頑張れ、秘密警察
「ナタリー。そろそろ真面にしゃべる訓練をせねば嫁の貰い手ができぬではないか」
『父殿。そのデータはいつのもの? 古すぎ。今、帝国の男女比2:1.437208……』
「そんな些細な事はどうでもよい。それを口に出しなさい。紙に書かずに」
『不可能と判断。言葉で伝えられない細かい情報は紙に書くのが重要』
「おお神よ。私が娘に秘密警察の手伝いをさせたことをお許しください」
◇◇◇◇
「ナタリー。ここに置いておいた禁書庫のカギ。どこに行ったか分かるか?」
『是。ケルテン伯爵邸に存在』
「なぜそんなところにあるのだ?」
『お嬢殿が秘密組織とガチバトルをするためのネタ探し』
「やめなさい! それは秘密警察の仕事だ。令嬢のすることではない」
◇◇◇◇
「ナタリー。この出費は何に使ったのだ」
『極秘』
「いいなさい。この予算は秘密警察の開発費だ」
『超小型ブラウン管を作った』
「何に使うか想像できる。お前用の何かだな」
注)本編でお楽しみあれ。
◇◇◇◇
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