12/4 【読む】新吉「声にならない」


・「声にならない」

https://kakuyomu.jp/works/16816927862200749764


 「君」と共に唄を作っている「僕」。ワンルームの中、踊りながら、喋りながら、時々質問しながら、二人は歌作りを続ける。シンプルな舞台の中で描かれる、千文字以内の物語。

 私が主催した去年度の自主企画「問えば響く君の答え」の「明日はどんな唄を歌おうか?:の参加作品。新吉さんは、一番最初の「同題異話」から、いつも私の自主企画に参加してくださる、とても有り難いお方。お世話になっております。


 私は小説を書いていると情報過多というのか、かなり言葉数が多くなってしまう癖があって、反対に新吉さんは研ぎ澄まされた表現力でずばっと刺してくるから、そこに憧れる。あと、私は詩が書けないので、それも書けるところを尊敬している。

 こちらの一作も、背景はあまり書かれずに、二人の様子と「僕」の心情から、深い物語を読み取れた。ちゃんと主題も分かるのだから、本当にすごいなぁ。


 さて、今更だけど、「唄」と「歌」の違いについて調べてみたりした。本来なら自主企画を立てた時点で調べるべきだけど、まあ、これでいいかとなあなあにしてきたのだった。

 で、「歌を歌おうか?」にしなかった理由なのだが、同じ漢字が並んでいて、「頭痛が痛い」みたいに見えるから。あと、バンプが好きなので、「唄」表記には慣れているというのもある。


 そんなテキトーな自主企画だけど、参加してくれたのは本当に嬉しい。

 色々あって、明日に新しい自主企画を立てようと思っているので、そちらもたくさんの参加者が来てくれたら、と思っている。

























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