第二話 真名覚醒者

真名覚醒者ネーム・ホルダー。言葉が形を得た言霊を狩る、真名を武器にするものだ」


 少女の言葉が終わると同時に、怪物が動き出す。


「邪魔をするなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「その通りだな。邪魔さえしなけりゃ守ってやるから下がってろよ、人間」


 金髪の少女は言い放つと、両手をパーカーのポケットに突っ込んだまま藁の怪物に向かい合う。


 ズン……!と。周囲の雰囲気が重く変質する。


 既に異常極まっていた眼前の少女が、更に一段切り替わったような、そんな感覚を叩き付けられた。

 彼女は大きく息を吸う。空気がその口に吸い込まれていく。風さえ発生し、周囲の酸素が減ったのを直感で理解できるほどの呼吸。それを成した口に、人とは思えない牙がギラりと並ぶ。人ならざるものの肉体が、そこにだけ顕現していた。


 刹那。


「あ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 それは、声だった。

 声の大砲だった。

 異常な声帯が空気をあり得ない領域で振動させ、あらゆるものを粉砕する音速の波動を解き放ったのだ。

 アスファルトが砕ける。橋を照らす街灯が根本から折れて宙を舞う。

 そして真正面から喰らった藁人形は全身を粉砕されながら、後方へと吹き飛ばされる。剣が付けた炎は声で掻き消されたが、それ以上のダメージが入ったように見えた。


「あ……え……」


 呆然として見つめることしかできない剣の前で、少女は不満げに呟く。


「弱いな。丑の刻参りに代表される、呪具としての藁、その言霊だって聞いたがな。変なのと混ざってたのか? 藁、わら……ああ、ネットスラングから生まれた新参の言霊と融合して存在を強くしようとしたのか……バカが。そんなことをしない方が強かったろうに。互いの長所が食い合ってる。もったいねえ……」


 のたうちながらも立ち上がる藁人形へ、ゆったりとした足取りで歩み寄る。

 それはまさに、強者の歩みだ。


「対象を『藁』の言霊と認定。一等真名師井坂竜哮いざかるこ。言霊良化を開始する」


「この程度、効かないがw」


「聞かせてやるよ」


 そーどは、その戦いを、見た。

 嘲笑う声と、叫ぶ怒号が交差する。百メートル以上はある橋のど真ん中、不思議と車の通らないその場所で。

 藁人形の怪物と、人間のような化物が異次元の戦いを開始する。

 戦い。

 戸塚剣にとってのそれは、勝敗のあるゲームだった。

 あれは違う。

 怪物の胴体から引き抜かれた、巨大な釘が振り回される。

 藁の腕が蠢き迫る。

 アクセサリーが月明かりに煌めく。

 雷鳴のような言葉が響く。

 能面の顔に表情はなく、対する少女は嗤っていた。

 それは、殺し合いだ。

 勝ったとしても生き残れるのかわからない。鋼の文明では失われて久しい、大自然の生存競争。刹那の命の奪い合い。

 さっきまでの追いかけっこや、一方的な虐殺とは訳が違う。同じステージでの、戦闘がそこにある。

 そして驚くべきことに、優勢なのは乱入者──竜哮と名乗った少女だった。


「はッ。そんなもんじゃアねェだろ!?お前の力を見せてみろ!!!!」


 常軌を逸した咆哮が炸裂する。ただの発言でも、挑発でも罵倒でも、彼女の喉にかかれば音速の砲撃に早変わりだ。

 容赦なく、加減なく、少しの自由すら与えずに、音の連打が藁の体を打ち据える。

 怪物は何もできない。腕を伸ばそうが、体に刺さった数メートルの長さの釘を引き抜き振り回そうが、橋のコンクリートを砕いてぶつけようが、無意味。

 一歩たりとも近付けない。むしろ押されて下がっていく。

 ならば両者の距離は遠退くかと言えばそうでもない。

 ゆっくりと。一歩一歩確かに、戦場の暴君が前進する。それにともない音撃が喉から炸裂し、藁の怪物は吹き飛ばされる。そして出来上がった距離を、ゆったりとした前進が狭めていく。

 隙がない。攻撃が止まない。延々と叩きのめされるだけ。完全にマウントを取られた状態だ。

 それを維持するためなのだろうか。声を武器とする女は、一秒たりとも口を止めない。


「俺様の能力は震動だ!声ってのはなあ言霊よ。空気を揺らして鼓膜に震えを伝えることで音と認識できるというだけで、その本質は震動にある!俺様の喉はその震えをより強力にし、逆らう全てをぶちのめすことができるのさ!!!!!!!」


 その紡がれる一言一言が大砲に等しい威力を持って、藁の言霊と呼ばれたターゲットに襲いかかる。その体を粉砕する。


「さあ、手札は見せてやったんだからよォ、気合い魅せろよ言霊ァッ!!!!!おまえら言霊ってのは言葉の進化形だろ!!!!人間どもが言葉に込めた!憎悪!!憤怒!!!殺意!!!!絶望!!!!!そんなマイナスから生まれた新生命だろう!!!!!!!!!それがこの程度でやられてんじゃあねェよ!!!!!!!!!!!もっと抗え、足掻け。お前らも生き物だってんなら、知性を持っていやがるなら、藻掻いた先の光ぐらいは魅せてから死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「うるさi」

「聞!こ!え!ね!え!な!あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 剣が認識している限りで十四度目の反撃が封じられた。

 怪物──藁の言霊と呼ばれたそれは、もうボロボロだった。

 絶対的だと思っていた暴力の具現であるはずの不良達を、一方的に殺害しかけた恐怖の怪物すら、絶対的な頂点ではなかったのだ。その事実を前にして


(声のでかいヤツが勝つってこういうことなのか……)


 そんな的はずれな感想を抱いてしまう。それほどまでに、眼前の戦闘は超越していた。

 反論も煽りも許さない。お前は俺様の言い分だけを聞いて這いつくばっていろ。そんな傲慢の具現。それこそが、この真名覚醒者。

 名は体を表すとは、まさにこのことだろう。

 彼女の叫びは、神話や伝説、ファンタジー、空想の世界で語られる、竜の咆哮そのものだ。


「こんなもんかよ」


 決着、だろうか。

 藁の言霊は動きを止め、それを竜哮はつまらなさそうに見下ろす。


「ま、所詮は感情もない木偶だ。覚醒なんぞ期待しちゃあいなかったがな」


 その発言に、思わず疑問が口をつく。


「感情が、ないって」

「あ?あァ、まだ逃げてなかったのか。いいねえ、嫌いじゃないぜそォいうの」


 剣は恐る恐る竜哮へと近づく。

 狩人は少年へと向き合った。

 その姿を見て、剣は驚く。


「鱗……」


 彼女は金髪金眼の少女であり、服の至る所に付けた金のアクセサリーやキーホルダーと相まって日本人離れした異様な圧力を醸し出していた。よく見ると身につけているそれらは観光地やドライブスルーの店に置いてそうな、金の剣や刀、盾やドラゴンだ。だが、そこではない。剣が驚いたのは、首の部分だ。

 鱗があった。魚のそれとは違う。爬虫類、それこそ竜を思わせる鱗。なかでも一つだけ、逆さに生えたものが眼を引いた。

 逆鱗。

 剣の頭にその二文字が過ぎる。

 竜の首に生えた逆向きの鱗。触れれば竜の激怒を招くとも、或いは竜の弱点とも伝わるものだった。

 どうしてそんなパーツが喉にあるのか。ひどく疑問に感じてしまう。

 いや、それよりも先に聞くべきことがある。


「なんなんだ、あんたらは」

「……俺様とコレ、まさか一緒にして考えてんのか?」


 信じられないものを見た顔をして、やれやれと首を振る竜哮。


「俺様の言葉はちゃんと聞いとけよ」

「……人のマイナスの感情から生まれた、言葉の進化形?」

「ちゃんと聞いてたしまとめれてるじゃねえか。偉いぞ」


 パチパチと、心のこもってない拍手をされた。


(煽られてるのかこれは)


 まあいい、と切り替える。


「だがな、ならお前は何なんだよ」

「人に聞く前に名乗れよ。作法も知らねえのか」

「……戸塚剣」

「ソードお?」

「ああ。悪いかよ。別に好きでこんな名前で生まれたわけじゃない」

「いーや、悪くねえと思う──」


 その時。


「油断^」


 弛緩していた藁の体が、急速に浮かび上がり腕を鞭のようにしならせた一撃を放ってきた。

 死んだふり。言霊は油断を誘っていたのだ。

 完璧なタイミングで放たれた攻撃は、躱すことなど不可能。


「話の途中だ邪魔すんな消し飛べ!!!!!!!!!!!!!」


 だが、彼女の砲哮は一瞬で放たれる。振り向き様の波動が、藁の体を穿たんと迫った。

 けれど、言霊はそれに対処する。音の大砲は速度と威力を併せ持つが、来ると分かっていたのなら問題ないとばかりに。藁で構成された肉体が、大きく広がる。自分自身をほどくことで、音波の一撃を受け流そうと試みたのか。

 無論、そんなことをしても躱しきることはできない。広がった全身が等しく打ちのめされる。


「……あァ、なるほど」


 はらはらと、砕けた藁が宙を舞う。

 倒したのか?いいや、違う。舞い散る藁の量が、さっきまでと明らかに不一致だ。

 トン、と。竜哮は半歩下がる。

 すると、橋を砕くように、巨大な釘が突き出した。

 続いてコンクリートを崩しながら、言霊が姿を現す。


「目くらましからの不意打ちか」


 大きく体を広げることで視界を遮り、橋の裏側へ逃れていた。そして攻撃の終わったタイミングで、裏側から釘をたたき込んだのだ。

 後方へとステップする前まで竜哮が立っていた場所は大穴が空き、粉々に砕け散っている。しかし、回避には成功したのだ。後は反撃に移るのみ。観戦する剣はそう考え、竜哮の勝利を確信した。

 だが、再び戦況は動く。


「それにお前は丑の刻参りの呪具……あァ、やっちまったな」

「おい、血が……!!」


 バシュッ、ブシュッ、と。肉体が断裂する音が響く。それは井坂竜哮の全身に無数の傷が生まれた音だ。あっという間に、彼女の足下に血の水たまりができあがる。


 丑の刻参り。それは、日本で最も有名な呪いだ。

 午前1時から午前3時ごろに、神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を、釘で打ち込むという、古来より伝わる呪術の一種。釘で打たれた箇所に傷ができるとも、7日間続けると呪殺できるとも言われている。確認はできないが、砕かれた橋の裏側には、竜哮を象った人形があっただろう。そしてコンクリートを突き破る一撃。人形はバラバラに砕け、加わったダメージが彼女へとフィードバックした。結果の、重傷。

 言霊は得意げに笑って言う。

 いや、感情がないという竜声の発言を信じるなら、得意気に笑っているように見せているだけなのか?


「井坂竜哮。2005年生まれ。13歳。かわいそうな過去だなあ。そしてえ、なんて残虐なサイコパス。そうとう恨みを買ってるねえw。殺さなきゃ、いけないなあwww」

「なるほど……呪いの成就には名前や個人情報がいる。それを知るために、お前は融合したのか。『笑』の言霊かは分からんが、ともかくその辺の言霊と融合した。他者の名や経歴を知れるのは、そいつの能力。オーケー、把握した。そして」


 全身に傷を開けられても、竜哮は揺るがない。依然変わらず両手をポケットに入れて、藁の悪意を見つめている。


「お前は終わりだ。ここから本気を出す。言霊に聞くのも酷だとは思うが……共振ってのはご存じかね」

「幼い頃に虐待じみた扱いを受けて、心が壊れちゃったのか。自分をごまかさなきゃ自我を保てないwwww。かわいそう……(泣)」

「ガラスが割れるアレだよ。物体の固有振動数と同じ振動を加え続ければ、対象を粉々に砕ける。これが共振現象だ。ひとつ賢くなれたようで何より」

「今も心の奥では泣いているのかな?……wでも大丈夫」

「さて、ここまで解説したんだ。次に何が来るか答えてみたまえ、言霊君」

「もう一撃いれて、殺して楽にしてあげる^^」

「……驚いたな。正解────だッッッッ!!!!!!」


 一瞬で距離を詰めて、竜哮は藁の言霊の懐へと潜り込む。そして、体を大きくそらし、覆い被さる言霊を見上げて、解き放つ。

 最後の砲撃は、これまでとは比べものにならない威力だった。空間そのものを打ち砕くような大激震。圧倒的威力の振動波は、災害規模のエネルギーをたたき出し、釘を振り上げた言霊を原型すら残さずに消滅させる。

 後には、塵すら残らない。

 敵を滅ぼした人型の竜は、自慢するでもなく当然そうに呟いた。


「共振なんぞ起こせるかボケ。ドラゴンはそんな小手先の技に頼らねェんだよ」

「……す、すげえ……」

「で、話の途中だったな。俺様は言霊を狩る側。真名覚醒者ネーム・ホルダ)っていう、まァ、特殊能力者だ。言霊良化委員会から派遣される国家公務員で──」

「へえ、終わったの」


 そこで、新たな人物が姿を見せる。

 言いかけた少女の動きが止まった。


「七海サン」

「あなた一人だとちょっとキツいかと思ったけど。上手くやったようでなにより」


 打ち寄せる波を思わせる声。

 涼やかで、それでいながら力強さを感じさせる。

 新たな登場人物。七海と呼ばれたその人は、女性だった。

 小柄な竜哮とは違う、スラッとした長身のモデル体型。黒い長髪が夜に溶けるようになびいている。

 その右手には、半透明のボールが乗っている。いや、ボール状なだけで、ボールそのものではない。液体のようにも見えるが、液体があんな風な形状を取るだろうか。そんな感想を抱かせる球体の中には、黒いモヤが渦巻いていた。

 それを見た竜哮の目が大きく見開かれる。驚愕と畏怖の混じった言葉が漏れる。


「まさかっ……それ!」

「?ああ、これ。『殺す』の言霊。大した強さじゃなかったけれど、私以外だったら死んでたわ。ここで狩れて良かった。はい、良化っと」


 右手を握る。水球が中のモヤごと消し飛んだ。

 それだけで、この場の勢力図が更に一変したことがわかる。

 アニメや漫画でよくある展開。シーズンや章の切り替わりで、前の最強を越える存在が出現する。それは現実でも起こりうるだろう。地区大会の強敵を乗り越えれば、県大会の常連が、更に上には全国がある。上には上がいるものだ。それは当然理解しているが……


(だからって、一夜でここまで塗り替えなくてもいいだろ……っ!)


 剣は、気が狂うかと思った。

 とても正気でいられない。不良に追いかけ回された時点で、日常からかけ離れていたというのに。

 いったいどこまで、自分の常識を砕かれなければならないのか。

 呼吸が激しくなる。頭痛が襲ってきた。さっきまではなんとか意地で維持していたが、もう限界だ。まともに思考も纏まらない。

 そんな彼に気付いたらしい。七海と呼ばれた女性が言う。


「……あら、駄目でしょ。一般人は、ちゃんと記憶を消去しておかないと」

「あ……」


 動けなかった。何も言えなかった。

 見とれていたとかそういう訳ではない。

 圧倒的な強者にすら食ってかかった剣と、この場における強者の側にいるはずの竜哮。その二人が、一歩も動けない。

 波は、ただ引いては押し寄せるもの。

 それを人間の力でどうこうできるわけがない。

 そう教えるように、彼女はあっさりと竜哮の脇を通り、剣の前に立っていた。

 逆らえない。指の一つすら動かせない。


 彼女の存在に。


 生まれついての絶対存在。生命としての格の違いを肌で感じて、剣は震えが止まらなかった。歯の根が合わない。冷や汗だけがだらだらと流れていく。

 呑まれていた。七海と呼ばれた人物の放つ、研ぎ澄まされたその存在感に。ただ在るだけで場を満たす、絶大すぎる圧力に。

 感情を向けられている。それだけで、逃げ出したいぐらいに恐ろしい。


 そんな彼を安心させるように微笑んで、彼女は言う。しかしこの状況での微笑みは、逆効果にしかなり得ないだろう。実際、剣はもう気が狂いそうだった。


「一応名乗っておくわ。作法だもの。私は七海愛海ななみあくあ。そこの困ったちゃんの同僚をしてるの。よろしくね?といっても、すぐに忘れるのだけれど」

「ま、待ってくれ七海サン!そいつの名前──」

「一夜の悪夢をよく生き抜いたわね。それはとても素晴らしい。でもこれは、規則だから」


 さようなら。

 硬直を振りほどいて声をあげた竜哮を黙殺して。

 五文字の言葉を紡ぎながら、七海という女性はボールペンのような何かを取り出した。そして、先端から放たれる光を、剣への瞳に向ける。

 一瞬でその瞳から意思の力が抜け落ちて、彼の体はガクッと脱力する。

 だが、倒れない。倒れることを許されない。

 吊り下げられたマリオネットのように、剣は意識と記憶を失いながらも直立させられている。


「さて、彼は私が運ぶわ。あなたは傷を治しなさい」


 七海の持つ能力らしかった。

 彼女の命令に、不服そうな竜哮は応える。


「……そいつの名前、悪くなかった」

「この世に悪い名前なんてないわ」

「13人目になれたかもしれねェ」

「必要ないわ。ここで奴を倒してしまえば、この日本の言霊は、全て私が一掃できる。どこぞの神様の裁きみたいにね」


 だから、と。

 彼女は自分より圧倒的に背の低い竜哮を、覗き込むように腰を折り曲げた。


「あなたは早く傷を治してきなさい。決戦はすぐそこに迫っているのだから」

「わかりました」

「よろしい」


 ダンっ、と地を蹴り駆けて行く竜哮を見送ってから、彼女は歩き出す。

 その後ろを、操り人形と化した剣がついて歩く。


「さて、あなたの家まで送ってあげるわ。さっき面倒な八人を引き付けてくれたお礼にね。ええ、なかなかかっこ良かったわよ」


 今どき珍しいわねえ、と。

 彼女は嬉しそうに笑いながら歩く。


「でも駄目よ、こんなことに首を突っ込んじゃ。後は全部忘れて、お姉さん達に任せなさいな」


 その言葉は、剣には届かない。

 歌うような波の音は、ただ世界を揺らめかせるだけ。


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