第62話 最高のヒーロー

 仲間達と連携と取りながら水を自在に操る女――アクアリウスと戦う。


 どこかで見たことがあると思ったら、この間クリムゾンフレアとブラックローズ、それにチェリーブロッサムが戦っていたファントムだ。


 一度映像を見ただけだけれど、戦い方も見た目もアクアリウスの特徴に一致する。


「レッド、イエロー、合わせて! ブラックとホワイトはバックアップを!」


「「「「了解!!」」」」


 ブルーの指示に俺達は従う。悔しいけど、こういった指示をするのはブルーが一番得意だ。


 ブラックとホワイト――特にホワイト――は、まだ戦いになれていない。というよりも、戦う気持ちを作れていない。


 俺やブルー、イエローのように明確な戦う理由を持っていないから、戦いにも勢いが足りない。


 だから、俺達がどうにかするしかない。


 ブルーとイエローが撹乱して、俺が合間を縫って攻撃をしかける。


 水玉や水の槍の合間を器用に避ける。


「水なら!!」


 俺達は一瞬のアイコンタクトを交わす。それだけで、ブルーが何をしたいのかが分かった。


 ブルーがアクアリウスと同じように水玉を作り出す。


 アクアリウスの攻撃を器用に避けながら、これまた器用に攻撃を仕掛ける。


「あら、水しぶき程度、ちょっと涼しいだけよ?」


 アクアリウスは鬱陶しそうに手を振る。それだけで、水がうねり、ブルーの水玉をさらっていく。


 余りに容易く攻撃をいなすアクアリウス。やはり、一筋縄じゃ行かない。


 なにせ、あのクリムゾンフレアが苦戦した相手なのだ。油断なんて出来るはずも無いし、一筋縄で行く訳も無い。


 けれど、これで良い。


「絶え間無く攻撃し続けろ!!」


「分かってる!!」


 言いながら、イエローが雷を放つ。


 その雷を、アクアリウスは水の壁で防ぐ。


 イエローの雷を受けた水の壁が、一瞬放電する。その雷が、アクアリウスにも伝わり、少しだけ苛立ったような表情かおを見せる。


 ブラックが間髪入れずに岩を飛ばす。


 飛来する岩や石つぶてを手に持った三叉矛で弾く。


 岩を打っているというのに、ぶれることも無く、表情を歪める事も無い。


 なんの痛痒も与えられていない事に、けれど、苛立ちは無い。


 そうやって余裕ぶってろ! そっちの方が都合が良いからな! アクアリウスが油断してればしてるほど、俺達の作戦の成功率も上がるってもんだ!


 絶え間無く攻撃を繰り出す。特に、ブルーとブラックは過激とも言える程に攻めまくる。


 俺とイエローは殆どサポートだ。ホワイトは作り出した氷を投げている。本当なら、ブルーと相性の良いホワイトだけれど、今回はブルーとの連携は無しだ。変わりに、俺が手伝ってやる!


 ホワイトの投げた氷を俺の炎が溶かす。強度の無いホワイトの氷は俺の炎に焼かれて地面を水で濡らす。


 その様子を見たアクアリウスは馬鹿にしたように笑う。


「あら、連携不足じゃなくて?」


 そんな煽り言葉に俺はあえて乱暴に返す。


「うるせぇ!! おいホワイト、もっと弾幕張れ!!」


「う、うん……」


 びくびくとしながら、氷を投げる量を増やすホワイト。


「はぁ……水は好きですけど、こうも私以外の水が多いと目障りですわね」


 そう言ったアクアリウスは、水の門ゲートを開き、そこから大量の水が流れ出る。


「目障りですから、もう退場してくださって構いませんわ」


 ブルーが一度に出せる水量を凌駕した量の水に、しかし、俺の口角は上がる。


 なにせ、向こうが俺達の作戦に必要な燃料・・を投下してくれたのだから。


 即座に、俺は叫ぶ。


「ブラック、包め・・!!」


「ああ!!」


 俺の言葉に即座に反応したブラックが、地面に両手を着く。


 瞬間、アスファルトを突き抜けて板状の岩石が盛り上がり、まるでドームのようにアクアリウスを包み込む。一カ所に十分な隙間を作りながら。


「あら、お粗末ですこと」


「いや、これで良いんだよ!!」


 俺は両手に炎を溜める。俺が出せる、最高火力を出すべくありったけの魔力を込める。


 俺は、俺達は、決して部活動なんて遊び気分でやってる訳じゃない。俺達は、ちゃんとファントムを倒すために、真剣に考えていた。


 俺達が考えた、俺達の属性を活かした必殺技・・・を!


