第7話「日の行」

 「日の行」は、復活の行と言われ、疲労や老化にたいする行じゃ。


 クタクタに疲れた時、誰かが施術してくれたらいいが、誰もいなくても自分でできるから仙術導引は便利じゃ。

「日の行」は即効性があり、やればすぐに体が楽になるぞ。


 まず、水の行で腎臓を復活させて、それから足を揉むといいぞ。


 足の循環が悪くなると下半身にある臓器の不調にもなるんじゃ。

 頻尿・便秘・婦人病も考えられるな。


 腸や膀胱は体の中で一番暖かい場所で、ここの体温が低くなるのは危険信号じゃ。まず下痢になるじゃろうな。すると免疫力が下がり病気になりやすくなるんじゃ。

 足を揉むことと足湯で温めることで、ある程度の腸の快復は望めると思うぞ。


 足を揉んで血流を良くしてやると頭も楽になるぞ。睡眠もよくとれるようになるんじゃ。

 さらに、足湯をして足を冷やさないうちに寝ると、起きた時に頭がクリアになっているんじゃ。さらに免疫の異常にも効くと思うぞ。



【日の行】やり方。


【正座】

 最近は椅子の生活で正座をすることも減りました。意識して一日十分くらいは正座をするようにすれば足と膝の健康のチェックにもなります。

 膝が悪くなると正座ができません。

 足もむくむと正座ができないのです。


 

【足首を伸ばす】


・足首を伸ばす→縮める。これだけでも足の裏まで来た血液を心臓に戻すポンプ機能が働き下肢静脈瘤の予防になります。

 横になって片足だけでもやってみると、老化しているとふくらはぎが突っ張るのがわかります。



【ふくらはぎをもむ】


 ふくらはぎを直接、手でもみます。

 足がだるい時、体全体がだるい時にふくらはぎをもむと快復することがよくあります。

 また、膝が痛い時もふくらはぎをもむと痛みが無くなることもあります。


 


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