「主人公がマゾ」って最強系主人公の回答の一つなのでは?

主人公がマゾヒストという点が、一発ネタではなくちゃんとストーリー構成に生かされており、驚かされました。
主な長所として、以下のような点を評価しています。
1.強くなるほど達成困難になる性癖とすることで、最強系主人公の目標設定としてよく機能している。
2.女王近辺のキャラのリアクションや、公の評価とのギャップの勘違い要素など、コメディとして楽しめる。
3.嫌味な貴族、などのテンプレモブも含めてキャラに納得感のある
行動原理が語られている。
4.技のネーミングセンスにセンスが感じられる。

タイトルがド直球の下ネタなので、評価など伸びにくい作品かもしれませんが
ある程度世界観も構築されており、今後さらに他国の話や、先代英雄の話など、今後に期待しています。
1点、帯文にネットスラングが使われている点は、苦手意識が強い方も多く、特に主人公がネットスラングを使う背景や必然性も無いので、抑えたほうが良いかと・・・