第16話 出雲大社と境港
出雲に来たら必ず出雲大社にお参りをし稲佐の浜へとお参りをする。厳かなパワーに満ちていると思うのだ。
朝7時にホテルをでて電車でなく市内循環バスで出雲大社に向かう。普段みることのない出雲市の街の風景を眺め、そこで暮らす人々の生活にほんの少し触れた気分になれる。稲佐の浜には砂浜に無人島が立っておりその頂上に祠が祭られている。出雲の神々はこの稲佐の浜を通り出雲大社に参るといわれているそうだ。
日本海の荒々しい波と静かな祠のたたずまいが不思議な空間を描いている。ここで海風にあたりながらぼんやりとするのが好きだ。
出雲市駅にもどり鳥取県米子市い向かうことにする。本来なら一畑電車に乗りたいところなのだが、出雲市駅の電車に合わせると、バスでないと間に合わないため今回はバスで出雲市駅に戻ることとした。
米子に行くには目的が2つある。1つは米子駅前のカバのベンチを再び見たいということ、もう一つは境港でカニを食べたい(笑、食べることばかりかな)。
宍道湖畔の電車は走り、旅情が駆り立てらえる、夕日スポットの博物館も電車から見ることができる。
米子に着くと、駅は改装されておりとてもきれいになっていた。
以前は改札前日セブンイレブン兼お土産屋さんがあり、その前にカバのベンチがあったのだが、改札は2階になり土産物屋や高級スーパーが入っている。
とまどいながらも1階に降りると、カバのベンチがあった!ひょうひょうとした表情で街の人を見守っている。カバのベンチに腰掛けおにぎりを食べたことを思い出す。
カバのベンチも見つけたし境港に向かおう。ワンマンカーの電車に乗る。砂かけお婆電車だった。砂かけお婆が描かれたラッピング電車に乗り終点境港を目指す。
境港では鬼太郎ロードにはあまり興味はなかったが、境港という町は町の端々にオブジェが飾ってある、カツオ、ヨコワ、カニの爪、スパイダーマン!?自動販売機の上にスパイダーマンがいる。面白い町だなと思う。
港なので大型の船も停泊しており眺めるのも楽しい。
カニを食べさせてくれるお店を見つけたて入ったが、バーベキューコーナーは満席であったので、隣の回転ずしに入る。カニ以外にマグロや鰆が港で水揚げされた魚として提供されていた。どれも美味、美味、美味。口の中でマグロがとろけていきびっくりする。この寿司を食べるために境港に住みたいとさえ思ってしまった。
帰りは再び境港線にのり米子に向かう。途中米子空港駅の前を通った時に滑走路と飛行機が見えた。とても近くて迫力があった。
来た道をもどり今日の旅は終わる。明日は伯備線に乗って大阪に帰る予定であるが、最近、伯備線は遅延が続いているので多少不安を感じる。
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