第二話〜事情説明〜
そうして僕は、現在天坂さんの家に来ている。一軒家でかなり広く家具やよく分からない形をしたガラスのような物などかなりいろいろな物がある。全部聞くのは、流石に迷惑だと思ったのでとりあえず
「この薄いガラス板は何ですか?」
「ええ!知らないの?!」
何故かすごく驚かれてしまった、、
「は、はい始めてみます、、」
「これ初めて見る人いるんだぁ、、、」
「これはテレビって言うの、この薄い板から光が出て来て別の場所や物を映像としてうつしてくれる物なんだよ」
「へえ、、動力は何を使っているんですか?」
「昔は、電気だけだったけど今は電気と魔力のハイブリッド形だね」
「そうなんですね」
「まあ、それは取り敢えず置いといてまずは、君のことについていろいろ聞かせてもらうね?」
「はい分かりました」
「まず何であんなところで倒れてたの?まあある程度想像できるけど」
「それは、想像の通りにご飯を食べていなかったからですね」
「まあそうだよねー。じゃあ、帰る場所、家はある?」
「無いですね、、、」
「家出したとかではなく?」
「はい」
「取り敢えず分かった」
「どうしてあそこにいたの?」
「それは、歩いてたら、、、」
「質問を変えるね」
「今の時代、君の年齢で家出じゃなく帰る場所、家が無い子なんていないんだよ」
「う、そうなんですか、、、」
「正直に答えて、どこから来たの?」
「言って信じてもらえるか分からないんですけど、、、」
「取り敢えず言ってみて」
「家に入れてもらったし、正直に話しましょう」
「僕はこことは、違う別の世界線から来ました」
「まあだよねー帰る場所ないのとテレビ知らないので何となく察してた」
「けど信じるかはまた別問題なんだよね」
「まあ信じるか信じないかは置いといて、もしそれが事実だとしてどうやってこの世界線に来たの?」
「それは僕の力でランダムに世界線を移動していてそれでたまたまこの世界線に来た感じですね」
「その力はどんな力なの?」
多分世界線移動とか出来るんだからやばそうだけど、、、
「時空間を司る力ですね」
はい、アウトー明らかにやばそう。
「異空間に物を入れたりすることは?」
「出来ます」
「じゃあ何でご飯が入ってないの?」
「世界線移動すると中身なくなるんですよね」
「だから、、、」
「まあ倒れてたわけですね」
「今その力は、使える?」
「はい」
そういって空中に何ヶ所も黒い先の見えない穴を出現させる。
「その力は私たち人間に使わない?」
「はい使いません。もちろんですよ」
「うーーーーーーーーーん」
「わかった取り敢えず信じるよ!」
「ほんとですかありがとうございます!」
目の前の子がパーーと目を輝かせる。
うーんとりあえず住民票や戸籍のあたりどうにかしないとなぁ。
「カワイッ」
「?」
「お、おっほん、じゃあこの世界の仕組みというか、どんな感じかを教えるね!」
「はーい」
「まずこの世界には、十数年前からダンジョンが出現していて、難しさがダンジョンによって変わるの。勿論難しいほど報酬がよかったりするけどね。スキルやアイテム装備がもらえるよ。難易度は、簡単な方から
E級ダンジョン
D級ダンジョン
C級ダンジョン
B級ダンジョン
A級ダンジョン
S級ダンジョン
があるよ。」
「探索者のランクは、E、D、C、B、A、S、SSまであるんだけど」
「アイテム系は、初級、中級、上級、超級の四段階で、ポーションだけエリクサーみたいな例外があったりするよ」
「難易度も例外あったりするけどねー」
「へえーそうなんですね!」
「世の中私みたいにダンジョンを配信したりする人もいるんだよ」
「天坂さんは、配信しているんですね!」
「ちなみにランクはSSだよ凄いでしょーー」
「おおーー!」
「前君がいた世界は、どんな感じなの?」
「何というかここより文明レベルが低かったりしたところでしたね」
「話はここまでにして今から私が所属してる事務所に連絡して君の戸籍やらもろもろをどうにかするから少しの間泊まって良いよ!」
「良いんですか?」
「もちろん!」
「ギルドへの登録もしないとなぁーー」
「とりあえずもう今日は遅いし寝よっか」
「はい分かりました」
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あとがき
会話が多くなってしまった、、、
キリよくしようとすると結構刻んでいかないといけないから一話が短くなっていっている、、そのかわり頻度は、高くなるんじゃないんですかね知らんけど
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
主人公の力がわかりましたね!!
「どうもーー」
透くん?!
もう来たの?!
「ひとつ聞いて良いですか?」
良いよー
「1000年近くこの世界線に来なかったのは?」
面白そうだったから
「あ、はい分かりました」
ここの記憶は、忘れてくだしあ
まあ楽しんでねーー
ダンジョンそこそこ先になりそ、、、
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