第005話 口約束と悪童悪鬼の花火師三昧

雉撃ち爺さん、花摘み婆さん:05

表題「めーにゃんなんて、どうでもええやん」


作戦負けだと悟る。僕の完敗さ。

めーにゃんは自枠に来て、初めて自著を団体買い(4冊)することを

約束してくれた女性のリスナー(ライバー)だ。

その後も縁があり、僕は約60,000枚彼女にコインを捧げた。

それくらい団体買いは大口の取引だし

初めての経験だったので、口約束=成立だと思い込んだ。

しかし、彼女は言い放った。

「購入予定者のひとりが、亡くなったの……」

単純に4冊→3冊になったと思えばいいか?

残念ながら、そんな風に転がりはしなかった。

彼女のお母さんも重病に疾患してリストから外れ

彼女の親友も(健康だが)除外対象に加えられた。

口約束をした彼女自身も

「初心者の小説家は本を無料で配るべき。

内容が面白かったら、収入はあとから着いて来る!」

みたいなことを力説し出して、結局、購入対象外。


お爺さんは山に雉撃ちに、お婆さんは川に花摘みに行きました。

生前贈与とトイレ渋滞。

この女性が逆方向にとち狂ったのも、

Eitanと言う名前の悪童悪鬼の仕業なり。

Eitanは界隈では知られた花火師。

1080coinsを惜しげもなく使用して女性のハートを鷲掴み。

言わせて貰えば、ストリッパーの股間に

千円札3枚ねじ込んだだけですからね。

千円札3枚:Eitanの平均花火打上回数。

紙幣を3枚と小銭の合計3,240円で女性の心を魅了、か。

ラビ子さんとEitanも切っては切れない仲。

ロビ子さんとEitanはおそらく無関係。

岩永桂自身はEitanに一方的に恨まれている。

そこら辺のことも次回以降、描いて行けたら……。

次回表題「WITH Eitan,AFTER Eitan」

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