クズ夫に押しつけられた白い結婚を終えたのならイケメンと幸せになって…!

主人公のジュディが器用貧乏というか、「全部自分で対応しますから大丈夫です!」とイケメン相手に言ってしまうような出来る女すぎて、もっと人に頼ってぇ…!と思ってしまいます。

リアルにもいるじゃないですか。仕事もできて、頼られることは多いのに頼ることが下手な人。でも同性から見ればかなり素敵な女子たちが。
ヒロインのジュディはそんな感じです。

タイトルにある王子様の教育係も閨教育でイチャイチャなことになるわけでもなく、ここは弁論大会会場ですか…?と思うほど。
いえ、その強さはそれはそれで良いものがあるんですけど、最初のクズ夫との白い結婚強制がかなり恋愛センサーにダメージを与えてますよね…。第2章で元夫のクズに少しざまぁはありましたが、宰相閣下の迂遠なアプローチに全然気がつこうともしない。

ジュディ、気づいて…!

気が付かないということは、これからそのアプローチが増していくということかと私は大変期待しております。
頼り甲斐がありすぎて、頼り慣れていない素敵女子がどこで陥落するのか。とても楽しみです。