8 んーーーー  12月17日

んーーーー!


 この後に、何が続くと思った?


 ここが話の中でなければ、○畑○三郎のモノマネでもしたいところだが、そんなことをしても若き読者様には分かっては貰えない。


 さて、賢明な読者様は流石にここまで来ると、幾つかの仕掛けにお気づきのことだろう。

 応援コメントまで丁寧に読んでくださった方は、むふふと思いつつ、既に目次だけ見て撤退しているのかもしれない。


 うーん、それは困る。


 ただでさえ、一話の文字数、プロカク様がおっしゃるには、非効率らしいのだ。開いていただかなければPVは稼げないわけで……。

 しかもこの散文的なエッセイのようでエッセイでなく、ノンフィクションのようでノンフィクションでなく、分類に困った挙句、適当に現代ドラマに放り込んで、やっぱり違ったかもという宙ぶらカテゴリ系の話は、この先、日の目を見ることは考え辛いもので。


 はい、申し訳ありません。変な奴らが動き始めまして。カテゴリ変更するに至る。申し訳ありません。



 で、そんなこんなで悩んだ挙句、読者様に幸せを紹介することにした。

 だってなんの面白みもない小話を、つらつら書くだけで実がないのは申し訳ない。読者様も幸せモチーフを知ることができれば嬉しいではないか?!


 そう思っていたら、どっかのファンタジーから白龍のお爺さんが出てきて、紹介しろってことになったわけで。


「ふぉふぉふぉ。白龍のじじいこと龍爺じゃ。龍が縁起物ってことは多くの人が知っておるじゃろうて。何も紹介するもんじゃない。まぁ諸説あるでのう。そうそう、子らがよく参る修学旅行先でも、ほとんどの寺院に龍がおるぞ」

 そういえば、十三弦、十七弦とある和楽器の琴も竜の名称がついた部品があるそうで。龍って奥深い。


 龍爺が言うには龍の色にも意味があるのだそう。

 黒龍は闇

 白龍は光

 赤龍は炎

 青龍は生命

 金龍は金と運


 ファンタジーではもっと色彩豊かにいろんな龍が出てくるだろう。あなたの龍はどんな色でどんな意味がある?


 ちなみにこの龍爺は水の神獣。光の意味はないわけで。ありゃりゃ。諸説あるに助けられる。

 また、拙作では龍とドラゴンは別物として描いているけれど、基本、意味は同じだそうで……。まぁ、そうなんですけど。納得がいかないわたしである。


 ねぇ、龍爺。せっかくの縁だもの。ずっとっしょにかよくしようね。


 12月17日 


 今夜の星は月が土星に接近する日。ブルーサファイアに幸せの願いを込めて。

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