第2話 どうしますか?
グゥゥゥゥーーギュルルルル
お腹の音で目を覚まし、水の音がする方へとノタノタ四つん這いで移動し手探りをしつつ水を飲む
「ん~~~!!!んあぁ!」
ジタバタ足を動かし、水の美味しさに感動し、また水を溜めるべく位置を手探りで調節する
「んー!ちょー」
今日のする事、寝床に焚き火に食料調達だが、何が居るか分からない場所
「んー[にゅきゅありゅ、ち、ち、あー、みょちょー!]んーんー」
まず、考え、この甦った記憶を頼りに、火種を作るため何度も繰り返し
「あー[ちやうにょ!?]んー・・」
火を着けようと枝を擦り付けたり
「ふぅーうーうん」
木と木を擦れば火が着く、そんな知識しかなく擦るがそもそもが3歳児の小さい身体出来るはすがなく生肉を食べるしか無い状況に
「ハァー・・・」
美味しいけど噛み切りずらい生肉、水も少なく魔法があれば、そう考えて仕方の無い状況、何も無い何も出来ない、あるのはアイテムボックスだけ
「んー?[ちょーちよー?]」
これからどうしたらいいのだろうかと考え
入り口から少し顔を出し周りを確認して、昨日は出来なかった近場の探索と食べ物や水分補給出来るものを探す
時よりグルルと遠くで獣の鳴く声が聞こえ、洞窟の入り口へ引き返し
何か自身の使える知識ないかと、考えていると、魔法は創造力?魔方陣的なものが必要?呪文必要?、自身の記憶に不安に思う
入り口に少し入った所で座り焚き火しようと用意していた枝を手に出したりしまったりを繰り返し考え、考えても分からず、昨日の続きのように火出そうと気合いを入れて踏ん張り
「!?ちっち~~~!!!うー」
入り口から2歩でた場所で努力空しく膀胱は崩壊した
「あ゛ぁー・・・」
下半身気持ち悪さにポロポロ涙が溢れ声を出して泣き始める、幼児の感情抑えることも出来ず泣き続け喉が渇き、少し冷静になり
「みじゅー、みじゅー、みじゅー」
微かに身体から何かが抜ける感覚と下半身がさらに濡れてきた
「あーた!んー!!みじゅー」
さらに手に水出す、量は少ないが何度も繰り返し口に運び、濡れたズボンと下着を脱ぎ下半身を洗い、ズボンと下着も洗い、微かに凹んでいる岩場にズボンと下着を起き、羽根を出して焚き火の前に泣き疲れ眠いが火を出すために気合いを入れる
先程感じた感覚を忘れずに火を
「ち、ち・・・・んー?ち!」
手の平に砂粒が小さい赤く光、消えのを確認して木屑を手の平に乗せもう一度火を生み出す何度も何度も繰り返し
「あーた!!ん~~!!フーフー」
手の平の木屑に燃え始め消えないように焚き火用に準備していた場所へ、ただ焚き火などやったこともなく枯れ葉や枝を集めて置いた場所とも言えるがそれでも何とか火が着き、外に一度出て肉を切り取り新たに枝に肉を刺し、地面に突き刺し肉を焼きつつ、大きめの枝を取り出しナイフ替わりの爪で削っていく
「んぁ?ふぁ~」
いつの間に寝ていた事に気がつき、魔法で水をだし飲み、お肉を見る片面焦げ、爪ナイフで、除去し小さく切り食べながら考え
魔法の水より湧き水?湧き雫?の方が美味しいと感じ、肉は少し焼きすぎてしまったが美味しいく、不安だった水と火は大丈夫になり
次は安定の為に食料調達と寝床を整えよう、下半身丸出しのままだが羽根を敷いているが地面が若干濡れていて冷たい為、外に出て手頃?な大きさの木に今度は風魔法生み出し
[りゃにぁりゃ]
そうそうに諦め枝を集め、肉に残っている千切欠けた足を切り取り、羽根や翼の羽根抜いては仕舞いを繰り返し疲れてきたので休憩をし、魔法に付いて考える。
先程風も魔法で生み出せたが、そよ風にも満たない物で、風魔法を使いたいのは木を倒したり出来るし、水は飲める分と洗い物でも使うから練習優先度は低い、火は着く事は着くので問題無い、今は風魔法の練習をしよう爪ナイフで木に溝堀り風魔法で削りカスを飛ばせてないが飛ばす練習、魔法を使っていて体から何かが抜けていく感覚が徐々に大きくなり怖くなって練習を中断し、風も一応生み出せる、抜けていくのが魔力?
わからない事は一旦置いておいて、オレンジ色に染まっていく空を見上げる
[ちえー]
身体中まだ痛いが今生きているし、美味しい食事にありつけてる事に感謝し、夕食に串焼き肉と黄色い小さい果物食べて、また、木の器作りをしながら風魔法の練習と休憩をしつつ眠くなり寝床に羽根を追加で敷き、半乾きの下着とズボンを履き、寝ることに
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