1ゲーム目 カタンの開拓者たち

 一番最初にご紹介するのは『カタンの開拓者たち』というゲームです。僕の中でボードゲームと言えばこれ、と思い浮かぶくらいには有名なドイツ発のゲームです。

 

 まあ、有名っていうイメージがあるだけで実際に遊ぶ事はそこまでないんですけど。




 プレイ人数はスタンダード版であれば3~4人。


 所要時間は40分から60分(※慣れている場合)。


 対象年齢は10歳から(×1.5くらいで考えた方が良い)。


 世界のボードゲームの中で2000万個以上の販売数を誇るゲームだそうです。


 拡張版もいろいろ出ているからたくさん手に入れました。


 でも、そのほとんどをやってません。


 だって皆「スタンダード版だけでよくね?」って口を揃えて言うから……。


 せめて一回くらいは遊んであげたいなぁ、と思いつつ航海者版のルールブックを時々見返しています。


 都市と騎士版は少し前に「このまま寝かせたままだとゲームが浮かばれないから! 供養させて!」と友人たちを拝み倒してやってもらいました。


 …………僕もスタンダード版だけで良いと思います。




 ゲームのルールはカクヨムコンの文字数の関係で省略……したいけど、ざっくりと。


 細かい所はYouTubeとかでプレイ動画が出てると思いますから、気になったら見てみてください。


 自分の手番になったらまずは2つのサイコロを振ります。


 出た目によって、資源が得られる土地が決まり、その土地の近くに開拓地や都市を所有しているプレイヤーには土地に応じた資源が貰えます。


 集めた資源は主に、開拓地を増やしたり、街を成長させたり、道を拡張したりするために使います。


 そして街の数や道の長さなどを競い合って、目標のポイントを先取した人の一人勝ちのゲームです。


 何をするにも資源が必要ですけど、サイコロを振るだけでは必要な資源が集まらないのが普通です。


 そういう時のために、プレイヤー間で「資源の交易」を行う事が出来ますが、これが一番面白い所であり難しい所だと僕は思います。




 小学生~中学生の子たちにカタンで遊んでもらった時の事です。

 

 最初、誰も交易をしようとしませんでした。きっと、相手に有利になってしまうから、と考えてしまうんでしょうね。


 交易するように促しても、相手の足元を見た交渉じゃなくて「木が一枚欲しいの? 石を一枚と交換だったらいいよ」って等価交換してるんです。


 大人同士でやるとそんな優しい交易を見た事がないんだけどなぁ。


 回数をこなせばだんだん分かってくるんでしょうか。


 対象年齢である子たちを3〜4人集めて遊ぶのはなかなか難しいんですが、いつかもう一度遊ぶ事ができるのなら、交渉の醍醐味を感じる事ができるようにサポートをしてみようと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る