休憩
「そろそろ落ち着いてきた?」
まだまだ少し気分が悪いが、会話が出来ないほどではないので隼人は頷いた。
「次、なに乗りたい? しばらく乗らないっていう選択肢もあるけど」
日向の提案を聞いて少し考える。
しばらく乗らないという選択をした場合、他の三人もそれに付き合わされることになるだろう。
しかし、無理に今すぐアトラクションに乗ろうとしてまた体調を崩すのもよくないように思える。
隼人が顔色を窺うと、三人は心から隼人を心配しているようだった。
「……しばらく休みたい」
さすがにその心配を押し切ることはできなかった。
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