#11 -3



 独自にケイトと会合を繰り返したバッツの分析を信じ、彼らは複雑な立場に居る彼女を情報取引先として引き入れることを受け入れた。地球そのものを知っていること、地球を隠蔽し続けてきた保安官の内情を仕入れる約束をしてくれたこと、そしてそんな政府の指針に疑問を抱いていること。保安官になったのも詳しい現実を知る為であり、純粋に社会の矛盾を見過ごせない彼女を追い出す理由は、殆ど取り残されていなかった。

 そして彼らが今まで耳にすることも無かった保安局内の動きというのは、実に新鮮で新しい現実をもたらすきっかけとなった。相対する立場にある勢力図の細部を知ることで、不毛な衝突は避けられるだろうと信じることが出来た。


「えっと344引く185だから・・・200ぐらい?」


「よくそんな頭で保安局に入れたな」


 しかし、彼らの中で最大の課題であった260年の予言に関して、計算能力が著しく欠乏していたケイトは使い物にならなかった。彼らが情報収集効率化の為に集めていた化学物質も何一つ聞いたことがないのだと言う。彼女には参謀として専念してもらうことにし、相変わらず溢れ出る疑念の解決は自分達だけで行うことに決めた。


「結局、宙暦260年に何かが起こるってことを有力視するのがいいのかなぁ・・・」


 ビジョンに映し出されたボードには、地球と宇宙の謎に関連する可能性のある事実と、その可能性があるまた別の謎が無数に描かれていた。各惑星から見つかった出土物、歴史の噂を知る人々の証言など、その情報量はかなりのものであった。

 それでも各家庭の口伝以外に地球に関する年数は入手出来ず、バッツも腑に落ちないまま一つの仮説を立ててみるしかなかった。


(あと4年しかねぇ・・・でもなんとか悲劇は阻止しねぇと)


 今や暦は256年、仮にバッツの仮説が正しければ予言が的中するのは4年後。たった7人の力には短過ぎる猶予だったが、彼らは自分達だけが知ることを信じて自分達だけに出来ることを精一杯心がけたのだった。

 7人はヤマトが開いたこの地下住居を拠点に、貧困層だらけの界隈故に政府に詮索されないことを活かして、ボード上の謎を解く材料となりそうなものを宇宙中のあちこちから引っ張って来ては共有することにした。


「やれるとこまで行ってみようぜ!どうせ僕らなんて、こんなことくらいしか出来ないんだからさ」


 活動は誰にも気付かれることなく、上手くやれていた。そして何より、全くの未知の中身がゆっくりと露わになっていく過程は、一種のカタルシスのようなものを感じられて楽しかった。




 しかし、どれだけ歴史の書物を読み漁ろうと、どれだけ保安局の動きを掴んでも、どれだけ宇宙を転々として人々に話を聞いても・・・計算や仮説の説得力を強める手掛かりは一切見つからなかった。










 2人が予言を見つけて、早2年と少しが経過しようとしていた。


「やっぱり補給遠征のこととなると、保安官にも簡単には教えてくれないよねー・・・」


 地球と宇宙を結ぶ唯一の接点である補給船についての情報収集に務めたが、辺鄙な基地を拠点とするケイトは本部の上層部に近付くことが困難であり、長く続く伝統だと言うのにその中身を知ることは出来なかった。

 溜息を零すバッツに連れられ廃棄場に来たヤマトは、彼が手をあれこれと動かす様子をただ横で眺めていた。


「てかさっきから何やってんだよ」


「気になる?これね、爆弾」


 初めは何言ってんだと疑心暗鬼だった。しかし彼が第1号を作り終えてその球体にある操作を施し、それを高く投げ上げた直後に轟音と共に視界に大きな光が広がった。所詮はただ小さな物を破壊する溜息だけの手製の投擲物だろうと侮っていたが、目標のない空中でさえこれだけの破壊力を見せつけるのだから、思わず目も心も奪われてしまう。


「スゲェ・・・けどこんなの作ってどうするってんだ」


 だがこんな武器を開発して一体何になるのだと言うのか。人間の暗殺にしては威力が高すぎるし、そもそもコイツは殺人衝動に駆られるような男でもない。そう、昔の俺みたく、何でもかんでも壊してしまいたくなるようなクソガキじゃない・・・。彼の人間性に一応の確認を入れることも頭の片隅にあった。


「え、決まってるだろ。これで宇宙船を攻撃仕掛けるんだよ」


 しかし返ってきたのは余りに不相応な理由。


「何言ってんだお前・・・そんなリスクしか無いことに突っ走って、何が得られるってんだ」


 未だ計算式が何を示すのかそれが本当に物資補給と繋がっているのかなんて誰にも証明出来ない。それで居て、いつもの冷静な彼なら即却下するような子供じみたアイデアが、彼の真面目な口調から放たれている。

