実力ランキング
「お前ってかなに俺と普通に話してんだよ」
「なんですか前まではこうやってたじゃないですか」
「いやだってさ敵対したじゃんいわば元敵なわけじゃん」
「あれを敵対といえるんですかあんなにも一方的に負けていたのに?」
「いや弱くても敵と言えるでしょそれにこの学校で二番目に強いはずだろ」
「いや二番目に強いってのは立場でそう思われているだけで本当は五番目ですよ」
「じゃあ強さを順番に言っていくけど一番は俺だろ」
「事実ですけどなんだか一番は俺だろって言うと恥ずかしいやつですね二番目は浜吉太陽」
「じゃあどうやって言えば良いんだよ三番目は影野忍丸」
「山田啓介って名前を言えば良かったんじゃないんですか四番目は風祭(かざま) 哲平(てっぺい)」
「五番隊隊長風間哲平は引きこもりでありながら隊長になっているのは昔からいるからなのと強いからだもんな」
「だろこれでおれさまが五番目であることが分かったな」
「ああそうだなまぁぶっちゃけどうでもいいけど」
「おいそれを言ったらおしまいだろでっそういや3番隊隊長についてなんの話もしていないな」
「3番隊隊長は強いわけじゃないからなまっ実力としては七位って言うなんだかんだで高いけど」
「だいたい戦いだと参謀だな」
「てかっ四番隊隊長についても上がってないじゃん」
「あれは六番目の実力としか言えねぇよ」
「なぁなぁこれ話噛み合っているようで噛み合っていないのでは」
「うんそうだよ」
「うんそうだよじゃねぇよ認めんなや」
「おれさまはそろそろ捕まりに行きますよ」
「ああじゃあな」
「えっ止めてくれないんですか」
「いやだって俺もお前に迷惑なことされたし」
「いいじゃないですか助けてくださいよ」
「それにようたぶん捕まっておいた方がいいぞ」
「えっなんでですか」
「だって田中遥斗を捕まえることが出来なかったんだから用済みだろならそのお前に依頼したやつから狙われるはずなら実力者が多いこの学校の番長組に捕まればいいだろ」
「まぁ確かにおれさまは番長組の偉い人間なんで勝手も聞くでしょうからね」
「じゃあな」
俺はその場を後にする
歩きながら事件を思い出す
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