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これ面倒くさい話ですね、、
厳密には、「ミスリル」という言葉単体では、基本的に創作性は認められないはずです。
トールキンの定義したミスリルと同等のものを物語上で登場させて、やっと創作の転用になります。
逆にいえば、それをしているなら「ミスリル」という名称でなくても転用とみなされるはずです。
また、たとえばSONYの「ウォークマン」のように、一般語として通用してしまっている言葉については、商標や著作権が無効と判断される場合もあります。
「ミスリル」も同様でしょう。
ただ、法的な判断とは別として、訴えを起こすこと自体は自由でして。
面倒を避けるという意味で、そのような名称の使用は避けておうたほうが無難なのは間違いないと思います。
せっかく創作を自分でやるのだから、名称も創作してしまったほうが楽しいでしょうし。
作者からの返信
この話、あとで知ったのですが海外のどっかで『ミスリル』に対しての著作権だかが認められる判断がされたのが、話が盛り上がったきっかけらしいです。
(ソース不明……すみません)
元々『ホビット』は認められていたわけですが、そこにミスリルが加わったというか。
なので今後は使いづらくなるのは確実だと思います。
まあ私は『竜殺し』ではほとんどの言葉は創作にしてますが、それとは別にして、やはり共通認識の『単語』は説明前提を省けるという点では便利なのは事実ですしね……。
極論、『鉄』だってそうで、英語では『アイアン』ですからね。
ここですでに言葉が違う。
まあどこまでやるかですよね。
『ミスリル』と『ホビット』が著作権にひっかかる可能性があるとは。
ファンタジーで、何気なく使ってらっしゃるかた、たくさんおられると思います。
著作権て厳しいんだなあ。
作者からの返信
ホビットは文中にある通り、D&Dで盛大にNGが出されたのは界隈では有名で知ってたのですが、今回それにミスリルも入るという判断がされたのが、この話題が出た理由のようです。
いまのところ、趣味の範囲ではまず問題ありませんが、商業誌だと、希少金属の意味合いで使うとまずい可能性が出るのは否定できません。
いまのところそこまでの話は出ていませんが。
著作権は、現在仕事でもちょっと色々見るのですが……あれ、ホントに複雑で。
著作権専門の国家資格(弁理士)が存在する理由が分かります……。