9 全員集合  12月16日

全員集合


 もはや伝説になったドリフターズ様の番組。至極の笑いはキラキラとダイヤモンドのように輝き続けている。

たとえ魂になってしまっていても、つまでも、仲まじく、繋がっていて欲しいものだ。


 さて、本日はこれから大切な会合があるので、ただ惰性になって言っている小話に興味が薄れた方はご退席していただいても大丈夫。

 次は明日の十六時までには、何とかなると思う。


 

 今日も無事更新。

 12月16日











「ねぇねぇ、もう出てきてもいい?」

『しぃー! もう少し待ったほうがいいわよ』

『うーん、僕、ここじゃ匂いがわかんないなぁ』


「流石に大丈夫じゃないかしら?」

「なぁ? とっとと始めないと間に合わなくなっちゃうぜ」

「でもさぁ、ちびっ子! あんた、アイディアはできてんの?」 

「うん、もちろん! わぁっ! しまった! オレ達の声、ダダ漏れだよ」

 

「ああん? テメェ、何やってんだよ」

「ふふふ、仕方ないよ、コ…………」

「わぁーーーーーー! ストップ! ストップ」


『プル? ぷきーーーー』


「お、お前達は〜?! またやらかしてんのか?」

「待って! 待って! まだ読者様、居るみたいだから」

「やらかしても仕事をしないよりマシです! 参加したければキッチリ仕事をなさってください! さぁ、行きますよ」

「おい、待て! これって……」


 ヒュルルル……。 ズルズルズル……。

 

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