 彼はそんな突発的な考えに行動を移す愚か者ではない。そう思っていた筈なのに、手元に残るもう1つの爆弾がその説得力を強めている。失望したような、或いは必死で止めたいと思っているような気分でヤマトは口を閉じられずに居た。


「テロリストが現れるくらいこの船はヤバい事に使われてんだって皆気付くと思うよ」


 それでも無謀な計画の説明が続けられる。

 直感で理解した、今のバッツは話が通じない。彼は突出した天才故に周りを置いてけぼりにする癖が幾度か見られたが、そういう時は1度こちらも同じ態度を取って頭を冷やすのが有効だった。


「言っとくが俺は協力しないからな」


 協力者を失えば計画は破綻するだろう。そして中身を練り直そうと考えた頃には、きっといつものバッツに戻っている。何度もそういう経験を目にして来たヤマトにとって、彼を聞き分けようとしない子どものように扱う準備は済んでいた。

 そんな馬鹿の一つ覚えみたいなことに巻き込まれる筋合いはこちらにはないのだから。


「いいよ。元からそのつもりなんだし」


 しかし今回の相手は決して折れようとしない。ましてやそんな危険な任務に単独で立ち向かおうとまで言い出す。

 本当にこの男はバッツなのか、見た目が同じなだけで中身は変わっているんじゃないのか?科学がもう少し発達しているならそう言い切ってしまいたかった。でもこれは夢でも幻想でもない。先程の爆弾の凝り具合を鑑みれば、この男は本気で突き進もうとするだろう。


「バカなこと言ってんじゃねぇ!!お前1人であのでっけぇ組織相手に何が出来るってんだ!!俺達の仕事はあの予言を止める方法を大人しく調べるってだけだろ、無駄な危険冒してハッキリしてねぇことに首突っ込むのを止めろって言ってんだ!!!」


 メリットが無いとは言い切れないがそれ以上にデメリットが目立ち過ぎている。

 まず鍛え抜かれた保安官に囲まれてから1人で逃げ切ることは不可能に等しく、何より補給船を破壊することが最前の手段とは現時点では言い切れない。危険視すべき地球との繋がりの象徴であるのは間違い無いが、裏を取ればそれを失えば自分達が地球を知る手立てを自ら壊す行為にもなりかねない。

 調査には2年間という多くの時間を費やしたが、それでも尚分からないことが多過ぎた。今の自分達が確信出来ることなど何一つ無かった。無闇に突き進むのは酸素の無い宇宙空間に飛び出すより危険だと、そういう認識は全員で共有出来ていた筈だった。


「でもこのままじゃ、あの日僕らが面白いと思った宇宙は到底叶わないじゃないか・・・」


 しかし、組織での活動以上に、二人の出会いが色濃く脳裏に焼き付けられたバッツにとっては、あの日の約束が果たされないままで進む現状が苦痛でしかなかった。

 誰よりも堅い絆を結んでくれたその誓いを、自分達以外の言い訳に蔑ろにして生きていく人生など、空気を吸えずに窒息死するよりも苦しいものにしか思えなかった。


「いつかは真っ暗闇が明るく照らされて、僕らみたいな異端でも胸を張れる日が来るんだって信じてたよ。でもあの船が危険を呼び寄せ続けてる限り、僕の願いは叶わなかった夢で終わって、そのまま"地球"に焼き尽くされるんだ・・・」


 夢を語るバッツの瞳は純粋だった。何も浮かんでない黒い風景の奥深さを教えてくれた時のように、視線は真っ直ぐと明るい未来だけを捉えていた。

 出生、能力、環境。生まれながらにして全てを持っていたその青年は、全くの偶然だった反対側の少年との出会いを経て、持っていたものの全てを捨て去った。そして見下ろすのではなく見上げる視点に移ったことで、全く新しい沢山の知見を手に入れることが出来た。その結果として世間の目から指差されることになろうと、彼の楽観的な心には何の影響も無かった。

 はみ出し者としての生き方を知り、彼は自由を失ったことを身に染みて実感した。上での生活で各人に平等に与えられているのだと思い込んでいた物が、実は全ての人に適合する訳では無いと理解した。堕落の道を選んだことで出会った友人達には権利など保証されておらず、最終的な彼の目標は、全員が同じ表情と姿勢で全く別の宣言をし合える社会を実現させること、そのように具現化した。

 しかし、"地球"という謎の存在を知っているか知らないか、たったこれだけの違いで扱い方が変えられるこの宇宙では、彼の望んだ面白い構想の可能性は必ず圧力によって潰される。その固定観念を固定し続けている権力の象徴が、あの忌々しき宇宙船である。

