逃亡劇

おれさまの名前は栗栖粟井だ


おれさまは山田啓介とわかれてから番長組から逃げることをやめようと思った


だがおれさまに依頼してきたやつが現れた


おいおいこれはあぶねぇよな殺されちまったらいやだならばおれさまは逃げるしかねぇ


たったっそんな足音ともにその場からおれさまは離れる


「あれどうしたんですかそんな慌ててってお前は」


田中遥斗がおれさまの逃げたところにいた


山田啓介はいないみたいだ


「困ってそうなやつがいたから声をかけたがお前に声をかけるべきではなかったなこの糞やろう」


「ひでぇそんなつれねぇこと言うなよ」


「ひどくありませんあなたのぼくにしたことの方がひどいです」


「確かにな悪かったよまっおれさまが襲ったことは水に流して助けてくれ」


「いやですなぜあなたを助けなきゃいけないんですかどうぞごかってにしてくださいぼくもぼくで考えなきゃいけないことがあるんで」


「おれさまが死んでしまうかもしれないのにか」


「なんであなたが死ぬんですか」


「おれさまが追われているんだよ」


おれさまは田中遥斗に説明する


「なるほどでも勘違いかもしれませんよ」


「追われていなくて別の用事でいるってことか?」


「ええそう言うことです」


「だがやっぱりおれさまは死ぬかもしれないって考えると怖い」


「少しの可能性でも怯えるのはまぁ分かりますではぼくの話に付き合ってください助けてあげるので」


「分かった」


「ではこの場からはなれますよ」


おれさまは田中遥斗に連れられていく


連れられてきた場所は田中遥斗の家だった


おれさまは田中遥斗の部屋にドアノブを回す


そして田中遥斗の家にはいる


「てかっようよくおれさまを家にいれることが出来たなここで襲われるかもしれねぇのに」


「だって聞いてますからあなたが山田啓介の元仲間であることをそれにあなたは襲えませんよだってぼくには強い護衛がいますから」


「そうかでっ話ってのはなんだ?」


「恋ばなですよぼくは好きなんです山田啓介のことを」


「やっぱりおれさまの予想は当たっていたんじゃねぇかさすがおれさまだぜ」


「なんの話ですか」


「いやこっちの話だ気にすんなでっ相談ってのはなんだ」


「本当にぼくは山田啓介のことが好きなのかって話とぼくは本当に好きならどうこの気持ちと向き合えば良いのかって話です」


「よくおれさまはわかんねぇけどよ好きなのか好きじゃねぇのかは自分自身にしか分からねぇもんだぜ誰に聞いたってなそして好きなら自分の気持ちをおしとおせそうすりゃいつかは気持ちを開いてくれる」


「まともに答えられるとは思っていませんでした」


「ストレートに失礼なやつだな」

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