第十話〜ホラゲーオフコラボ〜

 あれから2日がたった。2日の間にルイジンさんとオフコラボをしながらホラゲーをすることとなった。ルイジンさんが直接あって教えたほうがわかりやすそうだからとオフコラボでやろうとなった。


「文俊さん今回はよろしくお願いします」

「あ、はいよろしくお願いします」

「あと今からはルイジンと言ってほしいのとあとお互い敬語を外していきませんか?」

「わかったよルイジンさんよろしくね」

「そういえばどんなゲームやるの?」

「ああそれはね幽閉地獄っていうゲームをもってきたんだよ」

「初めて聞くゲームだなー」

「とりあえず配信時間があと数時間で来るからダウンロードしとこっか」


 ルイジンさんは落ち着いているが面白いことがかなり好きだそうだ。

面白そうと思ったことは、かたっぱしからやってみているらしい。

今回もオフコラボのほうが面白そうだからという理由もあったらしい。

あとさすがに初見のゲームなので詰まったら教えてくれるらしい。一回クリアしてるので大丈夫だそう。


ダウンロードも終わったので今から配信を開始することにちなみにもうぷいったーでの告知はすませてある。ホラゲーなので夜のあたりにやることになった。


「どうもみなさんこんばんは2日前のKpexの罰ゲームでホラゲーをやることになった天海天空です。そして今回なんといきなりオフコラボでやることになりました!そしてコラボする人はーー??」

「どうも今回オフコラボに誘ったトレジャー・ルイジンです。誘った理由はダウンロードとコラボ時のあれこれを教えるためにです。あと面白そうだったから」

>いきなりオフコラボするんだ

>まだ配信3回目なんだよなー

>まあでも面白そうでよかった

>なんのホラゲーやるの?

「そして今回のホラゲーは私が選ばせていただきました」

>あ、終わった

>なんでこの人に決めさせちゃったの、、、

>これは面白そうなのが見れそうだ

>覚悟の準備をしておいてください

>生粋のゲーマーが選ぶホラゲーかぁ

「なんかすごく不穏だけど大丈夫そ?」

「今回プレイしてもらうゲームは幽閉地獄というゲームです」

「なんか名前やばそうだよねーー」

>名前やばそうで済めばいいですね

>トラウマ回確定

>鬼畜過ぎて草

>それ普通にむずくね?

「難しいのでつまずいたら私がアドバイスを出していく感じになります」

>オフコラボってそういうことかーー

>確かにルイジンが思いつきそうなことだわ

>まあ、、、がんばれ


ゲームをはじめから始めますか?

はい←

いいえ


「じゃあ初めていこっか」


ゲームがはじまるとそこは暗くどこかの部屋の一室ということがわかる。


「とりあえずこの部屋を探索していけばいいのかな?」


そして近くの棚を調べると


「お、いきなり銃が入ってた幸先良いなー」

「、、、、そうですね」

「何その間は?」


そして銃をとるとさっきまで銃をおいてあった板がなくなっておりその板があったところからは大量の目玉がのぞいていた。そしてその目玉は銃を伝って画面を埋め尽くし画面にはその目玉の上から


ゲームオーバー


それを見た僕は


「ピャアアアアアアアアアアア」

>何その悲鳴ww

>鳥かな?

>可愛い悲鳴だなww

>これは怖いやろ

「アッハッハハハハなんですかその悲鳴面白すぎるってww」

「う、うわぁ、、、こんな仕掛けあるんだ、、、」

>この悲鳴を出した天空くんを持ち帰ることはできますか?

>↑やばいやつ沸いてるww

>かわいそうは可愛いこれ真理

>ルイジンさんめっちゃ笑うやん

>これはそばで見てたらそらおもろい

>結局ホラーダメなんかい

>いやこれがレべチすぎるだけでは?

>これ初見でビビるなって方が無理あるかと


その後も全身タイツの人面トマトが襲ってきたり、目の前から手が生えてきたり、顔が通路を埋め尽くし転がってきたり、虫で埋まっている部屋に落とされたり、すごく不快な音がどこからともなくしてきたりと様々な仕掛けがあった。

あとめっちゃ警戒しいるときに後ろから冷たい指を入れてきたのは絶対に許さない。

「現在3時間ほど経ちましたねちなみに現在の進行度は4割ぐらいです」

「え、まだ4割なの?いまもう8割ぐらいまで来たと思ったのに」

>まだ4割

>三時間経過してるんですが

>でもいろいろな種類の悲鳴が聞けて満足

>↑変態おるな

>特にオフコラボでしかできなかった指を首にあてた時のヒャッは満足感高かった。

>変態がよぉ(俺も

>変態多いな

>まあ悲鳴はみんな大好きだから

>地味にびっくりするけど見た目はかなりカオスな見た目なんだよな

>全身タイツのトマトは笑った

>まあめっちゃビビってたけどな

「もう終わっていい?もう疲れたし時間もね??ね??」


ニコッ

>v越しにも感じるいい笑顔ww

>ダメそうですね

>おらまだやるんだよあくしろよ

>最後まで行こうぜ!

