真実の鏡
もっちゃん(元貴)
報告
ここは、とある山にある山頂展望台。
ある企業が、この展望台を観光名所にしようとつい最近、鏡を設置した。
この鏡は、ただの鏡ではなく、なんと人の裏の顔が鏡に映るのである。
どういうことかと言うと、おっと!ちょうど客が来たからこの女性で、説明することにしよう。
見るからに清楚な感じの女性だが、
「この鏡が、今話題の鏡ね!」
スマホを片手に動画を撮影を始めようとしている。
「私の裏の顔とかないと思うけど‥‥」
鏡の起動ボタンを押す女性。
ーーーカシャ!
音がした後
「あなたの裏の顔はコレです!!」
画面にでたのは‥
『鬼』
「えっ! ちょっとなんで私が鬼にならないといけないのよ!ふざけてんじゃねぇーよ!!」
女性は、鬼の形相で鏡にスマホを投げつけて鏡を割ってしまった。
ほら!これが、設置されて1か月で稼働停止になった鏡の末路さ!
鏡は、真実しか映していないけどね。
以上、すべてを頭上から見ていた防犯カメラからの報告でした。
真実の鏡 もっちゃん(元貴) @moChaN315
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます