第12話中盤戦
取り敢えず整理しよう、まず俺は今エジプトにいる。周りを見渡せば一面砂漠、目を細めればピラミッドが見える
闇野「また凄い所に来たな…」
取りあえず建物がある所まで移動するか、観光地だし建物位すぐ見つかるだろ、そう思い俺は歩きだした。道中スマホが何度か鳴ったが無視する事にした。どうせ先輩からだし…疲れたから少し一人になりたい。まあまあ歩いた所にお土産屋さんが連なっている場所を見つけた
闇野「やっと店があった…喉渇いたし取りあえず水を、後は昼はさっき食べたから…この店でゆっくりしながら考えるか…」
そう思い水を飲みながらこれからの動きを考えていると
天使「そんなに悠長にしてると…」
天使が何か言いかけたその時?!何かが物凄い速度でこちらに向かって来た
闇野「何だありゃ?!犬?いや狼に近いな、でも色が独特というか…てかそんな事より、シールド」
俺は慌てて店の周りに障壁を作った。ドゴン!
狼に似た動物はシールドに当たり倒れた…
闇野「これなんだ?」
天使「これは
闇野「何でそんなのがここに?」
天使「このゲームは人間が50人以下になるとゲームの進行を早める為に神獣が投下される仕組みになってるんだ」
闇野「俺みたいにハイドするやつを減らすためか?」
天使「多分?ちなみに同じ場所にずっといると匂いを探知してより強い神獣が現れるから気をつけて」
闇野「了解。他に変更点は?」
天使「神獣の群れがフィールドを囲むように配置されてて時間が経つとその群れが広がってく位かな?」
闇野「ストーム見たいな物も追加されると…」
本気で数を減らしに来たか…取りあえずまだここにいても問題は無さそうだな、作戦を考えてから移動するか。まぁ作戦と言っても細かく移動しつつ戦いを避ける位だが。
闇野「なんとなく方針は決まった。まずここを離れよう」
そう言って俺は店を出た。それから少し歩いた所で…
神姫「助けて〜」
こうなるんだよな〜そこにはオークに追われている神姫がいた。はぁ〜なんで僕は
闇野「こんなのばっかに遭遇するんだよ」
そう言ってオークと神姫の間に障壁を貼った。
闇野「大丈夫ですか?」
そう言って手を差し伸べて見るが
神姫「……下僕にしてはよくやったわ」
そう言うと神姫は僕の手を無視して立ち上がった。こいついちいち鼻につく
闇野「取り敢えず逃げますよ」
そうこんなところで喋っている余裕はない、もうオークも起き上がり始めている
神姫「あんなやつ倒せばいいじゃない」
さっき逃げ回ってた人のセリフとは思えないなー
闇野「倒すメリットが無いんですよ。いいから走って下さい」
もしオークを倒したとしてその時間その場に拘束されるわけだからより強い神獣が来る、そうなると後は負の無限ループそれにそんな事していたらストームが近づいてきて完全にゲームオーバーだ。やっぱ逃げるのが最善だな
それから少し走り
剣真「お前とはよく会うな」
剣と鉢合わせていた…
闇野「あ~~マジで!今回運なさ過ぎだろ?!」
初っ端神獣に襲われるは、神姫に会うは、挙げ句の果てに剣と鉢合わせ?!どうなってんだマジで、そう思い絶望していると…
桜木「そうでもないぞ?」
そう言って先輩が援護してくれた。ルイン無視したり共闘を否定しておいて何だが…よし3対1なら勝ち目がある
闇野「そうみたいですね!」
こうして俺達VS剣の戦いが始まるのだった
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