第3話 龍繋ぎ

アズサは覚悟していた。


「私、決意したわ。旦那と別れる。

ユウジを支えるの。

その為なら、何だってするわ。

エデンでもう一人の私(杏【あんず】)に

会って来た。

少しでも近付きたい。

個体を融合させ、エデンとこの世界を重ねる。地球を8次元の星にして見せるわ。」


ユウジ「まるで‘田無神社’の要領だな。

光天龍言わく、俺に付く龍は、全部で‘5匹’。

‘火,水,木,金,土’。

全ての龍神をマスターするぜ。」


各々、修行に入る。


アズサは、スピリチュアル•マスターの

‘玲子さん’と出会い、

すでに宇宙龍を身に付けていた。


名前は、‘ティアーズ’。


一方、ユウジは、

エデンで目視していた

‘光天龍(コウテンリュウ)’の

力を帯び、パワー•アップしていた。


光天龍

「ドラ◯ン•ボールの‘精神と時の部屋’のようじゃ。わしの体はお前と合わさっておる。力が湧き出て来た。

‘使命’は必ずやって来る。」


村の‘総統領’という人物に、

アズサのツテで会いに行くユウジ。


ユウジ「総頭領さん、金は払う。

教えてくれ。」


総頭領「ほぅ。アンタか、

アズサの言っていた‘ユウジ’って奴は。

良い目をしている。教えてやろう。

俺の役割は文明を破壊する事。

良いな、今の文明は‘奴隷の洗脳’を受けている。一部の奴だけが儲かる仕組みだ。

そんなんじゃ真の成功者は生まれない。

俺は教育を受けていない。

人は、‘洗脳されなければ成功する’。」


熱い眼差しで、肉をほうばる

総頭領。


ユウジ「‘龍’の概念を教えてくれ。

総頭領。」


総頭領「いいぜ、高く付くがな(笑)」

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