人生初めての内見のお話/KAC20242
思い出したので書いてみる。
あ、実話です。小説ではありません。
私はいわゆる『内見』というのを初めてしたのは、三十歳前でした。
親から『いい加減家を出ろ』と言われて、家を借りるのではなくなぜか買うという選択をしたという謎なことをやりました。
で、まあ私は実家が戸建てだったので、最初戸建てを考えていたのですが。
とりあえずどうするべか、ということで、横浜駅近くの不動産屋(当時会社がそこにあった)に立ち寄ったら、あっという間に内見しましょうという話になってしまいまして。
そしてその週末に色々案内されました。
一応戸建ても考えているということも話した結果、マンション二つと戸建て二つを紹介されました。
回ったのは一つは横浜駅徒歩五分という距離にあるマンション。
こちらは築六年くらいで、すぐ前に別のマンションが建っているのですが、視界を遮るというほどではない感じ。とはいえ、四階なので眺望は……というところですが、何気に山というか崖際に建ってるので、窓から下までの高さは十階建て以上でした。
まだ前の方が住んでいらして、それで案内してもらいました。
もう一つは、車の距離のマンションで、こちらは眺望は素晴らしかったです。
築十五年くらいだったかな。
こちらはすでに前の住人はいなくなっていて、とてもすっきりしてました。
あと二つの戸建ては……ぼんやりとしか覚えてないのですが、結論から言うと戸建ては速攻選択肢から消えました。
どう考えても一人で戸建てに暮らすのは現実的ではないな、とすぐわかったので。
で、ここから早かったというか……その最初の横浜駅徒歩五分のマンションであっという間に決めてしまったんですよ。
前の住人が事情があって売り急いでいるというのもあって、相場より幾分安く出来そうというのもあったのと、電化製品とかも置いて行ってくれるとのことで。
こちらとしても大助かりだったので(住んでから五年くらいしか経ってない)
というわけで、三十歳になる半年くらい前に、一人暮らしを始めることになりました。
まあ今はそこから引っ越して戸建てに住んでるわけですが……。
壁芯七十平方メートル、つまりファミリータイプの家に一人暮らしですからね。
めちゃくちゃ贅沢でしたね(笑)
あ、ちなみにこの家が、『白雪姫の家族』の和樹の家のモデルです(笑)
間取りとかはほぼ同じイメージです。
さすがにそのマンションは、上層階が億ション仕様というわけではなかったですけどね(笑)
なお、斜め前にマンションがあったのでダメでしたが、それがなければ花火はホントに見れたそうですので、上層階は見えるらしいです。
まあとても便利(というか便利すぎる)場所でしたね、ホントに。
子供が二人になったので手狭になって引っ越しましたが、年取ったらまた住みたいとか思ってます。
難しいだろうけど。
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