬼の魔法刻印を獲得。

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 ◆備考マスクデータ

 ・この情報を閲覧するには権限が必要です。貴方は権限を保持していません。


 ・肉体を構成する血液がセイメイのものだけに変わっています。

 ・吸血回数、吸血量、吸血した血液の質、体内の血液量から内部好感度の増加が行われています。(好感度4000)

 ・セイメイのためならば肉親を含めた全人類を殺害できる程度の執着を抱いています。


 ――――――――――◇◆◇――――――――――


 観念してレベルは21まで上げた。もうちょっとレベルは上げられるけれど、それはしない。

 魔石粒が足りないのもあるが、やはりクーをそこまで強くすると俺が制御できなくなる。

 なお納得させるのは簡単だった。

「クーのレベルを上げすぎるとテイムが維持できなくなるだろうな」

 この言葉で、クーは焦ったようにレベルは21まででいいと言ってきた。

 まぁ俺の場合、レベルも魅力も好感度も高いので、クーが本気マジ本気マジで隷属に抵抗しなければ隷属は破られないだろうが……。

 とはいえ嘘ではない。

 主従の間に圧倒的なレベル差があり、かつ好感度が低すぎる場合は相手側の精神抵抗でテイムを解除される場合もあるからだ。

 これは魔法刻印知識からの情報であるので確定情報である。

(契約が解除されるってのは心配はしてないけど……)

 なおクーはレベルアップで得たポイントで魅力の数値を少しだけ上げたようだった。

 次元精霊の魅力は0だが、それでも魅力が30もあれば俺が次元精霊よりクーを優先するかもと期待したようだった。

 魅力が上がればクーの魔眼の状態異常確率が多少は高まるとはいえ、多少は多少でしかない。

 10ポイントも魅力振りするのはもったいないと思わなくもない。

(てか、今の状態でも次元精霊よりはクーを優先してるはずなんだがな)

 とはいえ魔法刻印の強化は当人の自己責任だ。

 クーの強さに関与しない魅力に振ろうがなんだろうが、俺が文句を言えるものでもない。

(まー、全くの無駄というわけでもないしな)

 都市生活に戻ったら高い魅力は役に立つだろう。美形男子イケメンを虜にできるかもだし。

 それと、クーのスキルにも変化があった。

 このサバイバル生活で影魔法を多用しているせいかクーの影魔法の三番目の特性が解放されたのだ。

 そこで俺は『影の物質化』の特性を獲得させた。

 第三特性なので影の矢の威力上昇や、影の矢を連射できるような特性など使えそうな特性はいくつもあったが、『影の物質化』の方が優先だ。

 物質化特性は、とっていると魔法耐性や無効化を持つ敵を物理で殺せるようになるので、有用な特性なのだ。

 あと影で服や食器なんかを作れるようになるのでサバイバルで強い。

 廃墟を漁れば様々な日用品が手に入るとはいえ、その場で生成して即座に使えるようになる物質化は俺からすると便利度最高の、究極のサバイバル特性である。


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