第26話 キス
私は先日大胆にも彼をベランダへ誘った。そして首にキスマークをつけた。
(バレても構わない)
そんな気分だった
彼は私がキスマークを付けることに
抵抗しなかった。それどころか私を引き寄せるとキスをした、その時強めの風が吹きカーテンがふわっと舞った
クラス中にいた子達にキスしているところを見られたのだ。
ザワつくクラスの女子達
私は何ごともなかったかのように
席にに着いた。昼休み彼は美咲に呼ばれていた。私は美咲を取り巻く友達達に明らかにさけられていたので、
状況は呑み込めた。
私はクラスに戻り1人昼休みをすごした。
これは始まりにすぎなくて、
聞こえるように悪口を言われ
避けらた、仕方の無いことだった、だって
友達の彼氏にキスをしたのだから
予想以上の反応ではあったけどこればかりは仕方ない。悲しいけどしかたない、美咲の彼に手を出したのは間違いないのだから、
クラスって昼休み案外人いるんだな
他に目をやると、1人でお昼を食べてる子は私だけじゃなくて、数人いた、
元々交友関係が苦手な子かもしれないし、私みたいに何かやらかして1人なのかもしれない、などと考えながら
昼休みをすごした。
もちろん、そんなに状況に彼はきがついているようだった。
私は今は、1人な事よりこれでゲーム終了となり、彼が美咲の所へ戻ってしまう事が辛かった。
だけど彼は「ごめん」と
「俺のせいでこんな事になってごめん」と
(違うのに、彼がいなくなるのが辛い)ただそれだけなのに
私は彼に「違う」とだけ言った
もちろん彼に意味はつたわらない
つたわら無くていい今は落ち着くまで
この状況が落ちつくまでは、伝わらなくていい。
食べちゃいたい 雪見 白雪 @ukimi2115
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