拙作を取り上げてくださいまして、ほんとうにありがとうございます。
反応が遅くなり、申しわけありません。

「どうして雨が降るの？」ならばともかく、「雨を降らすのは誰？」という問いにはなかなか答えが見つけられず、一度は「雨男／雨女」で書こうかと思ったのですがなかなかまとまりませんでした。
ところが、他の作のために作った設定に「フライングバーズ雨乞い事件」というのがあり、だったらこの雨乞い事件そのものの展開を書けばいいじゃん、と思って、この物語で応募した、という経緯でした。

「少女たちの繊細な心の動きを残酷なまでに正直に描写した」、「ぞわぞわした」、「生々しい」という評価をいただけたのもとくに嬉しいです。
カクヨムに参加するはるか以前に、読者から「清瀬の書く女の子はみんないい子すぎる」と言われたことがあり、「当たっている」と思う面もたしかにあったのですが、そうではないところも描いてきたつもりだったので、「これでも読者からはいい子に見えてしまうのかな？」という疑問を引きずっていました。
ですから、裏切り、羨望、失望などを描いたことを評価していただけて、嬉しかったのです。

すてきな自主企画をありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。