第7話 一般JK

スマホのアラームだ…


!!


夏休み明けちゃった!!







ということで夏休みが終わった。



「美味しそー!!」


今日は3時間で授業が終わり、部活はオフ



ということで吹部一年女子でパフェを食べに来た。


9月1日からのの期間限定パフェ。桃やぶどう、マンゴーなどの果物がふんだんに使われた、ちょっと贅沢なパフェ。



「写真とろー!インスタあげる!」と菜々。


菜々はこういうところがこまめで、よく写真を撮ってインスタに投稿する。JKだ



「おいしーー!!」

甘くて、ひんやりしてて、美味しい。



ただひとつ問題がある。私は結構な少食だ。


「もう無理…」3割ほど残してギブアップした。


「私が食べたげるー」と菜々。

JKらしい菜々だが、元々柔道をしていたのでよく食べる。ちなみに黒帯らしい。


「麻陽はほんとに食べないねー」と桜。

「なんか、常に腹五分目みたいな感じだよね。」と千草。


たしかに、常に腹五分目は言えてるかもしれない。



(こんなに美味しいパフェを完食できない悲しみ…)


「菜々は柔道やってたからよく食べるのは分かるけど、麻陽だって陸上やってたんでしょ?元々そんなに少食でスポーツって大丈夫だったの?」と桜に聞かれる。



「んー普通だったかな…最近急に食べれなくなったんだよねー。」


「でも麻陽は健康的に見えるよね。近くにいたらご利益ありそうだし」


なんじゃそりゃ






   実は私の少食の原因は自分で大体分かっている。飼っていた猫の花の死だ。

   その時のショックでご飯が余り入らなくなり、それがそのまま定着してしまったのだ。





『ご馳走様ー!』





次は洋服店。友達とウィンドウショッピングすることにとてもJKを感じる。


そう。ごく一般のJKだ。一部分を除いて。

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