ボドゲのすすめ

7ゲーム目 JUST ONE

　今回ご紹介するのは海外産のボードゲーム『JUST ONE』です。

　プレイ人数は3～7人。

　所要時間は20分(※慣れている場合)

　対象年齢は8歳以上……×1.5くらいした方がやっぱりいいと思います。

　文字数の関係でざっくりとした説明になるので気になる方は調べてみてください。

　このゲームは皆が力を合わせて遊ぶ協力型のゲームです。

　このゲームでは、まずプレイヤーのひとりが「回答者」となり、自分だけが見えない秘密の言葉を一つ、ランダムに決めます。

　秘密の言葉の選択肢はカードに記載されていて、5択の中から回答者が「4番目」等と言って、決めます。

　他のプレイヤーは提示された言葉を回答者が答える事ができるように、ヒントを考えてホワイトボードなどに書きます。

　ただし、他の人とヒントが被ってしまった場合、そのヒントを回答者が見る事ができなくなります。もちろん、ヒントを考える時に他のプレイヤーと何を書くか相談する事は禁止です。

　見事回答者が当てる事ができればクリアです。

　子どもたちと遊ぶ時には、ランダムで選ぶのではなく、選択肢の中で皆が知っている言葉を大人が選びます。小学校高学年でも知らない単語はいくつかありますから。

　勝ち負けにこだわりがある子も、このゲームならみんなと仲良く遊ぶ事ができる時もありました。

　まあ、どうして間違えるのか、と相手を非難したり「なんでこんなにヒントが被ってるの！」と責めたりする事もありますが……。

　また、小学生～高校生までの子たちを交えて遊ぶと、高校生が知らなくて小学生が知っている事もあってそれはそれで面白かったです。

　なにより驚いたのは、子どもたちはそこまでヒントが被らないんですよ。一緒に遊ぶ大人同士の方が被ってしまう事が多くてびっくりしました。

　大人はあれこれ考えすぎてドツボに嵌ってしまうのかもしれませんね。