櫂修斗(かいしゅうと)にとって孤独は、なりよりの安らぎだった。あの子が来るまでは……。
高校二年生の夏休み明け。
イギリスから一人の転校生がやってくる。
――イヴリン・デイヴィス。
教師から答えを求められて、固まるイヴ。
『答えが分からなくて困ってる? それとも、答え方が分からなくて困ってる?』
カイ(シュウト)はさりげなくアシストする。
さらに、ある日の学校の屋上。
『いや、私はカイの卵焼きがいい』
『美味くないかもしれないぞ?』
『それでも、私はカイの手作りが食べたいのっ』
グイグイ来る、イヴにシュウトは⁉︎
素敵な物語をありがとうございました。
(メモ、長編21、連載中、16話迄読了)