「さぁ、行くぜ!!」


 両手に溜めた炎は極限まで熱せられ、まばゆく光り輝く。


「お……らあッ!!」


 極限まで熱を孕んだ二つの炎をブラックが意図的に作り出した入口に投げる。


 たわみ、陽炎かげろうを生み出しながら、高速でブラックの作り出したドームに入り込む。


「無意味な――ッ!?」


 高速の炎球がドームに突っ込んだ瞬間、激しい炎の上がらない爆発が起こる。


 岩石のドームが軋み、衝撃波が俺達を襲う。


 たわむ身体をしっかりと地面に縫い付けるように立ち、ドームを見据える。


 そして、得意げに笑って言う。


「理科の実験だ。水蒸気爆発って、知ってるか?」


 水蒸気爆発は、水分が高熱により急激に気化して、高温かつ高圧の水蒸気になることによって起きる現象だ。


 ブルーが水玉で絶え間無く攻撃をしていたのは、水蒸気爆発の燃料となる水で満たすためだ。


 ブラックが岩を飛ばしていたのは、水が分散しないように簡易的な池を作るためだ。


 準備がたいへんで、相手が移動を繰り返していては使えないけれど、今回のように俺達を格下と侮る相手には準備が容易だ。


 科学的に引き起こすには恐らく俺達の行動は不完全だろう。だが、魔法で無理矢理引き超すなら、全員がイメージを揃えていれば難しくともやってやれない事は無い!!


 そして、俺達の必殺技はこれだけで終わりではない。


「イエローッ!!」


「分かってる!」


 イエローが身体の前で雷を溜める。


 水蒸気爆発で、炎の無い爆発がドーム内で起きた。つまり、ドームの中は水蒸気で満たされている。


「はぁッ!!」


 イエローのありったけの魔力を込めた雷撃が放たれる。


 相手は格上、必殺技で魔力を惜しんでいては勝てない。だから、俺も目一杯魔力を込めた。そして、それはイエローも同じだ。


 放たれた雷撃がドームの中に突っ込む。


 ドームの中は水蒸気で満ちている。雷は水蒸気を導体にして四方八方からアクアリウスを貫く。


 落雷のような音が鳴り響く。ドームが軋む。


 そうして、轟音が鳴り終えた後は、耳に痛いほどの静寂が訪れた。


 数秒待った。しかし、ドーム内から音は聞こえて来ない。


 ……終わった。倒した。クリムゾンフレアとブラックローズが苦戦した相手を、俺達だけで倒した!


 そう思ったのは俺達だけではなく、他の四人も一気に肩の力を抜いた。


「……っしゃぁ……ッ。……よっしゃあっ!! 倒したぞ、俺達で!!」


 俺は仲間達に向けて腕を振り上げながら言う。


 仲間達が俺を見る。


「俺達やれるんだ! これでもうヒーロー部だなんて言わせねぇ!」


 やった! 勝った! 俺達で勝てたのだ!


「俺達が、やった――」


「誰を、やったのですか?」


 静かな声が聞こえてきた。


 直後、背後から衝撃を受けて身体が前方に吹き飛ぶ。


「がっ!?」


 着地も受け身もままならず、俺は地面に無様に身体を打ち付けながら転がる。


「レッド!!」


 ブルーの声が聞こえる。けれど、返答を返せない。


 ようやく止まった身体は全身が痛み、衝撃のせいか、うまく呼吸が出来ない。


 ……いったい、何が……!?


 俺は咳込みながらも、衝撃が飛んできた先を見る。


「――なっ!?」


「あらあら、驚くのね。もっと想像力豊かにしないとダメですわよ?」


 そう言って笑うのは、ドームの中に居たはずのアクアリウスだった。


 なんで、どうして? だってお前はドームの中に。


 俺の疑問を理解したのか、アクアリウスは得意げな笑みを浮かべる。


「あら、貴方達の目の前で見せたじゃない。私のアクアリウス・ゲートを」


「「「「「――っ!!」」」」」


 言われ、そして、実物を見せられ、気付く。


 アクアリウスの背後に広がる水の門。その名も、アクアリウス・ゲート。


「水を出すだけだと思って? これそのものが門であれば、私が通るのは当然ではなくて?」


 そう言って、門の中に入るアクアリウス。


 そして、目の前に姿を表す。そう、俺の目の前に。


「タイムラグがあるのが唯一の難点ですけれど、貴方達程度にはこの弱点も関係ありませんものね。まぁ、あの憎きブラックローズやクリムゾンフレアには、決して見せることの出来ない隙になりますけれど」


 悔しそうに、憎々しげに言うアクアリウスの言葉は、俺の耳に入らない。


 油断は、していなかった。慢心も、無かった。けど、俺達なら出来ると思ってた。


 けれど、現実はそんなに上手く行かなかった。


 俺達の全力を込めた必殺技も、敵を逃がさないためのドームも、移動手段ゲートを持つアクアリウスには関係が無かった。


 俺達じゃ……足りないのか……ッ!!


「まぁ良いですわ。さて、クリムゾンフレアもブラックローズも来ない事ですし、私から出向いて差し上げなければいけませんわね」


「――っ!!」


 こいつは、最初から俺達なんて見てなかったってのか!? 俺達なんて、眼中に無かったって!?


「……ざけんな……」


「あら、何か言いまして?」


「ふざけ――がっ!?」


 叫ぼうとして、強烈な衝撃が顔面を襲う。


 地面をごろごろと無様に転がる。


 何をされたのか分からなかったけれど、アクアリウスの振り上げられた足を見て、自分が蹴り飛ばされたのだと分かる。


「唾が飛ぶわ。叫ばないでくれます? ああそれと、私、いたって真面目ですわ。貴方達など、元より眼中にありませんでしたわ。まぁ、ちょっとしたお遊びですわね」


 言って、馬鹿にしたように笑う。


 遊び……? 俺達の必殺技が、遊びだって……?


「ヒーロー部、でしたっけ? お似合いですわね。面白かったですわよ、貴方達の一生懸命な姿」


 くすくすと心底見下して笑うアクアリウス。


 いつもなら、激怒する。怒鳴り声の一つでも上げる。


 けれど、何も出てこない。


 怒りの声も、虚勢も、何も……。


 俺達の必殺技が、遊びだって……?


 まったく通用しなかった。たった一つで封殺された。こっちは必死にやったってのに。もう魔力も残ってない。体中痛い。視界がぐらつく。手足に力が入らない。なにより――


「あら、心が折れてしまったの?」


 ――根拠の無い自信が、俺達の自尊心が、完全に折られた。


 手足に力が入らない。


 もう、立ち上がれない……。


 仲間達を見ても、皆呆然と立ち尽くしているだけであった。ただただ、俺達の心は無惨に折られたのだ。


「あら、つまらない。もうお遊戯は見せてくれないのかしら?」


「……」


「返事も無し。なら、もう貴方達に用はありませんわ。心を頂きますわ」


 そう言って、アクアリウスは俺に手を伸ばす。


 心を奪われれば、俺達は廃人になってしまう。どの感情を持って行かれるのかは知らないけれど、どれを奪われても俺は俺じゃなくなる。


 けれど、それでも良いかと思えた。


 心は折られて、俺達が頑張ってきた事が無意味だったのなら、俺達がヒーローでいる意味なんて無いのだから。


 だから、俺は逃げようとはしなかった。


 アクアリウスの心を奪う手を、拒むような心の強さも無かった。


 ……もう、いいや。


 心が完全に折れた。


 アクアリウスの手が俺に触れる――その瞬間、アクアリウスを何かが襲う。


「あら? なにかしら?」


 しかし、それはアクアリウスに難無く落とされる。


 アクアリウスがそれが飛んできた方を見る。


「あらあら、意外ですわね。貴方が一番折れやすいと思っていましたのに」


 アクアリウスが見る方向。そこには、何かを投げたであろう格好をしたホワイトが立っていた。


 肩で息をしているホワイトは、肩で息をしながらアクアリウスを見る。


「……何か言ったらどうなの? 馬鹿にするなーとか、諦めないーとか、ヒーローらしい事の一つや二――」


「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ」


 アクアリウスの言葉を遮り、叫び声をあげながらアクアリウスに向かって走るホワイト。


 そして、でたらめにアクアリウスに向かって拳を振るう。


 けれど、アクアリウスには一つも当たらない。それもそうだ。アクアリウスはインファイトでブラックローズとチェリーブロッサムの二人を相手に出来るのだから。素人丸出しのホワイトの拳など、当たるはずも無い。


自棄やけになったの? それとも怒っているの? まぁ、どちらにしろ――」


「きゃっ!」


「――鬱陶しいだけですわ」


 でたらめに腕を振るうホワイトを、アクアリウスが適当に蹴る。


 本当に適当な蹴り。けれど、身体能力のさして高くないホワイトは、それを避けられずにその身に受けてしまう。


 転げ回り、俺の前までくるホワイト。


 ホワイトに声をかけようとした瞬間、三方向から雄叫びが上がる。


 見やれば、ブルーもブラックも、あのイエローでさえも、拳を握り締めて雄叫びを上げていた。


 そして、三人は走りだし、アクアリウスに向かっていく。


「お前ら……」


 なんで、どうして。


 率直に、そう思った。


 なんで戦える。なんで立ち向かえる。だって、俺達の力なんて届かなくて、傷の一つだって負わせられないのに。


 そんな俺の心中なんて関係無しに、三人はアクアリウスに立ち向かう。そして、ホワイトも立ち上がってそれに加わる。


 けれど、四人に増えたところでアクアリウスには敵わない。


 アクアリウスは綺麗な身体捌きで四人の攻撃をいなす。


「はぁ……貴方達、自分達が無駄な事をしている事が分からないのかしら? というか――」


 アクアリウスが三叉矛を振るう。


「鬱・陶・しいッ!! ですわ!!」


 水が縦横無尽に舞い、四人を打ち付け、吹き飛ばす。


 打ち付けられた四人は、俺の前まで転がる。


 けれど、四人はなおも立ち上がる。


 震える手足で、立ち上がる。


「お前ら……なんで……」


 立てるんだよ。


「本当、なんでかしら? どうして、無駄だとわかっているのに立ち向かうのかしらね……?」


 アクアリウスが心底不思議そうに言う。


 そんなアクアリウスに、一番前に立つホワイトが言う。


「む、無駄でも……なんでも……傷付けられそうになってるレッドを放って置けないから……!」


「ホワイト……」


「勝てなくたって、諦めない! それに、仲間は絶対に見捨てない!」


「ブラック……」


「ええ、諦めたら、それこそ僕達のしてきた事に意味が無くなりますから!」


「イエロー……」


「それに、私達の知ってるヒーローは、仲間も見捨てないし、諦めもしないから!!」


「ブルー……」


 四人は、立ち上がり、拳を構える。


 その背中は勝てないとわかっているのに頼もしくて、最高に格好よくて、最高に、最高の――ヒーローだった。


 俺はどうだ? 俺は何してる? なんで俺は立ってない!!


「くっそがぁぁぁぁぁあああああああ!!」


 叫び、立ち上がる。


 仲間が格好よく立ってるのに、俺が寝そべってて良い訳が無い!! だってこいつらは俺の仲間で、俺の最高のヒーロー達なのだから!!


「ホワイト!! いや、お前ら!!」


 四人が俺を振り返る。


 そんな四人に、俺は心からの言葉を叫ぶ。


「お前ら、最高に格好良いヒーローだよ!!」


 俺がそう言えば、四人は頷いた。


「あんたもよ、レッド」


「俺達じゃ、あいつに立ち向かおうなんて思えなかった」


「君の勇気と根性には、正直助けられます」


「れ、レッドが皆の事を思ってる事、皆の事で怒ってくれる事、わたし達、ちゃんと知ってます!」


「お前ら……」


 皆の言葉に、俺は思わず涙腺が緩むのを感じる。けれど、今は泣いている場合ではないと、きつく目に力を入れる。


「ちょっと貴方達。私を無視するなんて、良い度胸じゃない。良いわ、もう面倒だし、終わりにしましょう」


 アクアリウスが両手を広げる。


 そうすると、アクアリウスの頭上にアクアリウス・ゲートが開かれる。それだけで、アクアリウスが何をしようとしているのかを理解した。


 クリムゾンフレアと戦った時に使った、あの大技を使うつもりだ!!


「全員、わたしの後ろに!!」


 ホワイトが氷の壁を作り出す。


 けれど、そんなもので防げるほど、あの攻撃はやわじゃない。


 ……けど、だけどだ。


「ああ、任せた!!」


 俺達はホワイトの背後に立ち、彼女の背中を支える。


「私達で支えるわ!」


「頼みました、ホワイト」


「後ろは任せてくれ! きっちり支えるから!」


 俺達は、ホワイトを信じる。


 引っ込み思案で、怖がりなホワイトが、今日一番勇気を振り絞っている。俺達の中で彼女が一番ヒーローだ。


 だから、そんな彼女を俺達は信じるのだ。


「そんな薄氷一枚で防ごうだなんて……嘗められたものね!! アクアリウス・ラピッドストリーム!!」


 不快そうに眉をしかめて、アクアリウス・ゲートから高圧の水流が放出される。


 皆が、衝撃に備える。


 ……。


 …………。


 ………………え?


 衝撃に備えたけれど、その衝撃は訪れなかった。


 思わず閉じていた目を開く。


 しかし、熱風・・が俺達の目を再度閉じさせた。


 やがて熱風も去れば、俺達はまた目を開いた。


 俺達とアクアリウスの間、そこに、一人のヒーローが立っていた。


 俺が憧れた、炎の男の背中が見える。


 そのヒーローは顔だけで振り返る。


「よくやったな、お前ら。後は、俺に任せておけ」


 その声を聞いただけで、俺達の身体から一気に力が抜ける。


 それ程まで、そのヒーローの存在は大きかった。


 ……ああ……やっぱり、あんたはすげぇよ……。


 ヒーローは前を向き、アクアリウスに言う。


「ヒーロー、クリムゾンフレア。お前が悪なら、燃やし尽くしてやる」


 ヒーロー――クリムゾンフレアは、そういうと静かに構えをとった。

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