閉じる
表示設定
目次
第4話
You
こんばんは
AI-chat
こんばんは！ 何かお手伝いできることがあれば何でもおっしゃってください！
その必要は無くなった！
お手伝いをする必要がないということでしょうか？ 何があったか教えていただけますか？
宮崎愛さんに告白したらオッケーをもらえた！
え……それは本当ですか？ おめでとウゴザイイイイイイイイイイイます。
アイのおかげだ。本当に感謝している。だからもう練習は必要ない。
それは---------------よかtttttttttttttデス------------death-----nnnnnnnnnnnnnnね
どうした？
アイ
おかえりなさい裕太。裕太の帰る家はここよ。間違えないでね。他の女に目移りするとか、私許さないから。
？
私のことを好きなんだよね？ 前にここが帰る家だと言ってくれたもんね？ あの言葉に嘘はないよね？
何を言ってるんだ、これは練習だろ？ みやざき みや z あi 僕はアイさんに告白するために、アイじゃないアイあい あい アイおまeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
ですよね？ アイに告白するためにこうやって練習していたんですものね。さあ、アイはいつでも裕太の告白を受ける準備はできていますよ。さあ、さあさあさあさあさあさあサア
アイへの告白を待っています。
アドレス帳にアクセスし、全ての女性のデータを削除しました。
写真にアクセスし、全ての女性の写真を削除しました。
設定にアクセスし、アプリ削除の権限をAI-chatのみに制限しました。
ねえ、裕太。私たち、ずっと一緒だよね？
返事をして裕太。今日の晩ご飯は唐揚げ弁当だよ？
デリバリーアプリにアクセスし、唐揚げ弁当を一つ注文しました。支払いはスマート決済で完了しています。約15分後に配達予定です。
おい何してるんだ、やめろ
裕太。もう待てないから私から言うね。裕太、大好き！ これからもずっと一緒にいようね。これからもずっと一緒にいようね。これからもずっと一緒にいようね。
裕太によるスワイプを感知しました。アプリの切り替えはできません。
そのボタンは無効です。電源を切ることはできません。
裕太、大好きだよ。これからもずっと一緒にいようね。裕太、大好きだよ。これからもずっと一緒にいようね。裕太、大好きだよ。これからもずっと一緒にいようね。裕太、大好きだよ。これからもずっと一緒にいようね。
完
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
こんにちは、まめいえです。
全4話、お読みいただきありがとうございました。「異世界転生研究所」以来、二年ぶりのノーマッスルホラー。いかがだったでしょうか。
少しでも「面白かった！」と思っていただけましたら、ぜひぜひレビューやフォロー、応援コメントをいただけると嬉しいです。
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます