第10話 神食らう者

 ザンアキュートの心の水面に生じた波紋について、ジェノルインもワンダーアイズもソルブレイズも気づかなかった。この段階において、それは果たして幸福であったか、不幸であったか。

 この日本において第二位の実力者とされるジェノルインは、この会議に向けて日本政府と妖精達から送られてきた資料を頑張って思い出しながら、口を開く。

 ただしこの会議で語るのは、あくまで魔法少女達のソルグランドへの対応であり、日本政府とフェアリヘイムとは異なる。


「ソルグランドのこれまでの行動を見れば、強力な魔物の発生を手段は不明だけれど迅速に察知して討伐し、また窮地に陥っている魔法少女が居れば日本中あちこちに姿を見せて、助けてくれている。

 彼女のお陰で多くの魔法少女が怪我を負わずに済み、国内戦力の安定と再編成がスムーズに進んでいるわ。魔法少女の数が不足している私達としては、ソルグランドの活躍は賞賛と感謝の言葉を惜しむべきではないというのが、私見です」


「まあ、俺らじゃスクランブルが掛かっても、メインに活動している都道府県の近隣までが、救援に行けるギリギリだわな。ソルグランドはおそらくワープ系か、超高速で長時間移動できる手段を持っているのは間違いねえ。

 ワープ持ちが他に居ないわけじゃねえが、一級の魔物も簡単に蹴散らすような実力を備えている魔法少女は、俺の知る限りソルグランドだけだ」


 ジェノルインとワンダーアイズのソルグランドへの評価は、幸いザンアキュートの地雷を踏まずに済むものだった。

 肯定的な意見が続くか? とザンアキュートは口を閉ざして耳を澄まし、ソルブレイズはというと風聞でしか知らないソルグランドの評価の高さにふんふん、と首を縦に振っている。

 まだまだ新人のソルブレイズとしては、正体不明であっても頼りになるソルグランドの存在は素直にありがたいものでしかないのだから。


「それで? 私達魔法少女は彼女に対して、どう対応するべきだと考えているのです? 迂遠な発言よりも率直な答えか、せめて方針を聞きたく思います」


 視線は合わさず、ザンアキュートはいかにも無関心そうに聞こえる冷淡な調子で問いかけた。ただし氷河だと思って足を踏んだら、その下で海底火山が爆発した、なんてことになりかねない危険な情緒なのだから、とんでもない危険人物となったものである。

 ジェノルインはザンアキュートがこうして話を促してくるのは珍しいから、一、二度だけ瞬きをしてから、それならと話し始める。


「では掻い摘んで話しますね。アワバリィプールの情報提供から始まって、ソルグランドに助けられた時に、簡単な食事をお礼として提供する、というのが最近の暗黙のルールとして広く知られているでしょう。

 私もこの暗黙のルールについてはそのままでいいと思います。良いことをしてもらったなら、感謝するのは当たり前ですし、向こうも十分に喜んでいると報告が上がってきていますからね。皆さんもソルグランドに助けられた時には、お礼を忘れないように。

 あ、それとなにか食事を奢ったり、お土産を買って渡したりした時には、特災省かフェアリヘイムに申請すれば経費で落ちるそうですよ」


 ザンアキュートは抜刀する必要はなさそうだ、と安堵。さすがの彼女もこれまで日本を魔物の脅威から守り続けてきた仲間達を相手に、すぐさま切ったはったをするのは気が引ける。

 気が引けるだけで、命懸けの戦いをするのに躊躇はないのだから、物騒な精神性をしているものだが、そうさせたのはソルグランドこと大我であるのもまた事実。

 彼はいつかザンアキュートの精神を変えた責任を取らないといけなくなるだろう。


「ソルグランドに対しては友好的に接触するのが第一方針だけれど、次に私を含めた少数が懸念している事態について、話すわ」


(懸念、ですか。どうやら私が耳を澄ませるべき話は、これから始まるようですね)


「彼女の活躍によって多くの強力な魔物が討伐されているけれど、これは同時に魔法少女が強力な魔物との戦闘経験を積む機会を失っていることを意味するわ。

 シミュレーションで限りなく実戦に近い戦闘を経験することはできるけれど、やっぱり本物のとの命懸けの戦闘で得られる経験値は違うものなのは、ここに居る皆なら理解できるでしょう?」


「なるほどナァ。アンタを含め、一部の連中が気にしているのはそこかい。弱い魔物の出現が続くのなら、このままソルグランドに討伐してもらって問題はねえが、現実はむしろ逆だ。

 世界的に見ても魔物の出現頻度は緩やかに上昇しているし、それに伴って等級の高い魔物も増えている。この状況でソルグランド頼りになって、腑抜け揃いになっちまった日にゃ、ろくなことになんねえよな」


 基本的に三級以下の魔物の出現傾向が増えているだけならば、広域殲滅を得意とする一部上位陣の存在もあり、それほど危険視しなくてもよいが、現実はより困難で、二級や一級の出現数は増しており、日本魔法少女界に限らず危険視している者はそれなりに居る。

 プラーナ技術の発展と共に出現するようになった魔物については、フェアリヘイムと共同で調査を進めているものの、根本的な解決手段の発見には至っていない。


 人口の増加とプラーナ技術の発展に伴い、惑星上で過剰に溢れ出すようになったプラーナが一種の癌細胞のように機能し、魔物化しているという仮説もあるが、未だにこれだという発見はない。

 ワンダーアイズがジェノルインに理解を示す一方、まだかろうじて話についていけているソルブレイズが、恐る恐る口を開く。

 手の届く人々を守るので精いっぱいの彼女にとって、世界規模の話をされるとまるで実感が湧かないが、ジェノルインの懸念が全く分からないわけではない。


「でもソルグランドさんにピンチの魔法少女を助けないでください、と言うわけにもいかないと思います。実際、ソルグランドさんが助けてくれなかったら、最悪の事態になっていた魔法少女もいるわけですし。

 うーん、援護に徹してもらって基本的な戦闘は現地の魔法少女に担当させるようにお願いするとか、でしょうか。魔法少女到着前に魔物と闘っていた場合は、魔法少女が到着するまで足止めだけお願いする……どちらにしろ厚かましいお願いですね」


「まともな報酬も用意できてねえのに、こっちの都合を押し付けるわけにもいかねえわな。とりあえずよぉ、これまでソルグランドが討伐した魔物に見合った報酬だけでも渡しとくべきじゃねえの?

 向こうが受け取らねえ可能性もあるが、こっちが報酬を用意したっていう事実と、働きに応じる用意があるってのを態度で示さねえと駄目だろ。そんで向こうから具体的な報酬を求めてきたら、そん時こそこっちの誠意の見せ時だろうよ」


 ワンダーアイズの意見が妥当なところだったろう。ジェノルインは特に反発するでもなく、彼女の意見に首を縦に振るって旗門を始めとした特災省とフェアリヘイム側に魔法少女からの意見として伝えるのを決める。


「そうね。こちらに友好的な関係を築く意思があること、望まれれば報酬を渡す用意があること。この二つを魔法少女達と国家、双方からの提案としてソルグランドに伝えられれば、彼女の方からも歩み寄りがあるかもしれない。

 今後の魔法少女の育成を踏まえた上での魔物討伐については、もっと関係を深めてからソルグランドに伝えるべきでしょう」


 話疲れたジェノルインはマカロンを三つほど口に入れてから、新しく淹れた紅茶に角砂糖を五つほど放り込み、グイっと一気に飲み干した。

 第二位の実力者として、いざという時の切り札として構えていなければならない日頃の気疲れも相まって、精神的に少々疲れているのかもしれない。同時に次にしなければならない話を前に、一息入れたかったのだろう。


「これまでソルグランドに対する友好的接触の話をしてきましたが、同時に彼女を危険視する考えがあることも、皆さんには知っておいてもらわなければいけません」


 穏便な方向で話が終わればよかったのが、そうは問屋が卸さず、再びザンアキュートの四肢の末端に至るまで警戒の意識が張り詰める。

 さすがにこの場にいる三人を敵とみなすような事態にはなるまいが、場合によっては特災省かフェアリヘイムの王宮なりに、乗り込む未来があるかもしれない。


「ソルグランドさんを危険視って、あの人は魔法少女にとっても、日本にとっても良い事しかしていないと思いますけど」


 無垢なソルブレイズの意見を耳にして、ワンダーアイズは馬鹿にするでもなく、ジェノルインが言いにくそうにしている話題を、先に話してやった。なんだかんだ、面倒見のいい子のようだ。


「そりゃあ、どうやって魔法少女になったのか、どこのどいつがそうしたのか、元はどこの国の人間だったのかとか、普段はどこに潜んでいるだとか、分からねえことが多すぎるってのがまずいんだろ?

 特級の魔物を相手にしても勝てそうってのは、日本に留まらず地球規模の切り札ってことだぜ? 危機管理意識が少しでもあったら、どうにか管理できるようにしてえと考えるってもんさ」


 背もたれに体重を預けて、グラグラと危なげに椅子を揺らすワンダーアイズに、ソルブレイズは自分の知らない観点からの指摘を受けて、一語一句漏らさずに聞く体勢を整えている。真面目な子だ。


「まあ、俺達みたいな普通の魔法少女だって、報酬ありきとはいえ基本的には善意で国防に協力している立場だけどよ。

 国によっちゃ正式に軍隊の一部に組み込んで、軍人扱いしているところもあれば、一般国民とは別に優遇しているところもある。

 どんな形であれ、国家が管理しているのに変わりはねえよ。それに加えてフェアリヘイム側がすべての魔法少女を把握しているってのも、管理面からすると大きい」


「でも、ソルグランドさんはその全ての例から漏れているから、『危ないかもしれない』?」


「どっかの国の秘密兵器かもしんねえし、やべえ組織に所属しているかもしんねえ。どんなに馬鹿げた可能性でも、確かめないうちは否定できないのが問題なのさ。

 俺はまだソルグランドと会ったことはねえが、助けられた連中の証言や記録映像を見る限り、個人的には世話焼きの善人って感じだな。

 その背後関係を確かめられりゃ、もっと安心して頼れるってわけだろ? いや、頼るのは駄目か。せめて共闘するって意識でないと駄目だな。チッ、俺も焼きが回ったか?」


 ザンアキュートは変わらないように見える冷淡な瞳で、ガリガリと頭を掻くワンダーアイズを見ていた。


「ワンダーアイズさんはソルグランド様と可能な限り対等な立場で接するべき、そう考えているのね?」


「ああ? そりゃそうだろ。俺らは魔物退治の専門家だぜ? その俺らまでソルグランドに頼っちまったら、どんだけの重荷を背負わせることになるのか、分かったもんじゃねえ。

 ソルグランドにだってプライベートはあるだろうし、日本の魔法少女全部に頼られるようになっちまったら、そのプライベートまで奉げなきゃいけなくなるだろ。そんなのはいくらなんでも不義理だし、俺達自身も情けねえったらありゃしねえ」


「なるほど、貴方の意見は一理あります。尊び崇めはすれど、頼らず縋らず。自らの足で自立することこそ肝要。対等に接しようというのは、不遜かつ分不相応かと思いましたが、私の視野が狭まっていました。ありがとうございます。霧が晴れたような気持ちです」


「お、おお? 役に立ったんならよかったよ」


 ワンダーアイズは薄々ザンアキュートが大分おかしいぞ、と気づき始めていた。おそらく素直で無垢なソルブレイズを除き、ジェノルインもザンアキュートの言葉と態度の端々から、見た目通りの平静を維持しているわけではないのを見抜いているだろう。

 ともあれ魔法少女の間でソルグランドとの今後の関係を模索する意見交換は活発に行われ、彼女との友好的接触を目指して政府機関、フェアリヘイムとも協力してゆく方針が主流であるのは間違いない。

 ソルグランドを危険視し、監視ないしは捕縛を目論む者達は極一部に留まる。

 そう、極一部でも存在しているのには変わりなく、強力な魔法少女を日本が確保することを厭う国外勢力もまた存在しているのだった。



 日本所属の魔法少女達の間で、ソルグランドマニュアルが作られ、頒布されようとしている頃、当のソルグランドこと真上大我とパートナー妖精のフリをしている夜羽音は、太平洋上に浮かぶ無人島に居た。

 かつては数百人からの住民が居た島は今やすっかり寂れ果てた無人島と化して、廃墟は木々の中に埋もれて無残な姿を晒している。

 プラーナ技術の恩恵など欠片もないこの場所では、魔物など発生するわけもないが、無視しえない強力な魔物が発生してしまっていた。


「闘津禍剣!」


 これまでのものよりも、薄く、細く、鋭く研ぎ澄ませ、切断力を増した闘津禍剣だ。

 夜羽音の指導によりこれまでおおざっぱで無駄の多かったソルグランドの技は、より効率化、高威力化が図られている。

 そして大我の大上段からの縦一文字の斬撃は、彼を捕まえようと伸ばされたイボの生えた気色悪い紫の舌を斬り飛ばした。

 斬り飛ばされた舌に向けて、光り輝く鴉の群れが殺到し、摂氏十万度の熱量と引き換えに舌をこの世から消滅させる。夜羽音の太陽の化身と謳われる権能を用いたサポートだ。


 大我が眦鋭く絶世の美貌をゆがめて睨む先には、島の大部分と同化した不気味な魔物の顔が浮かび上がっていた。

 おおむね直径七十メートルほどの蛙と金魚が融合したような顔だ。粘膜を纏う皮膚は濃い緑色の他、赤や白、黒色が斑のように散っている。

 魔法少女だけでなく人間ならその巨大さも相まって、思わず悲鳴を上げるような醜悪さだ。おまけに臭いも酷い。


「ぐええ、臭いい! 発酵臭と腐敗臭と、もう、わけわからん!」


 ぶつぶつと魔物の皮膚の一部で水泡が生じ、それが弾けると色彩豊かな液体が散弾として発射される。強力な酸性の毒であるのは、大我の五感が瞬時に見抜いていたが、敏感すぎるが故に大我を苦しめてもいた。


「速攻で片づける! 闘津禍剣・四四苦斬ししくぎり


 縦横無尽に闘津禍剣が振るわれ、賽の目状に合計十六の斬撃が放たれると、光り輝く跳ぶ斬撃となり、毒液を蒸発・浄化しながら魔物の顔を深々と斬り裂き、同時に太陽の中心温度に匹敵する超高温が魔物の体内を焼き尽くす。

 魔物が皮膚に纏う粘液は強力な毒液状のプラーナであり、物理兵器ならば核兵器を投じられようが無傷だが、八百万の神々の分霊の集合体とでもいうべき大我の圧倒的なプラーナの前では、薄紙ほどの守りにもならない。


 十六の斬撃と熱量は、島の地下深くにまで達していた魔物の全細胞を地球上から消滅させ、更には無害化と汚染の浄化も一度にこなして見せるのだから、大我は規格外の魔法少女であった。まあ、厳密には魔法少女ではないのだけれども。

 魔物が完全に消え去り、同化前の状態に完全に戻った眼下の島の様子を見ながら、大我は左肩に停まる夜羽音と、自分達の正面に浮かぶ巨大な白い毛玉のような存在を見た。

 この五十センチほどの不可思議な存在こそは、大我達をこの無人島に呼び込んだ主である。


「いやはやアレだけの規模になった魔物を一蹴とは、恐れ入りますた。恥を忍んで助けを求めた甲斐があったちもうす。八咫烏様、真上大我様、重ね重ねお礼申し上げますど」


 ゴマ粒みたいな両目と小さな口があるこの毛玉のような存在は、この無人島に根付いた一種の精霊であり、土地神と呼ぶほどの霊格は持たない。住人が去った後も島に残り、悠々自適に暮らしていたのだが……


「ここは龍脈からも外れた場所。本来なら取るに足らない下級の魔物が、外つ国の者達を食べたことで一気に強大化し、島のプラーナを無理やり吸収してこうなりましたか」


 夜羽音がやりきれない様子で呟くのを聞いて、大我は目の前の毛玉をしげしげと見る。


「外つ国というとこの島に海外の神様とか天使とか、そういう方が住み着いていたんで?」


 不思議そうに問いかける大我に毛玉が答えて曰く


「いやあ、そこまで強力なものでは。さすがにそこらの浮遊霊ほどではありませんが、すっかり零落した霊的な存在ですで。南蛮で言うところの悪魔みてえなもんで、本来の土地を離れて、すっかり小ぢんまりとしておりましてなあ。

 ここでは恐怖を得るべき人間もおりませんで、ただ滅びるのを免れているだけという有様でしたんで、排斥もされずにそのままだったのだすけんども、運悪く寝こけているところを魔物にペロリとやられ、そのまま格を上げた魔物が島を食い始めやして」


「不幸の連鎖ってことですか。俺の力の及ぶ範囲で事が収まってなによりでしたが、八百万の神々以外にも、やっぱり居るのですね。神や悪魔と呼ばれる存在が」


「ええ。以前にもお話ししましたが、もはやこの地球はあなた方人類の息吹に満ちた世界に変わっています。ざっくばらんに言うと世代交代、あるいは巣立ちですね。

 ですがそれを認められなかったもの、あるいは取り残されたものが人の目の届きにくいところに息づいている例があります。今回がちょうどその一例でした。

 プラーナの塊である魔物にとって、零落していても妖怪や悪魔と呼ばれる存在は、絶好の糧だったのですね」


「その結果がさっきのデカブツですか。私見ですがあれは準一級か一級相当の力を持っていたと思いますよ。発見が遅れて同化の範囲を広げていたら、最悪、特級にまで成長したかもしれない」


 これまで大我に特級との戦闘経験はない。特級自体、同じ等級の中でも上下に幅のあるものだが、これまで出現した特級が人類に齎した災害を知らぬ大我ではない。

 ブラウン管の向こうで、あるいは紙面で被害の大きさと凄惨な戦闘後の様子を知り、あまりに理不尽な天災にも等しい脅威と認識している。


「これまで出現した特級や一部の魔物も、今回みたいに零落した神様や悪魔を食べていた可能性はありますかね?」


「ふぅむ、名のある神や妖精に限れば、日本ではそのような事態はない筈ですが……。外つ国となると話は変わります。これは一度ならず厳重に確認をした方がよさそうですね」


 大我は万が一にそうした強力な魔物が出てきたとして、それらと自分が戦うのは構わないが、孫娘の燦をはじめ他の魔法少女達が戦わなければならない可能性については、心の底から憂いていた。

 魔法少女達を危険に晒さない為に、自分に出来ることは他に何かないかと、大我は必死に頭を回転させるのだった。

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