野菜生活
「なんか行けそうだし、面接入れちゃおうか」
香澄が提案して、隼人も同意する。
隼人の通っている学校は、まあまあ頭のいい高校で、この周辺では有名なので、少しくらいは面接が通りやすいのではないかと予想する。
とはいえバイト先が求めているのは頭の良さではなく有能さ。だから実は加点はないのではないかという説もある。
どちらにせよ、面接を受けないことには働けない。
「いつにする?」
「今月もうすでにやばいし、早めがいいかも」
まだ今月半分くらいしか経っていないが、予算の四分の三は使ってしまっている。
来月の分の仕送りはまだ来ないので、給料日も考えるとしばらくはバイトするにせよしないにせよもやし生活になりそうではあるが……。
早く働かないと来月ももやし生活になってしまいそうなのでオワオワリである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます