第006話 誠意とはコイン数のことかね?
雉撃ち爺さん、花摘み婆さん:06
表題「WITH Eitan」
初めて逢った彼はVAMOSと言うハンドルネームで
紫バッジ(LV.7)を胸に付けた紳士だった。
皆から慕われる気のいいあんちゃんってイメージ。
実際、個人枠を設けて相談業務に勤しんだりしていた。
VAMOSさんとの「出逢い」がラビ子さんとの「出逢い」。
その頃はもう、Eitan名義だっただろうか?
僕は初めての単推しに合計90,000coins費やし
達成感、高揚感でいっぱいだったが
推した相手に理不尽なブロック処理をされて憤りを感じた。
売り言葉に買い言葉で「90,000coins返せ!」発言に
渦中のVAMOS(Eitan)さんが、推しを庇って反論する。
好意で投資したから返って来なくて当然と思っていたが
(弁護士役)地元の公明党議員は案外ノリノリで
民事裁判やむなしレベルまでことは動いた。
消費生活センターにまで問い合わせた事実に、Eitanが孤高に吠える。
しかし、90,000coinsも投じたのは、Eitanにも責任がある。
彼は、ここぞの投資の現場から敵前逃亡した罪があるのだ。
結集した有志の4人全員で、推しさんを支えて行こうと誓い合った。
Eitanはその集団の中心人物だった。
推しさんの誕生日(2023年05月14日)までに
MAXバッジ(LV.10)を獲ることまで宣言したのに。
花火師であるから初期投資は盛大なくせに、
独り舞台では無かったためか尻込みを決め込み
Eitanさんの本気投資を見ること無く
僕が全ての負荷を背負って、推しさんの野望に加担した。
全ての負荷:他の有志も、理由を付けて計画から離脱
とは言っても、VAMOSさん時代は紫バッジを付けていた。
やる時にはやる男と括りながら、今回は〆ることにする。
彼が身に着けていた紫バッジはLV.7
そこに至るまでは、実直で存大な投資が不可欠である。
次回表題「AFTER Eitan」
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