生きることに疲れ果てた主人公は、ある日プツン……と糸が切れてしまう。気づけば、精神科病棟に入院することになっていた。そんな何もかもを諦めた主人公の前に、神を自称する男が現れる。深くに染み込み、心を揺らしてくれる。タイトルを裏切らない作品です。翻弄され葛藤する人間は、その時点で美しいものです。願わくば、もがいた先で何かを掴めますように。
心の休養をおろそかにしたせいで、精神病院への入院を余儀なくされた主人公。過去へと戻れない悲しみ、普通から外れてしまったことへの絶望。打ちひしがれていた主人公は、ある日突然の出会いによって…自由と不自由。夢の有無。あらゆる対比が美しい作品です。ぜひ読んでみてください。
非情にリアリティのある理由で精神科病棟に入院する事になった主人公。そこは精神科であるが故に、おかしな人がいるわけで。夢かうつつか、最後まで展開が読めない会話劇は、不思議と最後まで読ませる力があると思いました! 面白かったです。
始まりは全く異なる感覚を覚える二人が読み進めて行くにつれ同調していくこれはハッピーエンドになるための物語ただ唯一欠点なのが完結であるという事我儘ですがいつか彼等のこれからを読んでみたいと思いましたとても面白かったです