第140話 お迎え


 家族全員でペットショップへやって来た。

 今日は犬と猫のペット用品を買おうと思っている。コーギーとベンガル自体はブリーダーさんから購入予定。


 店員さんに犬猫を同時に飼う注意点とかを聞きながら、買い物かごに必要なモノをポンポンと放り込んでいく。


 「ペット用品ってピンキリね。高い物は本当に高いわ」


 なんて言いながら母さんは、値段が高いものを選ぶ。まあ、高ければ良いってもんじゃないけど、値段が高いのには高いだけの理由がありまして。


 どうせならちゃんとした良いモノを揃えたいよねって事で。お金はあるしね。


 母親ーズはきゃっきゃしながら、楽しそうにペット用品を選んでいる。俺と梓も店員さんの話を聞いたり、ネットや本で調べた知識を合わせながら、慎重に選ぶ。


 命を預かるんだからね。なるべく不自由ないようにしてあげたい。






 で、ペット用品を買ってからしばらく。

 季節は秋から冬に入ろうとしている。


 今日は犬と猫を両方お迎えする日である。

 ブリーダーさんの元に何度か通って、家族4人で決めました。非常に決めるのに難航したとだけ言っておこう。


 どの子も可愛すぎて中々選べなかったんだ。全員下さいって言うのを何度も我慢したことやら。


 「ああ。なんかこっちが緊張してきた」


 「仲良くしてくれると良いんだけど」


 既に家にはペット用品の設置はバッチリである。


 俺と梓の手には少し大きめの箱。

 この中にコーギーとベンガルが入っている。物みたいでちょっと嫌な気分になっちゃうけど、こればっかりは仕方ない。


 俺と梓で別々のブリーダーさんの元に取りに行ったらからね。


 「はぁ。きゃわわ」


 「小さいわねぇ」


 箱から二匹を出して、家の中で自由にさせる。とりあえず俺達4人は構ったりせずに、二匹を自由にさせる。最初から構い倒すのは良くないらしい。


 隠れつつしっかり写真と動画は撮ってるけどね。


 時折、二匹が顔を合わせてふすふすやってるけど、大丈夫かな? 険悪な感じじゃなくて、どちら様って感じで自己紹介してる感じだけど。


 まだストレスらしいストレスは感じてないと思う。この日の為に交感ってスキルをレベル5で入手しておきました。なんとなくペットの気持ちが分かるってやつ。ステータスボード様万歳。


 「可愛い可愛い可愛い可愛い」


 母さんの語彙力がダメになってる。

 それはもうでれっとした表情で、なんか高そうなビデオカメラを構えてるからね。


 それ、見た事ないんだけど、いつ買ったのかな?


 《基本情報》

 名前 谷圭太

 年齢 19

 身長 186cm


 学力 100/100

 運動能力 80/100

 容姿 100/100

 運 90/100


 【歌Lv6】 【競馬Lv5】 【スロットLv2】

 【パチンコLv2】 【麻雀Lv3】 【性技Lv5】

 【作詞作曲編曲Lv6】 【作画Lv6】 【楽器Lv6】

 【編集Lv6】 【音感Lv6】 【健康体Lv6】

 【護身術Lv6】 【良匂Lv6】 【話術Lv6】

 【カリスマLv6】 【エンパシーLv6】

 【危機察知Lv6】 【変装Lv6】 【FX】

 【演技Lv3】 【発想力Lv5】 【彫刻Lv3】

 【交感Lv5】


 残金 50,000,000円


 《基本情報》

 名前 中村梓

 年齢 19

 身長 172cm


 学力 100/100

 運動能力 80/100

 容姿 100/100

 運 80/100


 【歌Lv6】 【編集Lv6】 【料理Lv6】

 【麻雀Lv1】 【性技Lv5】【作詞作曲編曲Lv6】

 【作画Lv6】 【楽器Lv6】 【音感Lv6】

 【メイクLv6】 【健康体Lv6】 【護身術Lv6】

 【良匂Lv6】 【話術Lv6】 【カリスマLv6】

 【エンパシーLv6】 【危機察知Lv6】

 【変装Lv6】 【演技Lv3】 【彫刻Lv3】

 【発想力Lv5】 【交感Lv5】


 残金 50,000,000円

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