心優しき青年と残虐で悲しき死神のボーイミーツガール

ひとこと紹介に偽りがあります。死神はガールと言われる様な年齢ではありません。
ですが他者に絶望し、残虐な行為を振るわざる得ない死神の少女の部分に優しい心の色を持った青年が出会いそして魔女は葛藤する話です。
魔女はあらゆる事に絶望し、そしてその絶望にも慣れて己の処遇を腹をくくった時に
初めての理解者とも言うべき青年と出会ってしまいます。
それがとても悲して、そして美しい話です。
筆者がレビューを書いている時はまだ第一話部分で小説のあらすじの前段のお話しの様でしたが、青年の心の色に触れた元死神が転生後、かつての自分をどの様に他者として見て、そして止めるのか楽しみです。