第8話 生きてる男
闇野「取り敢えず距離を」
あの斬撃は剣のだ、今剣に出会うのは無し、とにかく距離を…
闇野「…待てよ?」
何であいつはあんな堂々と斬撃を出したんだ?よく考えると、あいつは俺の性格を知っているから攻撃が見えたら俺が逃げる事なんて簡単に予想出来たはず、じゃあ何故あんな事を…ある事に気づき俺は走り始めていた
天使「何で敵の方に向かってるの?」
そうあの斬撃の方にな!一か八かだが
闇野「多分あいつの狙いは、俺が逃げる事にある」
天使「?」
闇野「まず、あいつは俺の居場所を知らない、だからある程度範囲を絞る必要がある。だから俺が攻撃から逃げる性格なのを利用して範囲を絞ろうとしたんだ。」
天使「だからその逆をついてあの斬撃に近づくって事?それ相当ギャンブルじゃ無い?」
闇野「まぁ居たら居たで何とかする…」
出来るかな〜
そして俺達は斬撃が上がった場所についた。
闇野「取り敢えず剣は居ないな」
良かった〜〜〜〜!居たらどうしようがと思った。
そんな安堵している俺達はの前に捕食者の声が聞こえて来た。
蛍火「お前がこの攻撃の犯人か?だったら俺と勝負しようぜ?」
何だこいつ?いかにもバトルジャンキーな感じだな体中に怪我あるし結構ヤバいの引いた?
闇野「あいにくこの攻撃は俺じゃない他を当たってくれ」
蛍火「何だ~お前じゃ無いのか~でもまぁここに来るって事は、お前も戦いを求めてきたんだろ?なら俺とやろうぜ」
あれ~?この展開はヤバいのでは…
闇野「出来ればお断りしたいのですが…?」
蛍火「やだ、そんな逃げ腰なら俺から行くぞ!」
そう言うと男は火花を散らし俺に瞬時に近づいてきた
蛍火「
速?!取りあえず
闇野「シールド!」
ドゴ、突っ込んで来た男が俺の障壁にぶつかった
蛍火「何だ?これ見えねぇ壁?邪魔くせぇぶっ壊す」
蛍火「
男の手に炎が集まり爆発した?!その衝撃で一気に拳を加速してきた?!さっきの速さの原理はこれか!まぁ
闇野「分かったとこでどうにかなるわけじゃ無いんだが」
次の攻撃に身構えていると…
蛍火「あり?壊れねぇ?頑丈だなこれ」
まじ?!剣がバコバコ割るから忘れてたけど俺の能力クソ硬いんだった?!そして今ので確定した。
闇野「お前なら俺でも倒せる!!このまま追い込む!シールドキューブ!」
俺は障壁で男を囲おうとした…
蛍火「そう簡単には捕まんねぇよ」
バン、バン、バン
炎の圧縮からの爆発ですぐに抜け出しやがった!それにめちゃくちゃジグザグに動くから捉えにくい…なら、あれを試してみるか…
ドテ
闇野「あっ」
コケてしまった…
蛍火「もーらい!!」
蛍火めちゃくちゃニマニマした顔で向かって来る
ドガガガ!!
炎が俺の目の前で爆発した
闇野「その言葉そっくりそのままお返しするぜ!」
爆煙の中から俺が無傷で出てきた
蛍火「クソが!またこの壁かよ!」
蛍火は脱出の準備を初めていた
闇野「逃がさねぇよ!包めシールド!!」
俺の前に貼った障壁が蛍火の方へ丸まり蛍火を包んだ
闇野「つーかーまーえーたー」
蛍火「は?!出られねぇ?!出せよクソが!」
闇野「出せって言って出すバカがどこに居る?出すわけねぇだろバーカ!!」
蛍火「こんなのぶっ壊してやるよ!」
闇野「無理だろ多分、分かってんだよあんたの能力の弱点」
蛍火「?」
闇野「自傷ダメージあんだろ?」
蛍火「?!」
闇野「俺があんたに合って最初目についたのが体の傷だ。いくらバトルジャンキーでも傷が多すぎる、火傷もいくつかあったしな、それにアニメの鉄則だろ?炎キャラの自傷ダメージ。」
蛍火「……」
闇野「図星だな。でだ?今あんたの周りの障壁の広さは人1人入るギリギリ、そんでもしあんたの最大出力で障壁を破壊出来るとしても、この広さと自傷ダメージの関係上最大出力は出せない。よって俺の勝ち」
こいつをこのままにすることは出来ない…やっぱ
闇野「殺すしか無いよな…シールド・プレス」
蛍火の周りの障壁が徐々に小さくなっていく
蛍火「……ここで何もしなきゃ死ぬ、だったら!全力でぶっ壊す!!」
闇野「?!」
ヤバい?!急いで潰さなきゃ
障壁の縮小が早くなる
蛍火「もう遅せぇよ!!最大出力!
ゴゴゴゴゴ
爆音と共に煙が立ち上った
蛍火「なんだ、案外簡単に壊れんじゃねぇか」
闇野「あんた、何者だよ」
煙が晴れると、そこには体中火傷だらけの強者がいた
蛍火「あっそっか?まだ名乗ってなかったな俺は
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます