第十一話〜某クラフトゲーム〜
あのかなり長時間耐久になってしまったホラゲーが終わり3日ぐらいがたった。
ちなみにあのあと寝てしまっていたところが配信にのっていたそうで切り抜きなどで切り抜かれているところを見て恥ずかしくなった。
昨日ルイジンさんがあると良いからとメイククラフトというゲームをダウンロードすると良いよと教えてもらったので教えてもらいながらダウンロードした。そのままここの事務所専用のサーバーに入れるようにしてもらったので今日はそれをしようかと思う。
「どうもみんなこんにちは今日配信でメイククラフトをしていく予定の天海天空だよ!」
>待ってた!!
>今日はメイククラフトか
>どんなことをするの?
「今日はブイダンジョン専用サーバーの観光をしながらサバイバルに慣れていこうと思っているよ」
>了解
>移動操作はKpexと一緒だよ
>道案内とかは任せたまえ
>どんなところを回るの?
>観光して終わる感じね
「とりあえずサーバーには入れたから観光していこうかって思ったらもう夜じゃん!!」
>夜ならモンスターが湧くな
>ベッド作るか探すかして使えば朝に出来るよ
>羊探しになるのかな?
>あと木材もだなー
>骨には気を付けろ、、、
「とりあえずはベッドを作るための羊を倒しに行くことにするね」
数分後
「全然羊いないじゃん。もうベッド探すか」
すると近くからカランカランと音が鳴り、そこから骨だけの人が顔を出していた。
「あ、すみませんベッドって何処にありますかね?」
そう聞いた瞬間矢が飛んできた。
「痛っ」
>それ敵やww
>逃げなーー
「今の敵だったのか、、、」
「あっ、あっちの方向にベッドらしきものがある!」
「とりあえずさっさと寝て朝にしないと!!」
そうしてベッドで眠り無事朝を迎えることができた。
>ここから観光かな?
>ゾンビ、骨、蜘蛛、緑のモノこれらに気を付けな
>二体ほど別称がいらっしゃる
「わかりましたそれらがモンスターってことですね」
「じゃあ気を取り直して観光していきますか」
「そういえばなんであんな場所にベッドがあったんだろ」
>あそこはこのサーバーに来た人が町に入る前に死んで迷ったりしないように設置されたやつなんだよ
>だからあと100ブロックぐらい進めば観光できるよ
>お、門が見えてきたな
そうして門をくぐると
「おおーーー」
さまざまな家や同じ事務所に所属している先輩たちの像が作られたりしていた。
「てかこんなに町みたいのができているのすごいなー」
「なんかあれめっちゃ工場感がすごいですけどなんの施設何ですか?」
>あーーそれ最初に目をつけちゃったか
>あそこ工場みたいなみたいなところは村人監きn、、、ゲフンゲフン村人が暮らしている交易所だよ
>中見てみたら?
>なんで工場みたいなみためなんだろうね
>そりゃあお前村人(機械)だからだろ
>この工場を村人を監禁してる場所と言ったが最後そいつの姿を見たものは、、、
>怖すぎww
「へえー村人を、、、監禁!?!?」
>あ、こいつ終わりました
>今ならまだ間に合う暮らしてると言い直すんだ!!
>お前も同じ目に遭いたくないなら中の様子を見てこれは楽しく暮らしていますね!!と言わないといけないんだ!!
>↑なんだよそれww
>いや、、、まじです
「わかったよとりあえず中に入って様子をみて感想でもいえばいいんでしょ?」
>そうだよ
>くれぐれもこれ監禁してるじゃんとか言わないように
>粛清されるぞ
>粛清って?
>端的に言うと殺される
>そしてランダムで一個枠ごとアイテムを持ってかれる
>断ち悪ww
>まあ監禁してるとか言わなければいいんだ
「失礼しまーす」
「あ、でも木の柵で囲われてるだけで全然監禁っていうあれではないじゃん」
>セーフ
>セーフ
>セーフ
「あれでもこれエメラルド1個で全部交易してくれるんだね」
>それはまあ善意だよ
>知らなくてもいいことが世の中にはあるんだよ?
>気にしない気にしない
>ほらお礼言いなさい
>↑なんか母親いるww
「村人の人たち優しいんだねーー」
「今度はあっちのなんかオレンジ色をした施設に行ってみようかな」
「あれはどんな施設なの?」
>あれは羊の羊毛を刈り取る施設だよ
>なぜかオレンジで統一されているけどね
「軽く見に行ってみますかね」
見に行くとそこはガラスに覆われた16色の羊が毛が生える度に刈り取られていた
「なんか、もの悲しいね、、、」
>まあおかげで建材には困らないらしいけどね
>次は誰かの家とかに行ってみてよ!!
「え、そんな家に勝手に行っていいの?」
>まあ壊さないならいいっていう感じの暗黙の了解があるから
>壊さないならいいんだよ
>あと盗まないなら
>まあ常識的な行動するならいいよってこと
「そうなんだじゃあ近くのこのレンガでできた家に入ってみようかな」
中に入ると看板が立てられていて
『もし今日初めてサーバーに入るのならおめでとう!!このチェストの中に入っているものを持ってていいよ。もし初めてじゃないなら持ってかないでね!!』
「てことはチェスト開けて中身持っていっていいってことか」
そしてチェストを開けると中にはパンが32個と鉄の帽子と鉄の剣が入っていた。
「おー中に食べ物と武器防具が入ってた」
「これはありがたいですね」
>これは普通に運がいい
>あーあの人がずいぶん前に作ったやつか
>これまだあったんだ
>中のパン腐ってそう
>それは禁句
「ありがたくもらっておきましょう」
「次はあの家に行ってみようかな」
そこは木材が主として作られた和風な家だった。
「おーー和風な雰囲気がうまくできてますね」
>確かにいいふいんきだね
>↑漢字じゃない?妙だな
>あれふいんきが変換できないぞ
>なんか2名ほどふいんきが打ち込めていないバカおるってww
>バカ一名追加で
>しかしやっぱりこの建築は何回見に来てもいいな
「少し家の中探索してみますね」
内装も和風でしっかりとデザインが統一されていてよかった。いつか自分
もこんな建築ができるようになるのかな?
「ん?なんかこの一マスだけ開くんだけどこれ装飾?」
「じゃないよね?なんか下に続いているもん」
>あ、気づいてしまったか
>見てみようぜ
>↑見よう見よう
「じゃあちょっと潜ってみよっかな」
そうして下にもぐってみると
「え、、?ナニコレ?」
そこには鉄格子と鉄のドアで仕切られた空洞が作られていた。
「これ、、、牢屋??何のためにこれ作ったのかな?」
>和風な建築の下に牢屋が、、、
>この家に来た人の恒例行事ですねありがとうございます。
HAKONIWA_SEKAIがログインしました
「あ、なんか箱庭先輩が来ましたね。あいさつしておきます」
チャット↓
AMAKAI_TENKU
こんにちわよろしくおねがいします
HAKONIWA_SEKAI
うんこれからよろしくね!!
AMAKAI_TENKU
ちなみに今どこにいるんですか?
HAKONIWA_SEKAI
今ね家にいるんだ
AMAKAI_TENKU
僕は今誰の家かはわからないんですけどその家の地下の牢獄?らしき物がある場所にいるんですよねー
HAKONIWA_SEKAI
ふーん、、、
>、、、
>、、、
>、、、
>落ちが見えてきた
>この牢獄のある家は箱庭の家なんだぜ
「え?」
チャット↓
HAKONIWA_SEKAI
あ、あとさっき家にいるっていったじゃん
AMAKAI_TENKU
あ、はいそうですね
HAKANIWA_SEKAI
で、今その家の地下にいるんだけど
AMAKAI_TENKU
え、、、?
「え、、、後ろにいるとかいうオチだったりする?」
>さあ後ろを向くんだ
>それですべてがわかる
>さあ、、、さあ、、、!
そして後ろを振り返ると、、、
そこには一人の人影があったかと思ったら目の前の鉄のドアが開き殴られ牢屋らしきものに入れられてしまった。
「ええ!?牢屋に入れられるの!?何もしてないよ!?」
>いきなり牢屋行きww
>サーバーきた初日にムショ入りかー
>さすがに前触れなくて草
>普通に不法侵入では?
>いや本来は見学ぐらいならいいはずなんだがな、、
> まあ原因は明らかだけどな
>牢屋を見ちゃったのと
>チャットでそのこと言っちゃったことと
>あとは見たのが天空くんだったからだね
「僕が見たら牢屋に入れられて他の人なら入れられないの?なんで?」
チャット↓
HAKONIWA_SEKAI
天空くんなんで牢屋に入れられたかわかりますか?
AMAKAI_TENKU
わ、わかりません
HAKONIWA_SEKAI
今回は今から話すことを話したら解放します
AMAKAI_TENKU
それでどうして入れられたんですか?
HAKONIWA_SEKAI
この牢屋を作った理由はロリとショタを閉じ込めておくためです!!
AMAKAI_TENKU
は???
>そうなんだよなー
>こいつ生粋のロリショタコンなんだよなしかもかなり重症
>ロリとショタが同じ事務所に入った時のためにって随分前からこの牢屋を作ってたんだよな
>そしてそのロリショタを着せ替え人形とかその他もろもろをしたいとかなんとか
>やばいやつで草
>なんだ箱庭は初めてか?
>肩の力抜けよ
チャット↓
HAKONIWA_SEKAI
正直君は私の性癖ドストライクでしてね。デビューした瞬間私の推しになったんですよ。そして今では普通にガチ恋です。
AMAKAI_TENKU
???
HAKONIWA_SEKAI
それで配信を見ているとたまたまここの家の地下に来たということでこの牢屋に入れたということです。
AMAKAI_TENKU
何してるんすか?
HAKONIW_SEKAI
まあさすがにこのサーバーに来て初日から永遠にこの牢屋で過ごすのも考えましたがかわいそうだと思ったので今回は逃げていいですよっていう感じです。
なのでもう開けますね
でもこれからはできるだけ干渉するつもりなので覚悟しておいてください
そういうと鉄のドアが開いた。
「と、とりあえず出してもらえたので外に出ますか、、、」
「もうあの家にはいかないようにしよ」
>初日から内容濃すぎて草
>ここからどうすんの
「ちょっとさっきので疲れちゃったし時間もいい感じなので終わりにしますかね」
>おけ
>お疲れーー
ということで配信を切った
--------------------
あとがきここまで読んでくださりありがとうございました!!
書きたいこと入れてたらこんなに長く、、、
ちょっと変態チックな新キャラを入れてみました!!
そろそろダンジョン復活させようかな、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます