転校生

俺は謎すぎる転校生リサカルシスタと一緒に廊下を歩いていた


俺は気になっていたことを聞くことにした


なんでスマホを盗んだんだって聞いたらドストレートすぎるか


「スマホが君に抱きつかれたときになくなったんだけどなんで?」


「知りませんよそんなことたまたまなんじゃないですか」


「じゃあなんで抱きついたりしたんだい」


「こけてしまってそのこけた先にあなたがいたただそれだけです」


「そうかいまぁそこまで重要なことはスマホの中にはないはずだからまぁ良いんだけどよ」


「なら良いんじゃないんですか」


「だがようなんでついてきてんだ俺は一人で歩きたいんだが」


「道案内をしてほしいんですよ」


「なら頼めやなに頼まずについてきてんだよ」


「だって話しかけるのが難しくて」


「ウソつけめちゃくちゃ他の人とおしゃべりしてたじゃないか」


「自分からはムリでも相手側からは行けるんです」


「まぁ分からんでもないがお前の場合はウソだよな」


「なんでですかウソじゃないですよ信じてください」


たぶん世界政府の手下とかなんだろうよ


だが俺はそいつらに盗まれて困るほどの情報は持っていない


ならば止める必要はないか


「そうかいウソじゃないんなら信じるよ」


「本当ですか」


「ああウソをお前がついていないならな」


変なところで頭脳戦?をしていた俺たちは目の前に壁があることに気づかずにぶつかってしまった


「いってぇくそなんで目の前に壁があるんだよ」


「いや元からあったから見ていなかったのが悪いんでしょ」


「よく言えるな自分もぶつかったくせに」


「ええ言えますともだって壁にぶつかるときにガードしたんで」


「いやウソこけたんこぶできてんぞ」


「これはそのなしってことにはなりませんかね」


「なしってことになるわけあるか」


「だってケンカしてたら集中がケンカの方にいくんですからしかたがないんです」


「仕方がないわけあるかよケンカに集中している暇があるんだったら前見て歩けあぶねぇんだから」


「あなたこそよく言えますねぶつかったくせに」


「けってめぇはやっぱりきらいだ」


「やっぱりってことは最初から嫌いだとは思っていたんですね」


「そういうことじゃねぇよ嫌いになりそうだと思っていただけだお前の方こそそうなんじゃねぇのか」


「ええそうですね嫌いですよ今も昔も」


「そうかいぶっちゃけ嫌われる理由はないと思うんだがな」


「いやあなたよく言えますね人のことさんざん嫌いって言っておきながら」


「ああそうだな冗談さ俺のからかいにのってくれてありがとよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る