型にはまった「先生らしく」ではなく「自分らしく」ひとりの人間として子どもたちと向き合い、真剣勝負を楽しんでいる主人公が本当に輝いていてステキです。私自身も生きているうちにやりたいと思っていることを全部やろう!という気持ちになりました。
いきなり放り込まれた異国での学校生活に戸惑う子どもと、ひょんなことで初めて教壇に立つことになった若い女先生との、愉快痛快なストーリー。分別臭く上から見下ろすのではなく、子どもの目線で考え、行動する沙織先生に拍手を送りたくなります。