 壊したい、新たな水の流れを堰き止めるあの壁を。進みたい、思想の違いによって絶たれた道を。見てみたい、陰に隠れて生きてきた親友が、高らかに理想を語れる未来を。

 だが彼らの仮説が真実であれば、タイムリミットは僅か2年しか残されていないのだった。


「これは僕が決めたことだ。だからヤマトにも皆にも強いることは無いし、何かあったって僕1人で済む・・・」


 責任を一人で負うことを繰り返し強調するバッツ。最も効率的な統制を望む保安局によって齎される最悪の未来は、聡明な2人にとっては容易に想像がついた。片方はそれを1人だけが受け入れるのであればそれでいいだろうと叫ぶ。


「お前はそれで、そんなのでいいのかよ・・・!!」


 もう片方は、それが無意味な犠牲になることを恐れ狼狽える。回避出来る筈の被害を自ら被りに行くことは、果たして正当な勇気と言えようか。人に避けられる事務を率先して熟すことが出来たバッツだったが、今回は単に避けられているだけではなく、避けなければいけないのではないか。

 この空虚な口論にも意味を見出せそうになく、それでもヤマトの疑問は増殖を止めなかった。


「無策じゃないよ。折角なら大勝利を収めて生きて帰りたいしね。ただ・・・」


 確実な死は誰にも断言出来ない。故に失敗が最悪に繋がるのが十分条件とも言えず、そもそも成功すればその心配は一切必要無くなる。

 だが、何もそう簡単に打ち勝てる目標ではないことは、バッツ自身にも分かり切っていた。0でない可能性はいつか100に成長する可能性を大いに孕んでいる。先に進むに当たって覚悟は不可欠だった。

 だからこそ、その言葉は鉛のように重く響くのだった。


「僕に何かあったら、後は全部君に託すよ」


 肩に両手を置き、これまで誰にも見せたことの無いような真剣な表情で告げた。

 その瞬間は刹那のようにも無限のようにも感じられた。最初から死ぬと決まってる訳じゃない、その事実にほんの少しの安心感はあったものの、次の発言によってその小さな蕾は押し潰されてしまった。

 彼が振り向いた途端、その姿は実際よりもずっと先に居るように感じられた。目視ではまだ近くて触れられるくらいな筈なのに、どれだけ手を伸ばしても届きそうになかった。いや、届けられなかった。

 初めて言葉を交わしたその日、先に差し伸べられた手を中々握り返せなかった時のように、何故か腕が思うように動かせなかった。


「おい!せめて予定だけでも・・・!!」


 気を取り直して会話の続きに臨もうと考えたヤマトだったが、気付いた時にはバッツの背は物理的にも遠い場所にあった。左手では試作を完了した爆弾のサンプルを数個握り締め、右手ではボロボロのジェットバイクを押しながら突き進んでいた。

 後ろ姿は立派だった。彼の言葉にあったように、バッツ自身にとっては希望を叶える為の旅立ちだったからなのだろう。しかしその凛々しい親友を眺めていると、どうしてもヤマトの目には、彼の周囲に纏わりつく宇宙の闇のようなものが映り込んでは消えようとしなかった。

 それが、情熱のすれ違いによって隔たれた2人の、最後の対話だった。








 それから暫くアジトに留まっていたヤマトは、仲間が帰って来る度にバッツの無鉄砲な計画について話した。聞いた誰もが複雑な感情を示し、彼と会った時には必ず引き止めるよう全員で画策した。しかしそんな団結も虚しく、彼らの前にバッツは一切姿を見せないまま1ヶ月が過ぎた。

 ケイトの情報から数えれば補給船の発射予定日から既に1週間ほど過ぎており、忙しい為か彼女も中々アジトに訪れず、その後については何も分からない状況だった。

 出勤を命じられた時間帯は運び屋として働きつつも、結果を聞きたい思いと聞きたくない思いが交互に連なって仕事が捗らなかった。仕事以外の時間は全てアジトで過ごしたが、ソファに座り込んでは意味もないことを考え込んでしまう。そんなヤマトの丸まった背中や、少し痩せ細ったように見える姿を横目に、仲間達もかける言葉を失っていた。

 突然の出来事だった。


「バッツが!!!!!」


 勢いよく扉が開いたかと思えば、制服がしわくちゃなケイトが大急ぎで戻ってきた様子だった。ある人物の名が叫ばれた直後には、奇跡的にアジトに揃っていた5人全員が同時に立ち上がっていた。