>どこまでもついていくぜ!!

「ついてこなくていいんだよ!!もうこれ終わったらもう二度とホラゲーやらない、、、」

>あーあトラウマになっちゃって

>ぶっちゃけ

>またやってほしい

>とりあえずクリアまでやろっか

>ほら頑張れよ


それから苦節8時間


「う、ううやっとここまで来たここを逃げ切ったらクリアだ、、、」

「やっとここまでこれましたねーー。悲鳴面白かったですよバリエーションありましたね。」

「よし行くぞ!!」


そして玄関口のカギを手に取ると目が充血しすぎて赤くなったであろう目玉が飛んできた。


「ひっ」


やっぱ怖い


「でも終わらせて寝るために逃げ切らないといけないんだ!!」

>かっこいいww

>しょっぱなビビってるww

>もう11時間かー

>ついに終わりかな

>なかなか長かったね


この目玉からの逃げ方や攻撃はルイジンさんに教えてもらっている。まずは左右からタイミングをずらしたトゲがとんでくるので少しタイミングをずらしながら走らないといけないだが少しでも遅れると追いつかれるのだそう。


その次は上から瓦礫が落ちてくるのでそれに囲まれないように間を縫って玄関に急ぐ


そして玄関が近くなってくるとトラップが仕掛けられているので引っかからないように移動しながら目玉から出てくるビームを避ける。そしてギリギリのところでカギを開けて逃げ切ることに成功した!!


「やったーーーーー!!!!!完全攻略」

「おめでとう!!」

「まさか一回で逃げ切れるとは!!」

「驚いたよ!!」

「でも実はこれエンディングなあと一個あるんだけど、、、」

「やるわけないでしょ!!」

「これで完全に終わりだぁ、、、、、、」

>おめでとーーー!!!

>長かったなーー

>しかし最後に一発はすごいね

>結構シビアそうだった

>よし終わるかぁ

>結構俺も眠いなぁ

>今日休みでよかった

>始まったの昨日だもんねもう

>3回目で耐久配信か、、


スゥスゥ


「あー寝ちゃいましたね」

「じゃあ配信切りますか、、、」

>待って!!

>切らないで!!

>すごく寝息が尊いです

>これ隣で頭とか撫でてるの想像するのすごくいい

>もうちょっと寝息聞いていたい

>ああ心が癒されるんじゃあ

>隣にいるのがルイジンさんという安心感

>平和だぁ

>めっちゃ尊くてメシウマ

>ルイジン×天空ってこと!?

>すぐにカプを作るんだから

>まあでももっと聴いてたいよな

>少し雑談でもしてほしい

「しょうがないですねぇ感想会して終わりますか」

「とりあえず今回はすごく楽しかったです。やっぱり今までホラーゲームなどをやってなかっただけあって行動が新鮮でした。あと反応が可愛いのはわかりますね。」

「今隣にいる天空くんの頭でも撫でてあげましょうか?」


ナデッ

「んう」

>アッ

>アッ浄化されるんじゃあ

>尊すぎるッ

>隣変われ!!

>俺がなでてやるんだ!!

>いや私が!!

>マジでこれは可愛い

>そこらの女の子にも負けん

>こんなかわいいこが女の子な訳がないだろ!!

>お持ち帰りしたい

>していいですか?

>どけ!俺がお兄ちゃんだ!!

>どけ!私がお姉ちゃんだ!!

>お兄ちゃんお姉ちゃんが大量発生してて草

「まあ私も眠くなってきましたし寝ちゃったら配信閉じれないのでそろそろ終わりますかね」

>ブイダンジョンでこんな平和な光景が見れるとは

>てかマジで起きる気配ないな

>前のダンジョン配信とこの配信を見たらギャップでガチ恋勢が増えそう

>それな

>ここまで無防備だと悪いやつに騙されそ

>多分俺ルイジンが推しの女性Vtuverでも嫉妬しないと思う。

>↑そのままてぇてぇなぁってなりそうよな

「てことで配信を閉じます。ここまで見てくださりありがとうございました。」


この後、天海天空の悲鳴集や寝息集の切り抜きが100万回再生を超えたとか超えてないだとか、、、


--------------------

あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

1200PV行きました!!本当にありがとうございます!!

これからもよろしくお願いします!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る