応援コメント

12/25 【読む】四谷軒「嵐神(バアル)こそわが救い ~シチリア、パノルムスに吹きすさぶ嵐~」」への応援コメント

  • キイチゴじいちゃんは私も好きです(笑)
    そんなじいちゃんの母国を自分なりに描いてみました^^;

    何というか、歴史ものの宿命なのですが、知らない方にもわかるように書くというのが常に課題としてありますので、「ちゃんと面白く読めた」は非常にありがたいお言葉です。

    象さんの戦い、これは現代ではありえない光景ですから、もう想像で動かしてそれを描くのに必死でした^^;
    これについても臨場感があるとおっしゃっていただいて、嬉しい限りです。

    そしてハスドルバルとメテッルスの最後の対話。
    やはりこういう人間的な、「対話」というのができるのが、文明の最先端を行く両国の最前線の男たちならではと思います。
    そういうののカッコ良さや価値が伝えられればと思って書きました。
    お楽しみいただけたようで、何よりです!

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    普段はおボケになられているキイチゴじいちゃんが、戦のアドバイスをくれるシーン、かっこよくて大好きなんです。
    昔から戦い続けている国だからこそ、あのような傑物が生まれるのかもしれません。

    四谷さんが心を砕いて、色々解説してくださるお陰で、私も楽しんで読むことが出来ます。
    正直、専門的な物事を取り扱う小説の中には、用語の解説がおろそかになるものがあったりするので、本当にその心遣いは有難い限りです。

    優しいイメージのある象さんですが、しっかり訓練されてから、大暴れされると無茶苦茶怖いですね。
    当時のローマ人たちからしたら、絶望感が半端なかったことでしょう。作戦勝ちとはいえ、それを実行したのは体一つで……本当にすごいです。

    国、人種、宗教、思想など、相容れない部分はたくさんあったはずのハスドルバルとメッテルスですが、お互いを「人」として尊重しているのが、よく伝わる対話シーンでした。
    こういう精神が、今こそ必要ではないかと、最近つとに感じます。