 慌てて扉を閉めて続きを語り始めたケイト。その報せは無慈悲ながら簡潔で、複雑な心境であろう彼女の主観など一切無しに事実だけが述べられた。

 分かっていた。初めから希望なんて無かったんだと。でもそれでも、信頼出来る仲間の言葉からそれを知った時には、開いた眼と口が長らく塞がらなかった。











 平和も平等も決して存在しない。この限りなく続く立方体の中で最後まで生き残れるのは、結局権力に媚びを売ることを学んだ頭の良い連中だけ。

 ただでさえ肉親が愛の1つすら注いでくれなかった家庭で、ただ裏社会に卑しく身を捧げることだけを叩き込まれ、道端を歩いたら汚い臭いと唾をかけられゴミを投げつけられ、挙句の果てに憎んでた平民共と同じ教育を夢に見て、もっと銃弾みたいな目線を浴びせられるようになった。そんな身の程知らずで社会から嫌われ続けて来た俺が、今日もまだのうのうと生き延びてる理由はどこを探せば見つかるんだろう。逆に、その地位に立てる権利を持っていたバッツが、理不尽にもその粛清の見せしめに抜擢された理由もまた、俺にはどうしても見つけられなかった。

 可能性の言葉を知った日から、自分に秘められた価値ばかりが頭の中に残っていた。誰も認めようとしなかった僅かなその存在を、唯一見つけてくれた変わってるヤツ。初めはそんな印象だった。

 次第に言葉を交わしていく中で、満たされたものはそのちっぽけな承認欲求だけなんかじゃなかった。ただ気になっていた教養や知識だけでなく、もっと色んな考え方や視点をくれた。

 文字通りアイツのおかげで俺は今日もまだ意味の無い命を灯し続けられている。そして俺との接点を持ってしまったからこそ、アイツは闇とかいう都合のいい方弁に葬られてしまったんだ。

 そう、全ては俺が関わったせいだったんだ・・・。



 特別な人間ってのは本当に居るんだろう。既にその最たる例の隣で生きてきたつもりだし、今目の前に並んでるコイツらだってきっとそうだ。結局特別な奴が出した考えが何れ真実になる、どんなことでもそういう運命が定まってるはずだ。

 コイツらにとって、この宇宙にもう安全圏はない。それはご尤もな意見だし、そこに反対する気は持っちゃいない。そこに特別の意見か凡人のそれかなんて優劣は存在しない。

 そう、このまま全部やりたいようにやらせていれば、全てのことが良い方向に向かってくれるなんだ。分かってる。・・・でも、今コイツらが掲げてる最善の方法ってやつは、どうにも認める気が起きなかった。

 悔しかった。俺達が信じてた道が一気に否定されて、これまでやって来た全てのことが無意味にされたような気がした。直接言われたアイツの死だけじゃなく、地球と宇宙を断とうと俺達が必死にやって来たことの全てが。

 無意味なことが幾つもあったってのは分かってた。俺達がどれだけの情報源を手に入れようと、それは到底現実を証明する鍵にはなれやしない。でも今の俺には、そんな当たり前みたいな事ですら受け入れたくないって、そんな幼稚な欲求だけが備わってた。

 合理的な判断とか冷静な洞察とか、そういうのは全部あの日、アイツの命日が来てしまったことを知った日に捨ててしまったんだ。あの日、皆が去ったこのアジトの片隅で孤独に流した熱い水で、全部流れ切っちまったんだ。

 今の俺の中にあるのは、ただただ現実から目を背けようとする弱い自分への嫌悪と、特別な人間達に囲まれてきた中で生まれた醜い劣等感と、相変わらず押し殺そうとしてくる宇宙への絶望、休む間もくれない鋭い言葉への反抗、そして、未だ輝かしく誰よりも誇らしい親友への、最後まで捨てられなかった嫉妬と羨望と後悔と・・・そんだけだ。



 なあバッツ。俺が関わった奴らは全員、そのうちお前みたいなことになっちまうんだろうか?いつも選択に向き合っても的外れな答えしか言い出せずに、いつも誰かしらにその代償を押し付けちまってる気がするんだ。

 今回もいつもみたいにそうなっちまうんなら、いっその事、この機に潔く消えてしまいたい気分だ。

 決めるのはあくまでニロ達自身。でもどの答えを選んだって危険な未来は付き物だし、その上俺達の思想とは真逆のことを言い出すんだから、どうしても否定したくなるもんだ。

 俺達はもう全員で生き残らなきゃいけない。そんな大口を叩きながら仲間として迎え入れたはずなんだが、どうすればその目標を達成出来るのかなんてもう何も思いつかない。どの選択が1番正しいかなんて、結局誰にも分かりっこない問いだが、俺にはもうその検討を立てる資格すら無いような気がする。

 お前ならどうするんだろうな。いやお前のことだから、信じて5人に託すんだろうな。・・・俺も本当に、それでいいんだろうか。

 信じても、いいんだろうか・・・。





продолжение следует…

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